こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんが気になる「OB」と「OG」の違いについてお話ししたいと思います。学生時代の部活やサークルでよく耳にする言葉ですが、実は意味をキチンと理解していない方も多いんですよね。特に就活シーズンになると「OB・OG訪問」という言葉をよく聞くので、この機会にしっかり理解しておきましょう!
OBとOGの基本的な意味と違い
「OB」と「OG」、この二つの言葉、普段何気なく使っていますが、実はどちらも「卒業生・先輩」を意味する言葉なんです。でも、決定的な違いがあります。
「OB」は「Old Boy」の略で、男性の卒業生を指します。一方、「OG」は「Old Girl」の略で、女性の卒業生を指すんですね。つまり、OBとOGの違いは単純に性別だけなんです!
例えば「○○大学のOB」と言えば、その大学を卒業した男性のことを指しますし、「△△部のOG」と言えば、その部活動に所属していた女性の卒業生を指します。
ただし、注意点として、時々「OB」という言葉に女性も含めて使われることがあります。例えば「○○大学OB会」というと、男女問わず卒業生全体を指す場合もあるんです。でも、女性に対して「OB」と呼ぶことを気にする方もいるので、女性の卒業生に対しては「OG」と呼ぶ方が無難でしょうね。
英語圏での使われ方
ちなみに、この「OB」「OG」という言葉の使い方は日本特有の表現なんですよ。英国では卒業生を「old boys」や「old girls」、「OB」と呼ぶことはありますが、「OG」はあまり使われないようです。
アメリカでは男性の卒業生は「Alumnus」、女性は「Alumna」と呼ぶのが一般的です。英語圏全体で通じる言い方としては「a graduate of ○○ University」(○○大学の卒業生)という表現があります。
OB・OG訪問とは何か?
就活生の皆さんにとって特に重要なのが「OB・OG訪問」ですよね。これは、就職活動中の学生が、自分が志望する業界や企業で働いている先輩(卒業生)に会って話を聞く活動のことを指します。
昔は自分と同じ大学の卒業生にのみ話を聞くことが主流だったため、「OB・OG訪問」と呼ばれるようになりました。しかし、現在ではインターネットの発達により、必ずしも同じ大学の卒業生だけでなく、さまざまな社会人に話を聞くことができるようになっています。
OB・OG訪問の目的
OB・OG訪問の主な目的は、企業の説明会やウェブサイトでは知ることのできない「リアルな情報」を得ることです。実際に働いている人から直接話を聞くことで、職場の雰囲気や実際の仕事内容、やりがいや大変さなど、内部の生の声を聞くことができます。
また、業界全体の動向や、その企業の強みや弱み、社風などについても詳しく知ることができるので、自分がその企業や業界に向いているかどうかを判断する材料になります。
男性と女性で質問内容を変える?
企業や業界の一般的な内容については、OBでもOGでも違いはありません。しかし、「産休はどれくらいの期間取得できるの?」「産休後復職している人はどれくらいいるの?」といった女性特有の質問をしたい場合は、OG(女性の卒業生)を訪問する方が良いでしょう。実際の経験に基づいた回答が得られる可能性が高いですからね!
OB・OG訪問のメリット
OB・OG訪問には、就活生にとって多くのメリットがあります。
まず、企業の公式情報だけでは分からない「リアルな情報」を得られることが最大のメリットです。説明会や採用サイトでは語られない、職場の実態や社風、仕事の本音の部分を知ることができます。
また、OB・OG訪問を通じて業界や企業への理解が深まると、志望動機がより具体的で説得力のあるものになります。「なぜこの業界なのか」「なぜこの企業なのか」という質問に対して、表面的ではない回答ができるようになりますよ。
さらに、OB・OG訪問で良い印象を与えることができれば、その後の選考で有利になる可能性もあります。企業によっては、OB・OG訪問での学生の様子を内部で共有することもあるんです。
企業側のメリット
企業側にとっても、OB・OG訪問には大きなメリットがあります。早期から優秀な学生と接触できる機会になりますし、学生と企業のミスマッチを防ぐことができます。また、大規模な説明会を開催するよりもコストを抑えられるというメリットもあるんですよ。
OB・OG訪問の注意点
OB・OG訪問は有益な活動ですが、いくつか注意すべき点もあります。
まず、事前準備をしっかりと行うことが大切です。業界や企業についての基本的な情報は事前に調べておき、質問したいことをリストアップしておきましょう。何も準備せずに「とりあえず話を聞きたいです」というスタンスでは、相手の時間を無駄にしてしまいます。
また、約束の時間や場所はしっかりと守りましょう。社会人は忙しいので、時間を調整して会ってくれていることを忘れないでください。遅刻や無断キャンセルは絶対NGです!
