こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は岩手県久慈市にある「巽山稲荷神社」について詳しくご紹介します。小高い丘の上にあるこの神社は、市街地を一望できる絶景スポットとしても人気なんですよ。久慈に行ったら外せない場所なので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
巽山稲荷神社の基本情報
巽山稲荷神社は、岩手県久慈市中町1丁目に鎮座する歴史ある神社です。正徳元年(1711年)に創建されたと伝えられており、300年以上の歴史を持つ由緒ある神社なんです。久慈市の中心部にある小高い丘の上に位置し、市街地や久慈湾を一望できる絶好のロケーションが魅力です。
この神社には四柱の神様が祀られています。大物主神(おおものぬしのかみ)と市杵島姫命(いちきしましめのかみ)は天下統治や病気災難除け、商売繁盛・縁結び・子孫繁栄の神様として、また海では竜神として海上安全や大漁をもたらす神様として信仰されています。さらに保食神(うけもちのかみ)と宇加之御魂神(うかのみたまのかみ)は食物を主宰する神様で、商売繁盛・交通安全・五穀豊穣・家内安全のご利益があるとされ、古くから「巽山のお稲荷様」と親しまれています。
アクセス方法と駐車場情報
電車でのアクセス
JR・三陸鉄道北リアス線の久慈駅から徒歩10分程度です。駅から緩やかな坂を上っていくと到着します。そんなに遠くないので、久慈駅に着いたらぜひ歩いてみることをオススメします。
車でのアクセス
八戸自動車道九戸ICから国道281号経由で約45分です。カーナビには「岩手県久慈市中町1丁目68」と入力すると便利です。
バスでのアクセス
久慈駅からバスに乗り、「道の駅やませ土風館」で下車するのが便利です。基本的に全てのバスがやませ土風館に停まるようなので、バスの本数は多くありませんが利用しやすいでしょう。
駐車場
嬉しいことに駐車場は無料で利用できます。ただし、台数に限りがあるので、特に初詣シーズンや例祭日(5月5日)には早めの到着をおすすめします。平日であれば比較的空いていることが多いですよ。
巽山公園との一体感が魅力
巽山稲荷神社がある場所は「巽山公園」としても整備されており、神社と公園が一体となった憩いの場になっています。公園内には滑り台などの遊具や芝生の広場があり、地元の子どもたちの遊び場としても親しまれています。
特に素晴らしいのは市街地を一望できる眺望です!久慈市内には高い建物が少ないため、この小高い丘からは市街地全体を見渡すことができます。春には桜の名所としても知られ、桜の季節には多くの花見客で賑わいます。
見どころと参拝のポイント
鳥居と三船十段畄魂之碑
神社の鳥居の隣には、久慈市出身の柔道家・三船久蔵を慰霊する「三船十段畄魂之碑」が立っています。柔道ファンの方は必見のスポットです。
初詣の風物詩
元旦の初詣では多くの参拝者で賑わいます。特に元旦には巫女さんがお神酒やそばを振る舞ってくれる風習があり、新年初めの夜の寒さを和らげてくれる温かいおもてなしが人気です。地元の方々に長年親しまれている伝統行事なので、年始に訪れる際はぜひ体験してみてください。
例祭日
毎年5月5日が例祭日となっています。この日は特別な神事が行われ、地元の人々が集まります。例祭日に合わせて訪れると、神社の伝統行事を体験できるかもしれません。
混雑状況と訪問のベストタイミング
巽山稲荷神社は基本的に静かで落ち着いた雰囲気の神社ですが、時期によって混雑状況が変わります。
混雑する時期
- 初詣シーズン(12月31日〜1月3日):特に元旦は最も混雑します
- 例祭日(5月5日):地元の方々が多く訪れます
- 桜の季節(4月上旬〜中旬):花見客で賑わいます
空いている時期
平日の午前中は特に空いていることが多いです。ゆっくりと参拝したい方は、観光シーズンを避けた平日がおすすめです。また、夕方から夕暮れ時にかけては、市街地の夜景を楽しむこともできるので、違った雰囲気を味わえますよ。
周辺スポットとの組み合わせ
巽山稲荷神社を訪れた際には、周辺の観光スポットも合わせて訪れると効率的です。
道の駅くじ「やませ土風館」
神社から近い場所にある道の駅です。地元の特産品や食事を楽しむことができます。神社参拝の前後に立ち寄るのがおすすめです。
久慈駅周辺
徒歩圏内にあるので、駅周辺の商店街や飲食店と組み合わせて訪れるのも良いでしょう。
料金と営業時間
入場料
嬉しいことに入場は無料です。どなたでも気軽に参拝できます。
営業時間
特に決まった開閉時間はなく、基本的に24時間参拝可能です。ただし、夜間は照明が少ないので、安全面を考慮して日中の参拝をおすすめします。
訪問者の口コミ
久慈駅から徒歩5分ほどの高台にあります。それほど標高があるわけではないですが、久慈市内を見渡せる絶景ポイントです。神社の雰囲気も良く、静かに参拝できました。市内散策の際には必ず立ち寄るべき場所だと思います。 (男性/40代/会社員)
三陸鉄道の待ち時間に立ち寄りました。公園には大きな遊具があり、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。近くのパン屋さんで買ったパンを食べながらのんびり過ごせて、良い時間を過ごせました。 (女性/30代/主婦)
初詣で訪れましたが、元旦の夜に振る舞われるお神酒とそばが本当に温かくて美味しかったです。地元の方々の温かさを感じられる素敵な神社です。眺めも最高でした! (男性/50代/自営業)
まとめ:巽山稲荷神社は久慈市観光の穴場スポット
巽山稲荷神社は、久慈市の中心部にありながら、静かで落ち着いた雰囲気の神社です。市街地を一望できる絶景ポイントとしても人気で、地元の方々に長年親しまれています。入場無料で駐車場も完備しているので、気軽に訪れることができます。
久慈市を訪れた際には、ぜひ巽山稲荷神社に足を運んでみてください。四季折々の景色を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。特に春の桜の季節や初詣シーズンは、神社の魅力を存分に感じられるおすすめの時期です。
ボクも家族で訪れた際には、子どもたちが公園で遊ぶ姿を見ながら、久慈の街並みを眺めてリラックスした時間を過ごしました。皆さんも、ぜひ久慈市の隠れた絶景スポット「巽山稲荷神社」を訪れてみてくださいね!
「人生に必要な知恵は、すべて幼稚園の砂場で学んだ」 – ロバート・フルガム