こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は青森県の素敵な美術館をご紹介します。新幹線の駅からすぐという好立地にある七戸町立鷹山宇一記念美術館。地元出身の画家の作品を中心に、意外と多彩な展示が楽しめる穴場スポットなんです。アクセスや料金、混雑状況など、訪問前に知っておきたい情報をギュッとまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
七戸町立鷹山宇一記念美術館の基本情報
七戸町立鷹山宇一記念美術館は、青森県上北郡七戸町荒熊内67-94に位置する美術館です。1994年に開館し、七戸町出身の洋画家・鷹山宇一の作品を中心に展示しています。「現代日本の稀有な幻想画家」と称された鷹山宇一の初期から晩年までの油彩画、木版画、素描などの作品が見どころです。
また、鷹山宇一が収集していた西洋のオイルランプコレクションや、国指定重要有形民俗文化財である「南部小絵馬」「羽子板」なども展示されています。常設展示だけでなく、年間を通じて様々な企画展も開催されているので、何度訪れても新しい発見があるのが魅力です。
営業時間と休館日
営業時間は午前10時から午後6時まで(最終入館は午後5時30分まで)となっています。休館日は以下の通りです。
- 月曜日(祝日の場合は翌日休館)
- 展示替え期間(特別展の前後に設定)
- 年末年始
- 館内整備期間(1月下旬~2月上旬に約2週間設けられる場合あり)
訪問前に公式サイトで休館日を確認しておくと安心ですね。特に特別展の前後は展示替えのために休館となることがあるので注意が必要です。
アクセス情報
七戸町立鷹山宇一記念美術館へのアクセス方法はとても便利です。新幹線が停車する駅からすぐという立地の良さが特徴です。
電車でのアクセス
JR東北新幹線「七戸十和田駅」から徒歩約5~10分で到着します。駅から美術館までは歩いて行ける距離なので、電車での訪問がとても便利です。青い森鉄道を利用する場合は、「野辺地駅」から車で約25分かかります。
車でのアクセス
上北自動車道七戸ICから約10分で到着します。三沢空港からは車で約45分の距離です。道路標識も分かりやすく設置されているので、初めて訪れる方でも迷うことなく到着できるでしょう。
駐車場情報
美術館には駐車場が完備されています。道の駅「しちのへ」と共用の駐車場となっており、なんと211台もの駐車スペースがあります。しかも駐車料金は無料!これは嬉しいポイントですね。
周辺には以下の駐車場もあります。
- 七戸十和田駅北口第1駐車場(美術館から約337m、徒歩約5分)
- 【予約制】タイムズのB 七戸十和田駅北口第2駐車場(美術館から約495m、徒歩約7分)
週末や特別展開催時は混雑することもありますが、駐車スペースが多いため、比較的スムーズに駐車できることが多いようです。
入館料・チケット情報
入館料は非常にリーズナブルで、以下のように設定されています。
区分 | 通常料金 | 団体料金(20名以上) | 障がい者割引 |
---|---|---|---|
一般 | 500円 | 400円 | 250円 |
高校・大学生 | 300円 | 240円 | 150円 |
小・中学生 | 100円 | 80円 | 50円 |
団体割引(20名以上)やJAF会員割引、あおもり県民カレッジ受講者割引なども適用されます。また、障がい者手帳をお持ちの方は上記の障がい者割引料金でご入館いただけます。
特別展開催時には料金が変わる場合がありますので、事前に公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
現在開催中の特別展
2025年4月12日(土)~6月22日(日)まで「生誕140周年記念 竹久夢二と “かわいい” デザインの黎明期 ~夢二から小林かいち、中原淳一まで~」が開催されています。竹久夢二の作品を中心に、日本の「かわいい」デザインの源流を辿る貴重な展示となっています。
館内の見どころ
七戸町立鷹山宇一記念美術館は、いくつかのセクションに分かれています。
絵画室
鷹山宇一の油彩画や素描などの作品が展示されています。幻想的な世界観が特徴的な作品が多く、見る人を独特の世界へと誘います。
ランプ館
鷹山宇一が収集していた西洋のオイルランプコレクションが展示されています。華麗な装飾が施されたランプは、芸術作品としても見応えがあります。
絵馬館
国指定重要有形民俗文化財である「南部小絵馬」や「羽子板」などが展示されています。江戸時代から明治時代にかけての庶民信仰の資料として貴重なものです。
スペイン民芸資料館
スペインの陶器やガウディ設計の椅子などが展示されています。鷹山宇一とスペインとの関わりを感じることができるコーナーです。
混雑状況
七戸町立鷹山宇一記念美術館は、平日はそれほど混雑せず、ゆっくりと作品を鑑賞できることが多いようです。訪問者のレポートによると、混雑状況は以下のような傾向があります。
- 空いている:33%
- 普通:33%
- やや混雑:33%
- 混雑:0%
特別展開催時や週末、祝日は比較的混雑することがありますが、極端に混み合うことは少ないようです。滞在時間は1~2時間程度が一般的で、じっくりと作品を鑑賞するのに適した環境といえるでしょう。
口コミ・評判
実際に訪れた方々の口コミを見てみましょう。
七戸町立鷹山宇一記念美術館は新幹線も通っている七戸十和田駅からもすぐの場所にあるのでアクセスも便利です。入館料も良心的です。 (男性/40代/会社員)
充実した内容の竹久夢二展を楽しみました。コロナウィルス感染拡大防止の対策もきちんとしており、安心して観ることができました。 (女性/50代/主婦)
この時お邪魔したのは特別展として「平山郁夫展」が開催されていてそれを観に来たかったからです。特別展をはじめ、七戸町出身の洋画家で「現代日本の稀有な幻想画家」と称された鷹山宇一の初期から晩年までの油彩・木版・素描などの作品が展示されていて見応えがありました。 (男性/60代/退職者)
口コミを見ると、アクセスの良さや入館料の手頃さ、特別展の充実度などが評価されているようです。特に特別展の内容の充実度は多くの方が高く評価しています。
周辺のおすすめスポット
七戸町立鷹山宇一記念美術館の周辺には、以下のようなスポットがあります。
- 道の駅 しちのへ 七戸町文化村(徒歩約1分)
- 七戸十和田駅(徒歩約6分)
- 七戸町観光交流センター(徒歩約6分)
特に道の駅「しちのへ」は美術館と隣接しており、地元の特産品や食事を楽しむことができます。美術館と合わせて訪れるのがおすすめです。
まとめ
七戸町立鷹山宇一記念美術館は、青森県七戸町にある魅力的な美術館です。七戸町出身の洋画家・鷹山宇一の作品を中心に、オイルランプコレクションや国指定重要有形民俗文化財など、多彩な展示が楽しめます。
アクセスは新幹線駅から徒歩圏内と非常に便利で、駐車場も完備されています。入館料もリーズナブルで、特別展も定期的に開催されているため、何度訪れても新しい発見があるでしょう。
青森県を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。鷹山宇一の幻想的な世界観に触れる素敵な時間が過ごせることでしょう。
「芸術とは、日常の中に非日常を見出す力である」 – パブロ・ピカソ
皆さんも芸術の力で、日常に彩りを加えてみませんか?案ずるより産むが易し、まずは一歩踏み出してみることが大切です!