皆さん、こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は北海道函館市にある歴史ある神社「函館八幡宮」についてご紹介します。函館観光の際に訪れる価値のあるスポットですが、アクセス方法や駐車場情報、混雑状況など気になることがたくさんありますよね。そこで今回は、函館八幡宮を訪れる際に知っておくと便利な情報を徹底的にまとめてみました。ぜひ参考にしてくださいね!
函館八幡宮の基本情報
函館八幡宮は、1445年(文安2年)に創建された歴史ある神社です。函館の名の由来となった箱型の館を現在の元町公園付近に築いた豪族・河野政通が八幡神を祀ったことが始まりとされています。御祭神は「武人の神様」とされる八幡さまをはじめ、海上守護と大漁のご神徳を授けてくださる住吉大神・金刀比羅大神などが祀られています。
函館山の麓に位置し、境内からは津軽海峡が望める景勝の地にあります。地元の方々からは「八幡さま」と親しまれ、函館を代表する開運神社として多くの参拝者が訪れています。
見どころ
函館八幡宮の最大の見どころは、大正4年(1915年)に竣工した聖帝八棟造りの社殿です。この社殿は「大正式八幡造」の代表作と言われており、威厳のある外観が特徴です。また、境内は函館山の樹林に囲まれており、自然豊かな雰囲気を楽しむことができます。
特に境内からの津軽海峡の眺めはインスタ映えすると若い参拝者にも人気です!
函館八幡宮へのアクセス方法
函館八幡宮へのアクセス方法はいくつかありますが、公共交通機関を利用する場合と車で訪れる場合の主なルートをご紹介します。
公共交通機関でのアクセス
函館市電を利用するのが最も便利です。JR函館駅から函館市電に乗り、最寄りの「谷地頭(やちがしら)」電停で下車します。所要時間は約30分程度です。谷地頭は市電の終点なので、迷うことなく降りることができます。
電停から函館八幡宮までは徒歩で約5〜8分です。電停を降りたら、函館山方向へ真っ直ぐ進みます。緩やかな坂道を上っていくと、函館八幡宮の大鳥居が見えてきます。
また、「青柳町」電停からも徒歩約15分でアクセス可能です。
タクシーでのアクセス
JR函館駅から函館八幡宮までタクシーを利用する場合、所要時間は約7分です。足腰の不安な方や時間を節約したい方にはタクシーの利用がおすすめです。
バスでのアクセス
バスを利用する場合は、「谷地頭温泉」バス停で下車し、徒歩約6分で到着します。
函館八幡宮の駐車場情報
函館八幡宮には無料の駐車場があり、約80台駐車可能です。社殿近くまで車で行くことができるので、足腰の不自由な方や小さなお子様連れの方にも安心です。
ただし、初詣や例大祭などのイベント時には駐車場が満車になることが多いので、そのような時期は公共交通機関の利用をおすすめします。
周辺の駐車場
函館八幡宮の駐車場が満車の場合は、周辺にもいくつか駐車場があります。
- キングストア谷地頭店:函館八幡宮から576m(徒歩8〜12分)、利用客無料
- 函館山山麓駐車場:函館八幡宮から907m(徒歩12〜17分)、無料
- スーパー魚長宝来店:函館八幡宮から1.2km(徒歩16〜23分)、利用客無料
函館八幡宮の参拝時間と混雑状況
函館八幡宮は基本的に24時間参拝可能で、終日開放されています。定休日はなく、いつでも参拝することができます。
通常期の混雑状況
通常期は比較的空いていることが多く、ゆっくりと参拝することができます。特に平日の午前中や夕方以降は参拝者が少なめです。週末や祝日は若干混雑することがありますが、極端に混み合うことはあまりありません。
初詣時期の混雑状況
函館八幡宮は初詣の時期(12月31日〜1月3日)に最も混雑します。特に元日と2日は終日混雑しており、参拝に時間がかかることがあります。
元日は終日混雑していますが、夜間は参拝客も多少少なくなってきます。参拝のみで問題ないのであれば、早朝や深夜に訪れることをオススメします。 (男性/40代/地元住民)
