こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は北海道岩内町にある「荒井記念美術館」をご紹介します。実は、ここには日本最大級のピカソ版画コレクション267点があるんです!これは見逃せませんよね。料金やアクセス方法、混雑状況など、皆さんの疑問にお答えする完全ガイドをお届けします。
荒井記念美術館の基本情報
荒井記念美術館は、北海道岩内郡岩内町字野束505にある美術館です。岩内岳の中腹、いわない高原ホテルの敷地内という絶好のロケーションに位置しています。この美術館の最大の魅力は、なんといってもピカソの青年時代から晩年にいたる267点もの版画コレクションを所蔵・常設展示していること。これは日本最大級のコレクションなんですよ!
また、地元出身の画家・西村計雄の作品や、岩内を舞台にした有島武郎の小説「生まれ出づる悩み」にちなんだ展示もあり、見ごたえ満点です。年に数回企画展が開催されるほか、館内のホールでは演奏会も行われています。
庭園には彫刻家・安田侃氏の「天光散」をはじめとした数々の彫刻作品が設置されており、雄大な自然をバックに心行くまでアートを鑑賞することができます。
営業時間と休館日
荒井記念美術館の営業時間と休館日は以下の通りです。
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館は16:30まで) |
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休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、冬期休館(11月中旬から4月中旬まで) |
冬期は長期間休館するので、訪問を計画する際は特に注意が必要です。ボクが調査した2025年5月現在は開館していますが、訪問前に公式サイトで最新情報を確認することをオススメします。
入館料金
荒井記念美術館の入館料金は以下の通りです。
大人 | 1,000円 |
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大学生・高校生 | 700円 |
小・中学生 | 400円 |
幼児 | 無料 |
また、割引チケットも用意されており、大人は通常1,000円のところ900円になるサービスもあります。家族でお出かけする場合は、こうした割引を利用するとお得ですね!
展示内容と見どころ
荒井記念美術館の最大の見どころはピカソの版画コレクション267点です。社会的弱者の姿を描いた青の時代の傑作「貧しい食事」をはじめ、晩年の「エロチカ」まで、20世紀最大の芸術家ピカソの生涯をたどることができます。
展示は大きく分けて3つのセクションがあります:
- ピカソ美術館(年3回展示替え)
- 西村計雄美術館(年2回展示替え)
- 生まれ出づる悩み美術館(特別展がない限り常設展示)
特に西村計雄の作品は、風を表現した線の使い方や、お花シリーズの抽象的でありながらも可愛らしい形や色使いが印象的だと多くの来館者から評価されています。
アクセス方法
荒井記念美術館へのアクセス方法はいくつかあります。
公共交通機関でのアクセス
- JR倶知安駅からニセコバス岩内行きで約40分、終点下車後、車で約10分
- 札幌エスタ前(札幌駅前ターミナル)より1日16便、中央バス岩内ターミナル行きが出ています(所要時間:約2時間30分)
- 岩内バスターミナルから、円山・年金センター方面行きバスにて「荒井記念美術館前」下車、徒歩3分
車でのアクセス
- 札樽自動車道小樽ICから国道5号経由で約75分(約100km、2時間30分)
駐車場情報
美術館には30台収容可能な無料駐車場があります。口コミを見る限り、混雑していることはほとんどないようですので、車で訪れても安心です。
混雑状況
荒井記念美術館は、多くの口コミによると「空いていた」という評価が圧倒的です。訪問者の滞在時間は1~2時間程度が多いようです。
ピカソの版画が多数展示されているとのことで、行ってみました。よくこれだけ集めたなあと思う、豊富な展示で楽しめました。来館者が数名しかいなかったので非常に静かでしたが、逆にゆっくり見ることができました。 (男性/40代/会社員)
このように、ゆっくりと作品を鑑賞できる環境が整っているのは大きな魅力ですね。特に芸術作品は、じっくりと向き合って鑑賞したいものですから。
口コミから見る荒井記念美術館の評価
実際に訪れた方々の口コミを見てみましょう。
ピカソ目当てで行ったのですが、西村計雄の展示が良かった。風を表現した線の使い方、お花シリーズの抽象的なんだけれども可愛らしい形や色使いが印象的でした。気に入った花の絵の絵はがきが無かったのが残念。 (女性/30代/一人旅)
受付の方に「荒井利三さんとは、どんな方だったんですか?」と不躾に質問しましたら、とても丁寧に答えてくださり、嬉しかったです。訪れて良かったと思えるすばらしい美術館でした。 (男性/40代/夫婦旅行)
多くの方が、ピカソの作品だけでなく、地元出身の画家・西村計雄の作品にも感銘を受けているようです。また、スタッフの対応の良さも高評価ポイントとなっています。
周辺の見どころ
荒井記念美術館の周辺には、いくつかの観光スポットがあります。
- いわない温泉郷(徒歩約1分)
- 円山展望台(徒歩約10分)
- IWANAI RESORT(徒歩約6分)
- 岩内岳(約3.0km)
特に、美術館に隣接する「いわない高原ホテル」に宿泊すると、美術館を無料で入館できるという特典もあるようです。美術鑑賞と温泉を組み合わせた1泊2日の旅行プランもオススメですよ!
訪問者の傾向
荒井記念美術館を訪れる方の傾向を分析してみました。
- 年齢層:40代、50代以上が最も多い
- 滞在時間:1~2時間が約60%、1時間未満が約40%
- 混雑状況:ほぼ100%「空いている」と評価
- 訪問人数:2人での訪問が約80%、1人での訪問が約20%
美術館好きのカップルや夫婦、あるいは一人で芸術を堪能したい方に特に人気のようです。
訪問時の注意点とおすすめポイント
注意点
- 冬期(11月中旬~4月中旬)は休館しているので注意
- エスカレーターやエレベーターはないようなので、足の不自由な方は事前に確認を
- 最終入館は16:30までなので、時間に余裕を持って訪問を
おすすめポイント
- ピカソの版画コレクションは日本最大級で見逃せない
- 地元出身の画家・西村計雄の作品も高評価
- 庭園の彫刻作品と雄大な自然の景観が融合した空間を楽しめる
- 混雑していないので、ゆっくりと作品鑑賞が可能
- いわない高原ホテルに宿泊すると入館無料の特典あり
まとめ
荒井記念美術館は、北海道岩内町にある隠れた名所です。日本最大級のピカソ版画コレクションを有し、地元出身の画家の作品も展示されています。混雑していないため、ゆっくりと芸術作品を鑑賞できる環境が整っています。
料金は大人1,000円、高校生・大学生700円、小・中学生400円と、コレクションの質を考えるとリーズナブル。無料駐車場も完備されており、アクセスも比較的容易です。
北海道旅行の際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?雄大な自然と芸術の融合を体験できる、特別な時間が過ごせることでしょう。
「芸術とは、私たちの日常から埃を払い落とすものである」 – パブロ・ピカソ
皆さんも荒井記念美術館で、日常から少し離れた特別な時間を過ごしてみませんか?案ずるより産むが易し、まずは行動あるのみです!素晴らしい芸術体験が、きっと皆さんを待っていますよ。