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インターネットでのトラブルを回避するために

インターネットをもっと安全に、もっと楽しく活用するために重要なことをまとめました。

基本中の基本ですので、まずは読んでおくようにしましょう。とくに小さな子どもを持つ親御さんに読んでほしい内容です。

目次

インターネットを安全に:15種類の危険に注意

私たちの生活はインターネット無しでは考えられなくなっており、仕事から学習、友達とのコミュニケーションに至るまで、その利用範囲は広がっています。最近の調査では、米国の一般家庭におけるインターネット接続デバイスの数は平均で25台に増加しており、これは2019年の11台から大きく増えています。

デバイスの増加に伴いサイバー犯罪のリスクも高まるため、適切なデータ保護対策を理解し実施することが必要です。この記事では、インターネット上の潜在的なリスクとそれに対する安全対策を解説してみます。

インターネットには危険がいっぱい

オンラインで活動する多くの人が様々なサイバー脅威にさらされています。サイバー犯罪者は絶えず新たな攻撃方法を開発し続けており、デジタル環境は常に変化しています。2024年現在で特に注意が必要なリスクは以下の通りです。

  • 個人情報の盗難
  • データ漏洩
  • マルウェアとウイルス
  • フィッシングと詐欺メール
  • 偽サイト
  • オンライン詐欺
  • ロマンス詐欺
  • 不適切な内容
  • オンラインいじめ
  • プライバシー設定の不備

いますぐできる対策をご紹介

これらのリスクを避けるための重要な対策は以下の通りです。

安全なインターネット接続の確保

公衆Wi-Fiは避け、必要な場合にはVPNを利用してデータを暗号化し、安全でないネットワークからの保護を強化してください。自動でWi-fiに繋がってしまう設定は解除しておきましょう。

強力なパスワードの使用

容易に推測されるパスワードを避け、複雑なパスワードを設定することがセキュリティを強化します。パスワードマネージャーの使用もお勧めします。強力なパスワードを生成してくれるサイトも便利です。

多段階認証の利用

アカウントへのアクセスにはパスワードだけでなく、ワンタイムパスワードや生体認証を含む複数の認証手段を要求することで、セキュリティを一層強化します。パスワードに加え、スマホへの通知を要求する二段階認証を導入するだけで第三者はログインができなくなります。

ソフトウェアとオペレーティングシステムの常時更新

最新のセキュリティパッチを適用し、新しい脅威からシステムを守ります。面倒でも後回しにしないことが重要です。

信頼できるウェブサイトの確認

取引の際はHTTPSを利用しているかどうか、またSSL/セキュリティ証明書の有無を確認します。ホームページがhttps://からはじまるアドレスになっているかを確認しましょう。

プライバシー設定の確認とポリシーの理解

ソーシャルメディアの設定を見直し、どのように個人データが使用されているか、プライバシーポリシーを理解することが重要です。同時に個人が特定できる写真などは避けておいたほうが無難です。リアルタイムの発信を避けることで無用なトラブルを回避することもできます。

疑わしいリンクへの注意

不明なメールやウェブサイトからのリンクは、クリックせず、情報源が信頼できるかどうかを確認してください。当ブログではそのような詐欺メールへの対処法もまとめています。

デバイスのセキュリティ強化

モバイルデバイスやコンピューターで、パスワードや生体認証などのセキュリティ機能を最大限に活用し、データを保護してください。面倒でも同じパスワードを使い回すことのないようにしましょう。

データの定期的なバックアップ

重要なデータは外部デバイスに定期的にバックアップし、ランサムウェアやその他のサイバー攻撃からデータを保護します。パソコンなら外付けのハードディスクがお勧めです。スマホならiCloudなどにバックアップを取っておきましょう。万一の場合にすぐに復旧させることができますので安心です。

使用しないアカウントの削除

長期間使用していないオンラインアカウントは、情報漏洩のリスクを高めるため、定期的に見直しを行い、不要なアカウントは削除しましょう。プロバイダーやメールサービスなど、使わなくなっているものは断捨離です。

子どもが安心してインターネットを使うために3つのルール

オンラインセキュリティ対策は大人と子どもで共通ですが、子どもたちにはそれをわかりやすい方法で教える必要があります。次の三つを説明し、理解してもらって子どもたちが自ら対策できるようにすべきです。

デジタルフットプリントの管理

子どもたちに、オンラインでの行動が残す足跡(デジタルフットプリント)がどのようなものか教え、情報がどれほど簡単にアクセスされうるかを理解させます。個人情報の共有がもたらすリスクについても話し合います。男女の違いもありますし、子どもに適した例え話で伝えると良いでしょう。

強力なパスワードの作成と管理

強力なパスワードの作成の重要性を教え、それがセキュリティをどのように向上させるかを説明します。異なるサイトで同じパスワードを使用しないことや、パスワードマネージャーの利用のメリットについても話します。

実際にハッカーや詐欺業者がどのような手口を使っているのかを話すと、子どもたちも興味津々で聞いてくれるかもしれませんね。

適切なコミュニケーション

オンラインでの安全なコミュニケーション方法を教え、見知らぬ人からのメッセージやリクエストにどのように対応すべきか、信頼できる情報源のみを利用することの重要性を伝えます。

いまはYoutubeでコメントするなど簡単にコミュニケーションがとれる時代になってきています。でも、リアルで会うなどそういう場面は必ず大人が立ち会うようにしましょう。

まとめ

大人と異なり、子どもがインターネットで危険に巻き込まれるケースが増えてきています。

子どもに便利さとともに怖さも伝えなければなりませんし、日々教えていかなければなりません。大人と違って危険性をまだ理解できない子もいますから、しっかり寄り添ってあげてくださいね。

迷惑メールなどは安全教育の初歩として良い事例になるので、当ブログの記事をぜひお子さまと一緒に読んでみましょう。

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