そして、OB・OG訪問はあくまでも「情報収集」が目的です。「内定をもらいたい」という気持ちが前面に出すぎると、相手に負担をかけてしまいます。謙虚な姿勢で臨むことが大切ですね。
「OB・OG訪問では、質問力と傾聴力が試されます。相手の話をしっかり聞き、適切な質問ができると、より多くの情報を得られますよ」(男性/40代前半/人事担当)
OB・OG訪問の進め方
OB・OG訪問を効果的に行うためには、いくつかのステップがあります。
まず、訪問したいOB・OGを見つける方法ですが、大学のキャリアセンターや就職課に相談するのが一般的です。多くの大学では卒業生の名簿を保管しており、業界や企業ごとに検索できるシステムを持っています。
また、最近ではSNSやOB・OG訪問専用のマッチングアプリなども活用されています。LinkedInなどのビジネス系SNSで同じ大学の卒業生を検索したり、OB・OG訪問に特化したサービスを利用したりする方法もありますよ。
アポイントの取り方
OB・OGが見つかったら、次はアポイントを取ります。メールでコンタクトを取るのが一般的ですが、その際のポイントは以下の通りです:
- 件名は「○○大学△△学部 □□(あなたの名前)です。OB・OG訪問のお願い」など、一目で内容が分かるものにする
- 自己紹介をしっかりと行う(大学名、学部、学年、名前など)
- なぜその方に話を聞きたいのかという理由を明確に伝える
- 希望する日時を複数提案する(相手の都合に合わせやすくするため)
- 場所は相手の都合の良い場所を提案する(会社近くのカフェなど)
- 訪問時間の目安(1時間程度など)も伝えておく
当日の心構え
OB・OG訪問当日は、以下のポイントを意識しましょう:
- 時間厳守!(むしろ10分前には到着するくらいの余裕を持って)
- 服装はビジネスカジュアルか就活スーツが無難
- メモを取る準備(ノートとペン)を忘れずに
- 質問リストを用意しておく
- 相手の話をしっかり聞き、適宜メモを取る
- 最後にお礼をしっかり伝える
訪問後は、お礼メールを送ることも忘れないでくださいね。その際、訪問で得た学びや気づきについても触れると、より誠意が伝わります。
ボクも学生時代にOB訪問をしましたが、その時に聞いた話が就職先を決める大きなきっかけになりました。皆さんもぜひ積極的に活用してみてくださいね!
まとめ:OBとOGの違いを理解して就活に活かそう
今回は「OB」と「OG」の違いについてお話ししました。OBは男性の卒業生、OGは女性の卒業生を指し、その違いは性別だけということが分かりましたね。
OB・OG訪問は就活において非常に有益な活動です。企業のリアルな情報を得られるだけでなく、自分の志望動機を深めたり、選考を有利に進めたりする可能性もあります。ただし、事前準備や礼儀作法をしっかりと守ることが大切です。
皆さんも就活の際には、ぜひOB・OG訪問を活用して、自分に合った企業を見つけてくださいね!質問があればいつでもコメントしてください!
「人生において最も重要なのは知識ではなく、行動である。知っているだけでは足りない。望むだけでは足りない。行動しなければならない。」 – デール・カーネギー
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さんの就活が実りあるものになりますように!