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領収書とレシートの違い!税務上の取り扱いと注意点を解説

こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんの日常生活でよく目にする「領収書」と「レシート」について、その違いを徹底解説していきますね。

買い物をした時に「レシートは必要ですか?」「領収書をお願いします」なんて言葉、よく使いますよね。でも実は、この二つの違いをハッキリと説明できる人は意外と少ないんです。ボクも最近まで「なんとなく領収書の方が正式なもの」と思っていましたが、調べてみると面白いことがわかりました!

\ え!?まだ買ってないんですか? /

目次

領収書とレシートの基本的な違い

まず、領収書とレシートの基本的な違いについて見ていきましょう。

レシートは、レジから自動的に印刷される感熱紙の紙片で、購入した商品の品名、単価、個数などが詳細に記載されています。一方、領収書は、支払いを証明するために手書きで記入されることが多く、宛名や但し書きが記載されているのが特徴です。

実は、英語では両方とも「receipt(レシート)」と呼ばれていて、日本のように区別する習慣は海外にはないんですよ!これって意外と知られていない事実ですよね。

記載内容の違い

領収書とレシートの最も大きな違いは、記載されている内容です。具体的には以下のような違いがあります:

レシートには宛名がなく、領収書には宛名が記載されているという点が最大の違いです

また、レシートは商品ごとの詳細(品名・単価・個数)が記載されているのに対し、領収書は合計金額と簡単な但し書き(「お品代として」など)が記載されていることが多いです。

さらに、領収書には通常、発行者の印鑑が押されていますが、レシートには印鑑はありません。

税務上の取り扱いの違い

ここで気になるのが、経費精算や税務上での取り扱いですよね。結論から言うと、税法上は領収書とレシートに違いはなく、どちらも経費精算の証憑(しょうひょう)として使用できます

むしろ最近では、レシートの方が人の手を介さずに自動的に発行され、商品の詳細も記載されているため、不正防止の観点からレシートの方が信頼性が高いと考えられることもあるんです。

ただし、会社によっては独自のルールで「経費精算には領収書が必要」としている場合もあるので、所属する会社のルールを確認しておくことが大切です。

両方発行してもらうとどうなる?

お店で買い物をした際に、レシートと領収書の両方を発行してもらうことはできるのでしょうか?

実は、多くのお店では両方を同時に発行することを避けています。なぜなら、同じ取引に対して両方の証明書を発行すると、二重に経費精算されるリスクがあるからです。これは不正使用につながる可能性があり、発行した側が「有印私文書偽造」の罪に問われることもあるんです。

もし誤って両方受け取ってしまった場合は、同じ取引であることを明確にして、二重請求しないように注意しましょう。

長期保存する際の注意点

レシートは感熱紙で印刷されていることが多く、時間が経つと文字が消えてしまうことがあります。大切な経費の証明になるレシートは、コピーを取っておくか、スキャンしてデータとして保存しておくことをオススメします。

一方、領収書は通常の紙に印刷または手書きされているため、長期保存に適しています。ただし、手書きの領収書は改ざんのリスクがあるため、金額の前には「¥」マーク、後ろには「ー」を引くなどの工夫が必要です。

経費精算に使えないケースと対処法

バスや電車などの交通費、香典やお祝いなどの慶弔費、自動販売機で購入した飲料代など、レシートや領収書が発行されないケースもありますよね。

こういった場合は「出金伝票」を発行することで対処できます。出金伝票には日付、金額、取引相手の氏名、取引内容を記載する必要があります。慶弔費の場合は招待状や祝儀、香典のコピーなどを併せておくと信用性が増しますよ。

ただし、出金伝票はレシートや領収書に比べて優先順位が低いため、金額が大きくなると税務署の審査で認められない場合もあります。できるだけレシートや領収書を保管しておくことが大切です。

まとめ:領収書とレシートの違いを理解しよう

ここまで領収書とレシートの違いについて解説してきましたが、いかがでしたか?

改めて整理すると:

領収書には宛名があり、レシートには宛名がない

領収書は手書きが多く、レシートは機械印刷

税法上は両方とも経費精算の証憑として有効

レシートは感熱紙のため長期保存に不向き

両方同時に発行してもらうのは避けるべき

日常生活ではあまり意識しないかもしれませんが、特に事業を行っている方や会社員の方は、経費精算の際に知っておくと便利な知識ですね。

皆さんも今日からレシートと領収書の違いを意識して、適切に保管・活用してみてください!

本日の名言をお届けして締めくくります。

「案ずるより産むが易し」

心配するよりも実際に行動してみると、意外とうまくいくものです。経費精算も最初は面倒に感じるかもしれませんが、コツをつかめば簡単ですよ!それでは、また次回のミーミルメディアでお会いしましょう!

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