こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は札幌の芸術スポット「本郷新記念札幌彫刻美術館」をご紹介します。ボクは先日、高校生の息子と小学生の娘を連れて訪れたのですが、これが予想以上に素晴らしい体験でした!特に2階まで届く大型の石膏像には、子どもたちも「うわぁ~!」と驚きの声をあげていました。皆さんも札幌観光の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
本郷新記念札幌彫刻美術館とは?
本郷新記念札幌彫刻美術館は、札幌市中央区宮の森の閑静な住宅街に位置する美術館です。戦後日本を代表する札幌生まれの彫刻家・本郷新(1905-1980)の作品を中心に展示しています。
彫刻や絵画など約1,800点もの作品を所蔵しており、代表作「無辜の民」や「遥かなる母子像」などの迫力ある彫刻作品を間近で鑑賞できます。札幌市民なら一度は見たことがあるであろう大通公園の「泉の像」や、冬季オリンピック記念碑「雪華の像」も本郷新の作品なんですよ!
アクセス方法と所要時間
美術館へのアクセス方法はいくつかありますが、ボクのおすすめは公共交通機関です。特に観光シーズンは駐車場が満車になることもあるので、時間に余裕を持って行動しましょう。
電車とバスでのアクセス
地下鉄東西線「西28丁目駅」の2番出口バスターミナル2番のりばから、ジェイ・アール北海道バス山の手線〈循環西20(神宮前先回り)〉に乗車します。約5分で「彫刻美術館入口」に到着しますので、そこから山方向に徒歩約10分で美術館に到着します。
バス停から美術館までは少し坂道があるので、小さなお子さんやご年配の方は少し大変かもしれません。ボクが娘と行った時は「まだ着かないの~?」とちょっと文句を言われましたが、美術館に着いたら「来てよかった!」と大喜びでした。
車でのアクセス
車で行く場合は、市内中心部から約15分、札樽自動車道新川ICからは約18分です。カーナビには「北海道札幌市中央区宮の森4条12丁目」と入力すると迷わず到着できます。
駐車場情報
美術館には無料駐車場が10台分用意されています。記念館の後ろ側に駐車スペースがありますが、週末や祝日は満車になることが多いので注意が必要です。
周辺の代替駐車場
美術館の駐車場が満車の場合は、周辺の駐車場を利用するといいでしょう。おすすめは以下の3つです。
- ネクステップ宮の森記念パーキング(美術館から徒歩13~19分)
- ノルテパーク道銀宮の森パーソナル支店駐車場(美術館から徒歩14~20分)
- 札幌宮の森2条4丁目駐車場(美術館から徒歩17~24分)
特にネクステップ宮の森記念パーキングは、全日18:00~翌9:00までの上限料金が500円とリーズナブルなのでおすすめです。
開館時間と混雑状況
開館時間は10:00~17:00(最終入館は16:30まで)となっています。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替え期間です。
混雑を避けるコツ
混雑する時間帯は主に午前中、特に10時~12時が最も混み合います。ボクの経験では、13時以降に訪れると比較的ゆったりと作品を鑑賞できました。平日の午後がもっとも空いていて、じっくりと作品と向き合えるのでおすすめです。
落ち着いた雰囲気の中で作品を楽しめました。窓辺で静かに彫刻と庭園を眺めることができて、本当にリラックスできる時間でした。
(女性/40代前半/会社員)
入館料と料金体系
料金体系は展覧会によって変わりますので、訪問前に公式サイトで確認するのがベストです。
本館・記念館共通チケット
本館が開館している場合は、本館と記念館の両方を見学できる共通チケットを購入します。料金は展覧会によって異なります。
記念館のみの料金(本館休館時)
本館が休館している場合は、記念館のみ下記の料金で見学できます。
区分 | 料金 | 団体料金(10名以上) |
---|---|---|
一般 | 200円 | 150円 |
65歳以上 | 150円 | 120円 |
高校生・大学生 | 100円 | 50円 |
中学生以下 | 無料 | 無料 |
割引・無料になるケース
以下の方は無料で観覧できます。
- 中学生以下の方
- 身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、戦傷者手帳、被爆者手帳、療育手帳をお持ちの方と付き添いの方1名
- サンクスデー(6月のいずれかの日曜日と11月3日文化の日)
また、札幌芸術の森美術館の展覧会半券をお持ちの方は団体料金で入館できます。障がい者手帳アプリ「ミライロID」の提示でも減免が適用されるので便利ですね。
見どころと館内の様子
本館の魅力
本館では様々な視点から本郷新の芸術を紹介するコレクション展や、彫刻に関する企画展が開催されています。展示は定期的に入れ替わるので、何度訪れても新しい発見があります。
記念館の魅力
記念館は本郷新がアトリエとして使用していた邸宅を公開したもので、彫刻家の創作環境を間近に感じることができます。特に2階まで届く大型の石膏像は圧巻で、大人も子どもも驚きの声をあげるほどの迫力です。
記念館内部の大型の石膏像の迫力には、大人の方も小さなお子様も驚きの声をあげていらっしゃいます。特に、2階まで届くほどの高さがある石膏像は、来館者に強い印象を与えています。
(男性/50代後半/学芸員)
周辺の観光スポットとの組み合わせ
美術館の訪問だけでは少し物足りないという方には、周辺の観光スポットとの組み合わせがおすすめです。
円山公園と円山動物園
美術館から比較的近い円山公園は、特に桜の季節(4月下旬~5月上旬)が見事です。また、円山動物園も家族連れに人気のスポットで、美術鑑賞の後にリフレッシュするのにぴったりです。
夜景スポットとしての活用
宮の森エリアは札幌の夜景を楽しめるスポットとしても知られています。美術館の営業時間後に近くの展望スポットから札幌の夜景を楽しむのも素敵な過ごし方ですね。
まとめ:訪問計画のポイント
本郷新記念札幌彫刻美術館を訪れる際のポイントをまとめると:
- 混雑を避けるなら平日の13時以降がおすすめ
- 駐車場は限りがあるので公共交通機関の利用も検討を
- 中学生以下は無料、各種手帳をお持ちの方も無料になる
- 展示は定期的に変わるので、事前に公式サイトで確認を
- 周辺の観光スポットと組み合わせると一日楽しめる
札幌に住んでいる方も、観光で訪れる方も、ぜひ本郷新記念札幌彫刻美術館に足を運んでみてください。静かな環境の中で芸術に触れる時間は、日常から少し離れた特別な体験になるはずです。
「人生は一度きりだから、今この瞬間を大切に生きなさい」
– ダライ・ラマ14世
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さんの素敵な美術館体験を願っています。案ずるより産むが易し、まずは行動してみましょう!