こんにちは！ミーミルメディア編集長のしげっちです。最近、肩こりがひどくて整体に行ってきたんですが、「接骨院と整体院って何が違うの？」という疑問が湧いてきました。ボクと同じように悩んでいる皆さんも多いのではないでしょうか？今日はそんな疑問をスッキリ解決していきますよ！
整体と接骨院の基本的な違い
まず押さえておきたいのが、整体と接骨院の基本的な違いです。簡単に言うと、「整体」は全身の歪みを矯正して筋肉の疲労やコリをほぐすことが目的。一方、「接骨院」（整骨院とも呼ばれます）は専門の知識と手技で関節・骨・靭帯などの損傷を治療することが主な目的なんです。
接骨院と整骨院については名称が違うだけで、実際の施術内容や運営体制に違いはありません。ただし、法令上は「整骨」という名称よりも「接骨」が正式とされているようです。
資格の違いは大きい！
整体師と柔道整復師の最も大きな違いは「資格」にあります。接骨院で施術を行うのは「柔道整復師」という国家資格を持った専門家です。柔道整復師は江戸時代から伝わる「ほねつぎ」の技術を受け継いだ専門家で、骨折や脱臼、捻挫などの治療ができます。
一方、整体師は特に国家資格が必要なく、民間資格や無資格でも開業できるんです。整体関連の民間資格はいくつかありますが、いずれも国家資格ではありません。つまり、専門的な訓練を受けていなくても整体院は開業できてしまうというわけです。
施術内容の違い
接骨院と整体院では施術内容も大きく異なります。
接骨院では、主に急性の外傷（骨折、捻挫、打撲など）に対する施術を行います。手技による施術のほか、電気療法や温熱パック、固定などの治療法を用いることが一般的です。特に脱臼の治療ができるのが特徴で、無資格者が行うと靭帯や関節を傷つける恐れがあるため、有資格者のいる接骨院での「整復」が必要です。
整体院では、慢性的な肩こりや腰痛、姿勢矯正などを目的とした施術が中心です。体全体のバランスを整えることで、痛みの緩和だけでなく、再発防止や未然に症状を防ぐことも目指します。リラクゼーション効果も期待できるのが整体の特徴です。
保険適用の有無
お財布に優しいのはどっち？これも大きな違いポイントです！
接骨院では、一定の条件を満たせば健康保険が適用されます。例えば、スポーツや日常生活での突発的な怪我（1週間以内の急性症状）であれば、保険適用となることが多いです。自己負担額は初回で1,200円程度、2回目以降は500〜700円程度が目安です。
一方、整体院では保険適用外となり、全額自己負担となります。料金は整体院によって異なりますが、一般的に3,000〜8,000円程度です。時間制のコース設定（40分、60分など）があることも特徴的ですね。
どちらを選べばいい？症状別の選び方
「結局どっちに行けばいいの？」という疑問にお答えします！
接骨院がおすすめな場合
スポーツや事故によるケガ（捻挫、打撲、骨折など）
突然発症したギックリ腰
関節や骨の痛み
保険適用で施術を受けたい場合
ケガや外傷がある場合は、国家資格を持つ柔道整復師のいる接骨院がおすすめです。適切な処置を受けることで回復が早くなり、後遺症を防ぐことができますよ。
整体院がおすすめな場合
慢性的な肩こりや腰痛
姿勢の矯正
体全体のバランスを整えたい
リラクゼーション効果も期待したい
デスクワークによる慢性的な肩こりや腰痛に悩んでいる方は、整体で姿勢を整えたり、筋肉のバランスを調整することで、根本的な改善を目指すことができます。
保険診療のメリット・デメリット
接骨院の保険診療は1回あたりの負担が少なくて済みますが、保険適用内でできる治療には制限があります。電気治療、ローラーベッド、温熱パック、短時間のマッサージなどの簡易的な治療に限定されることが多いです。
症状が慢性化している場合や重度の症状の場合、こうした簡易的な治療ではなかなか改善しないこともあるため、長期間の通院が必要になることも。トータルコストを考えると、自費診療の整体院と大差ない場合もあるんですよ。
まとめ：あなたに合った選択を
接骨院と整体院、それぞれに特徴があることがわかりましたね。急性のケガなら接骨院、慢性的な症状や体のバランス調整なら整体院が向いています。
大切なのは自分の症状や目的に合った施設を選ぶこと。料金面だけでなく、施術内容や効果も考慮して選びましょう。また、整体院を選ぶ際は、施術者の経験や技術、口コミなどもチェックすることをおすすめします。
皆さんの体の不調が早く改善されますように！何か質問があればいつでもコメントしてくださいね♪
「健康であることの価値は、病気になって初めてわかる」 ― トーマス・フラー
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました！健康第一で、元気に過ごしましょう！