初詣時期に混雑を避けたい場合は、以下の時間帯がおすすめです:
- 元日:夜間(21時以降)
- 2日:15時以降(17時に閉門)
- 3日以降:比較的空いている
また、2日には函館競馬場の馬が初詣に訪れる「騎馬参拝」が行われ、それを見物する人で特に混雑します。この珍しい光景を見たい方は早めに行動することをおすすめします。
函館八幡宮の年間イベント
函館八幡宮では年間を通じていくつかの重要なイベントが開催されます。特に注目すべきは8月に行われる例祭です。
函館八幡宮例祭
毎年8月14日〜15日に開催される「函館八幡宮例祭」は、地元の人々に親しまれている重要な行事です。期間中は「祭り市」が開催され、縁日やビアガーデン、野菜や海産物の販売、茶席などで境内はにぎやかになります。
特に注目すべきは、2年に一度(偶数年)に行われる本祭(御神幸祭)の神輿渡御です。15日には、市民が力を合わせて約1.5トンの大神輿を担ぎ、市内各所を巡行します。クライマックスは17時頃、神輿が八幡宮に戻り、男たちが130段あまりの石段をのぼる「石段かけのぼり」です。この迫力ある光景を一目見ようと、多くの観客が訪れます。
石段かけのぼりは本当に迫力があります!男たちの掛け声と共に重い神輿が石段を上っていく姿は圧巻で、毎回鳥肌が立ちます。函館に住んでいる人なら一度は見るべき光景です。 (女性/50代/地元住民)
函館八幡宮周辺の見どころ
函館八幡宮を訪れた際には、周辺の観光スポットもぜひ立ち寄ってみてください。
谷地頭温泉
函館八幡宮から徒歩約8分の場所にある温泉施設です。天井が高く開放感のある浴場で、函館山の麓でゆっくりと温泉を楽しむことができます。参拝の後にリフレッシュするのにぴったりです。
旧函館博物館
函館公園内にある、日本に現存する最古の博物館建築です。函館八幡宮から徒歩約10分の場所にあり、白いペンキ塗りの瀟洒な外観を見学できます。
函館山ロープウェイ
函館八幡宮から徒歩約15分の場所にある函館山ロープウェイ。ここから函館山の頂上へ向かうと、世界三大夜景の一つとされる函館の夜景を楽しむことができます。
函館八幡宮の口コミ・評判
実際に函館八幡宮を訪れた方々の口コミをいくつかご紹介します。
函館山の麓にある由緒ある神社です。境内からの眺めが素晴らしく、特に津軽海峡を望む景色は格別でした。社殿の造りも独特で見応えがあります。 (男性/30代/観光客)
市電の谷地頭電停から徒歩で行きましたが、坂道と石段が意外とキツかったです。でも、境内の雰囲気は静かで落ち着いていて、心が洗われる思いでした。駐車場もあるので、次回は車で行こうと思います。 (女性/40代/観光客)
例祭の時期に訪れましたが、地元の方々の熱気と活気に圧倒されました。特に神輿の石段かけのぼりは迫力満点で、写真に収めきれないほどの感動がありました。函館を訪れるなら、ぜひこの時期に合わせて行くことをおすすめします。 (男性/50代/観光客)
まとめ:函館八幡宮訪問のポイント
函館八幡宮は、歴史ある神社としてだけでなく、函館山の麓という絶好のロケーションにあり、境内からの眺望も楽しめる観光スポットです。アクセスは市電の谷地頭電停から徒歩約5〜8分と便利で、無料駐車場も完備されています。
参拝は24時間可能ですが、初詣時期は特に混雑するため、時間帯を選んで訪れることをおすすめします。また、8月の例祭、特に2年に一度行われる神輿渡御と石段かけのぼりは、函館の夏の風物詩として必見です。
函館観光の際には、ぜひ函館八幡宮にも足を運んでみてください。歴史と自然が調和した静かな空間で、心穏やかなひとときを過ごせることでしょう。
「人間万事塞翁が馬」 – 故事成語
皆さん、今日も素敵な一日をお過ごしください!何事も一長一短、良いことも悪いことも全て経験です。函館八幡宮でパワーをもらって、前向きに進んでいきましょう!