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クリニックと病院の違いを徹底解説!入院施設と医師数が決め手

こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんが意外と知らないかもしれない「クリニックと病院の違い」について詳しくお話ししていきますね。

「病院」と「クリニック」、何となく違いは分かるような気がするけど、実はハッキリと説明できないという方も多いのではないでしょうか?ボクも最近まで「規模が違うんでしょ?」くらいの認識でした。でも実は、法律でキチンと定義されているんですよ!さっそく見ていきましょう!

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目次

クリニックと病院の決定的な違いは「病床数」にあり!

実は、クリニックと病院の最も大きな違いは「入院できるベッド(病床)の数」なんです。

医療法によると、病院は20床以上の入院施設を持つ医療機関と定められています。一方、クリニック(診療所)は19床以下、または病床がない医療機関のことを指します。

つまり、入院施設のベッド数が20以上あれば「病院」、19以下または入院施設がなければ「クリニック」というわけです。シンプルですね!

ちなみに、クリニックには「無床診療所」と「有床診療所」の2種類があります。

  • 無床診療所:入院施設を持たないクリニック
  • 有床診療所:19床以下の入院施設を持つクリニック

医師や看護師の人数にも違いがある

病院とクリニックでは、働いている医師や看護師の数にも違いがあります。

病院の場合、医療法施行規則によって最低3人以上の医師が必要と定められています。病床数が52を超える場合は、さらに計算式(病床数-52)÷16+3で必要な医師数が算出されます。

また、一般病床では入院患者16人に対して医師1人、患者3人に対して看護師1人の配置が必要です。

一方、クリニックは医師1人でも開業できるんですよ!もちろん、病床がある場合は看護師なども必要になりますが、病院ほど厳しい基準はありません。

施設の基準も異なる

病院として認められるためには、ベッド数だけでなく、以下のような設備も必要になります。

  • 各科専門の診察室
  • 手術室
  • 臨床検査施設
  • エックス線装置
  • 給食施設

これに対して、クリニックはこれらの設備を必ずしも持つ必要はないんです。だから、比較的小規模でも開業しやすいというメリットがあります。

診療費や料金システムの違い

「病院の方が診察料が高い」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、基本的な診療費は同じなんですよ!ただし、大きな違いがいくつかあります。

まず、大規模病院(200床以上)を紹介状なしで受診すると、「選定療養費」という特別料金がかかります。これは、大病院に患者が集中するのを防ぐための仕組みです。

また、病院では入院加算や手術加算など、専門的な医療行為に対する加算項目が多いため、結果的に診療費が高くなる傾向があります。

病院とクリニックの役割の違い

病院とクリニックは、それぞれ異なる役割を担っています。

クリニックは主に地域の「かかりつけ医」として、初期診療や軽度な症状の治療、健康管理や予防医療を担当します。特定の専門分野に特化したクリニックも多いですね。

一方、病院は重篤な症状や高度な医療技術が必要な治療を提供する役割を担っています。手術や専門的な検査、リハビリテーションなど、幅広い医療サービスを提供しています。

大きな病院を受診する際は紹介状が大事!

大きな病院を受診する際には、クリニックからの紹介状(診療情報提供書)があると便利です。紹介状があれば、患者さんの症状や治療経過を事前に把握できるので、効率的な診療が可能になります。

また、紹介状なしで大病院を受診すると、先ほど説明した「選定療養費」がかかってしまいます。まずは近くのクリニックで診てもらって、必要に応じて紹介状をもらうのがスマートな受診方法ですね!

働く側から見たクリニックと病院の違い

医師や看護師など、医療従事者にとっても、クリニックと病院では働き方に大きな違いがあります。

クリニックは比較的小規模なため、一人が担当する業務範囲が広くなりがちです。看護師さんが受付や掃除も担当することもあるでしょう。でも、診療時間が限られているため、残業が少なく、夜勤もないことが多いのがメリットです。

病院は専門分野に特化した業務が多く、最新の医療技術に触れる機会も多いです。ただし、入院患者さんのケアなどで残業や夜勤が発生することもあります。

まとめ:クリニックと病院、それぞれの特徴を理解しよう

いかがでしたか?クリニックと病院の違いについて、少しはスッキリしましたか?

改めて整理すると:

  • 病院:20床以上の入院施設、医師3人以上必要
  • クリニック:19床以下または入院施設なし、医師1人でも開業可能

それぞれの特徴を理解して、症状に合わせた医療機関選びができるといいですね。軽い症状ならクリニック、精密検査や入院が必要な場合は病院、という使い分けが理想的です。

皆さんも体調が悪くなったときは、まずは近くのクリニックを受診して、必要に応じて病院を紹介してもらうという流れを覚えておくと安心ですよ!

「健康であることの尊さは、病気になって初めて分かる」 – トーマス・フラー

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!健康第一で、素敵な毎日をお過ごしください♪

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