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かぼすとすだちの違いを徹底解説!サイズや味わいの特徴を比較

こんにちは、皆さん!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は日本の香酸柑橘類の代表格である「かぼす」と「すだち」について詳しくお話ししたいと思います。この二つ、見た目が似ていて混同しがちですよね。ボクも料亭で出てきたときに「これってかぼす?すだち?」と悩んだことがあります。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

今回は両者の違いを様々な角度から比較していきますので、これを読めばもう迷うことはありませんよ♪ それではさっそく見ていきましょう!

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目次

かぼすとすだちの基本情報

かぼすとすだちはどちらも「香酸柑橘類」と呼ばれるカテゴリーに属しています。香りと酸味に特化した柑橘類で、そのままではなかなか食べられませんが、料理の風味付けとして重宝されています。どちらも緑色のうちに収穫されるのが特徴で、これは未熟な方が香りが良いためなんですよ。

かぼすの名前の由来は、蚊をいぶすためにその皮を刻んで使ったことから「蚊いぶし」→「かぶし」→「かぼす」になったという説があります。一方、すだちは古くから酢として料理に使われていたことから「酢橘(すだち)」と呼ばれるようになったとされています。

見た目の違い

かぼすとすだちを見分ける最も簡単な方法は、サイズの違いです。

かぼすはテニスボールくらいの大きさで、直径は約6cm前後。対してすだちはずっと小さく、ピンポン玉やゴルフボールくらいのサイズで、直径は約4cm前後です。個体差はありますが、大きさは3〜5倍も違うんですよ!

また果肉の色も微妙に違っていて、かぼすはやや赤みのある黄色、すだちは黄緑色がかった黄色をしています。これも見分けるポイントになりますね。

香りの違い

香りも両者で異なります。

かぼすはマイルドで上品な香りが特徴的です。すだちと比べるとやや控えめな印象ですが、その分料理に馴染みやすいんです。

一方、すだちはキレのある強い柑橘の香りがあります。すだちの香気成分は12種類にもおよぶと言われており、皮からのさわやかな香りが特徴的です。香りの強さでいうと、すだちの方が際立っていると言えるでしょう。

味わいの違い

味わいにも明確な違いがあります。

かぼすはほんのりと甘味があり、甘味と酸味のバランスが取れた柔らかい味わいが特徴です。まろやかな酸味とさわやかな風味で料理を引き立てます。

すだちはクセのないさっぱりとした酸味が特徴で、苦味が少ないのが特徴です。昔から果汁が酢として使われるほど酸味が強いんですよ。サイズも小ぶりなので、1回で使い切れる手軽さもあります。

産地と生産量の違い

産地も両者で異なります。

かぼすの主な産地は大分県です。大分県では県を代表する特産品として積極的に生産されています。

すだちの主な産地は徳島県です。徳島県の特産品として知られており、県内各地で栽培されています。

それぞれの地域で大切に育てられ、その土地の食文化と深く結びついているんですね。

栄養価の違い

栄養面でも両者には違いがあります。どちらも共通して含まれる主な栄養素は以下の通りです。

  • カリウム
  • ビタミンC
  • クエン酸

これらは風邪予防や疲労回復、美肌効果があると言われています。

果汁100gあたりの栄養素を比較すると、かぼすとすだちでは以下のような違いがあります。

かぼす果汁100gあたり:

  • エネルギー:36kcal
  • 糖質:8.4g
  • ビタミンC:42mg

すだち果汁100gあたり:

  • エネルギー:29kcal
  • 糖質:6.5g
  • ビタミンC:40mg

興味深いのは、サイズが小さいすだちの方が栄養をぎゅうぎゅうに蓄えていることです。特にカリウム、ビタミンC、カルシウムはすだちに多く含まれています。すだちに含まれるビタミンCの量はレモンを超えるほどだそうですよ!

おいしい食べ方と活用法

それぞれの特徴を活かした食べ方があります。

かぼすの活用法

かぼすは果汁がたっぷり取れるので、ジュースやドレッシング、ポン酢などの調味料作りに向いています。風味豊かな仕上がりになりますよ。

また、焼き魚にかけたり、揚げ物にしぼったり、麺類の薬味として使うのもおすすめです。かぼすの皮も捨てずに活用できます。すりおろして料理に加えたり、マーマレードを作ったりと用途は様々です。

すだちの活用法

すだちは果汁はもちろん、皮の活用も特におすすめです。爽やかな香りを持ち、苦味が少ない皮を薄く切って吸い物に浮かべたり、鍋物の薬味として使うと香りが生きる一品に仕上がります。

サイズが小さいので1回で使い切れるのも魅力的です。焼き魚や揚げ物にしぼるのはもちろん、みそ汁やすまし汁に果汁を加えるとさっぱりとした味わいになります。

両者共通の活用法

どちらもビタミンCが豊富で、サンマなど青魚が持つDHAの酸化を防ぐ働きもあるので、焼き魚にたっぷりとかけていただくと栄養面でもおいしさの面でも◎です。

また、簡単に自家製ポン酢を作ることもできます。かぼすやすだちの果汁とめんつゆ(ストレート)を1:2で合わせるだけで、香り豊かなポン酢の完成です!酸味が好きなら果汁を多めにするなど、好みで調整できますよ。

保存方法

かぼすもすだちも同じような保存方法で大丈夫です。

冷蔵保存する場合は、ポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。使いかけのものは切り口をラップで包んでから保存すると良いです。

また、果汁を絞って冷凍保存することもできます。製氷皿に入れて凍らせておけば、必要な時に取り出して使えて便利ですよ!

まとめ:かぼすとすだちの違い

かぼすとすだちの違いをおさらいしましょう。

  • サイズ:かぼすはテニスボール大、すだちはピンポン玉大
  • 香り:かぼすはマイルドで上品、すだちはキレのある強い柑橘香
  • 味わい:かぼすはまろやかな酸味、すだちはさっぱりとした酸味
  • 産地:かぼすは大分県、すだちは徳島県
  • 活用法:かぼすは果汁たっぷりで調味料向き、すだちは皮も活用しやすい

どちらも日本の食文化に欠かせない香酸柑橘類ですが、それぞれに個性があり、料理によって使い分けるとより一層料理が引き立ちます。ぜひ皆さんも、かぼすとすだちの違いを意識して料理に活用してみてくださいね!

本日の名言をご紹介して終わりにしたいと思います。

「人生は選択の連続である。正しい選択をするためには、違いを知ることだ。」 – アルベルト・アインシュタイン

かぼすとすだちの違いを知って、料理の幅を広げていきましょう!それでは、また次回のミーミルメディアでお会いしましょう♪

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