こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日はみなさんのお部屋づくりに役立つ、照明の色選びについてお話ししますね。「昼白色」と「昼光色」、なんとなく使い分けている方も多いと思いますが、実はそれぞれに特徴があって、使う場所によって選び分けるとグッと快適になるんですよ。わが家でも子どもたちの勉強部屋と寝室で照明の色を変えたら、「パパ、なんか集中できる!」と息子が喜んでくれました。それじゃあ早速、違いを見ていきましょう!
昼白色と昼光色の違いは「色温度」にあり!
まず知っておきたいのが「色温度」という概念です。これは光の色合いを表す尺度で、単位は「K(ケルビン)」で表します。この数値が低いとオレンジがかった暖色系の光になり、高くなると青みがかった寒色系の光になるんですね。
昼白色と昼光色の違いは、まさにこの色温度にあります。
- 昼白色:色温度は約5,000K(4,600K~5,500K)
- 昼光色:色温度は約6,500K(5,700K~7,100K)
昼白色は太陽の自然な光に近い色合いで、昼光色はより青みがかった爽やかな色合いになります。ちなみに、朝日や夕日は約2,000K~3,000Kで、晴天時の正午の太陽光は約6,500Kなんですよ。自然界の光の変化と同じように、人工照明も色温度によって雰囲気がガラッと変わるんです!
昼白色の特徴とおすすめの設置場所
昼白色は自然な活き活きとした光色が特徴です。色温度が約5,000Kで、これは人が活動する時間帯の自然な太陽光に近い色温度なんですね。そのため、昼白色の照明を点けた部屋は活き活きとした雰囲気になります。
昼白色は自然光に近いため、洋服選びやメイク、料理の色合いを確認するのに最適です。
昼白色がおすすめの場所
- リビングやキッチン
- 化粧部屋や洋服を選ぶ場所
- 料理の色合いを見るキッチン
自然な色合いの光色なので、基本的にどんな部屋にも合いますが、夜に昼白色の光を浴びると、脳が「まだ日中だ!」と勘違いしてしまい、睡眠障害や体内時計の乱れにつながる可能性があります。寝室での使用は避けた方が良いでしょう。
昼光色の特徴とおすすめの設置場所
昼光色は青みがかった爽やかな色合いが特徴です。色温度は約6,500Kで、これは空気の澄んだ高原で見る晴れた日の正午の太陽光の色温度に似ています。
昼光色の光は脳を覚醒させる効果があり、集中力を高めたい場所に向いています。細かい部分までハッキリ見えるため、細かい作業や読書に最適です。
昼光色がおすすめの場所
- 勉強部屋や書斎
- オフィスや作業場
- 読書スペース
ただし、はっきり見えることから目が疲れやすくなるため、長時間使用する場合は適宜休憩を取ることをおすすめします。また、夕方から夜の時間帯に昼光色の下にいると、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が抑えられるため、寝室には不向きです。
電球色も知っておこう!リラックス空間に最適
昼白色と昼光色の違いを理解したところで、もう一つ知っておきたいのが「電球色」です。電球色はオレンジがかった暖かみのある色合いで、色温度は約2,800K~3,000Kです。
電球色は暖色系の色であり、明るさを抑えて落ち着きを持っているため、温かみを感じることができます。睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌されやすくリラックス効果も得られるため、寝室などリラックスしたい場所に適しています。
電球色がおすすめの場所
- 寝室
- リビングの間接照明
- ダイニングの食卓
料理を美味しく見せる効果もあるので、食卓にもぴったりです。一方で、集中力が必要なオフィスや作業部屋には不向きですね。
部屋別に最適な照明の色は?
それでは、部屋ごとにどの色の照明が最適なのか、まとめてみましょう!
部屋 | おすすめの照明色 | 理由 |
---|---|---|
リビング | 昼白色(夜は電球色) | 活動的な空間に。夜はリラックスモードに切替 |
キッチン | 昼白色 | 料理の色や火の通り具合を正確に確認できる |
寝室 | 電球色 | メラトニン分泌を促進し、質の良い睡眠に導く |
勉強部屋・書斎 | 昼光色 | 集中力アップ、細かい文字も見やすい |
洗面所・化粧室 | 昼白色 | 自然光に近く、メイクや身だしなみを正確に確認できる |
便利な調色機能付き照明もチェック!
「部屋によって違う照明を用意するのは大変…」という方には、調色機能付きの照明がおすすめです!リモコン操作一つで「電球色」「昼白色」「昼光色」を切り替えられるので、時間帯や用途に合わせて光の色を変えられます。
わが家でもリビングには調色機能付きのシーリングライトを取り付けていて、夕食時は電球色、子どもたちが宿題をする時は昼光色と使い分けています。これが思いのほか便利で、家族みんな大満足なんですよ!
調色機能付き照明のメリット
- 時間帯や用途に合わせて光の色を簡単に変えられる
- 複数の照明を買い揃える必要がない
- 家族それぞれの好みに合わせられる
- 睡眠リズムを整えるのに役立つ
まとめ:目的に合った照明選びで快適な空間を
照明の色選びは、部屋の雰囲気だけでなく、私たちの生活リズムや作業効率にも大きく影響します。昼白色は自然光に近く多目的に使えますが、集中したい時は昼光色、リラックスしたい時は電球色と使い分けると、より快適な空間になりますよ。
みなさんも、ぜひ目的に合った照明選びで、より快適な住空間を作ってみてくださいね!
今日の名言はこちら:
「光は常に闇より速い」 – テリー・プラチェット
明るい光で、明るい毎日を過ごしましょう!それではまた次回!