こんにちは！ミーミルメディア編集長のしげっちです。春の訪れを感じる季節になってきましたね。皆さんは桜と梅の違いをパッと見て分かりますか？「あれ？これって桜？それとも梅？」なんて迷った経験はありませんか？
実はボクも以前は全然区別できなくて、子どもに聞かれて「えーっと…」と答えに詰まったことがあります（笑）。そこで今回は、桜と梅の違いについて花びらの形や幹の特徴、咲き方などの見分け方を詳しくご紹介します！
花びらで見分ける！桜と梅の決定的な違い
春のお花見シーズン、ピンク色の花が咲いていると「わぁ、桜が咲いた！」と思いがちですが、実はそれが梅かもしれません。一番簡単な見分け方は花びらの形です。
桜の花びらは先端に切れ込みがあり、シャープなハート型をしています。まるで「ギュッ」と真ん中から二つに割れているような形なんですよ。一方、梅の花びらは丸みを帯びていて、切れ込みがありません。丸くてフワッとした印象です。
また、桜は花と枝をつなぐ「花柄（かへい）」と呼ばれる緑色の軸が長いのが特徴。この花柄のおかげで、桜の花はふわふわと揺れ動きます。対して梅は花柄がほとんどなく、枝に直接くっついているように見えるんです。
幹や咲き方でも判別できる！桜と梅の特徴
花だけでなく、幹や咲き方にも明確な違いがあります。
幹の違い
桜の幹は赤茶色で、ゴツゴツとした横縞模様が特徴的です。たたいてみると、中が空洞になっているため軽い音がします。一方、梅の幹は黒ずんでいて、比較的ざらついた質感があります。
咲き方の違い
桜は一つの節から複数の花が集まって咲くことが多いです。枝先に花がたくさん集まって咲く様子は、まさに「花見」にぴったりの豪華な光景を作り出します。
対して梅は、一つの節から一つの花だけが咲きます。枝に沿って一つずつ花が咲いていく様子は、控えめながらも凛とした美しさがありますね。
開花時期も違う！桜と梅のベストシーズン
桜と梅は開花時期も異なります。梅は早咲きで、一般的に1月下旬から4月下旬にかけて咲きます。寒い冬の終わりを告げる花として親しまれていますね。
一方、桜は3月中旬から5月上旬にかけて咲きます。地域や品種によって多少前後しますが、日本の春を代表する花として、入学式や新年度の始まりを彩ります。
葉の出方でも見分けられる！
もう一つの見分け方として、葉の出方があります。桜は花が咲き終わった頃から初夏にかけて葉が茂ります。つまり、満開の桜を見ているときは、基本的に葉はまだあまり出ていません。
一方、梅は花が咲き終わってから葉が出てきます。梅の花が咲いているときは、ほとんど葉がない状態なんです。
春の公園で桜と思っていた木が、実は梅だったと知ったときはビックリしました。でも花びらの形を見れば一目瞭然！今では子どもに自慢げに教えています。（女性/40代前半/主婦）
桃と杏も似ている！バラ科の花の見分け方
ちなみに、桜や梅と間違えやすい花として「桃」と「杏」もあります。これらもバラ科の植物で、花の形が似ています。
桃の特徴は、花と葉が同時に開くことと、一つの節から2つの花が咲くことです。花びらは切れ込みがなく、先が尖っています。幹は白っぽくてツルツルしており、斑点模様があります。
杏は花びらに切れ込みがなく、がくが反り返っているのが特徴です。一つの節に複数の花が咲くため、桜と間違えやすいですが、花びらの形で見分けることができます。
まとめ：春の花を楽しむコツ
春のお散歩やお花見の際には、ぜひこれらの特徴を思い出して、桜なのか梅なのか、はたまた桃や杏なのか、見分けてみてくださいね！花の形や幹の様子、咲き方をじっくり観察すると、自然の素晴らしさをより深く感じることができますよ。
子どもと一緒にお花見に行くときは、「この花、桜かな？梅かな？」とクイズ形式で楽しむのもオススメです。ボクの子どもたちも、花の見分け方を覚えてから、春の散歩がもっと楽しくなったと言っています！
皆さんも春の花をスッキリ見分けて、季節の移ろいを感じてみてくださいね。
「知識は力なり」 – フランシス・ベーコン
今日も素敵な一日をお過ごしください！
