みなさん、こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は北海道の隠れた宝石とも言える「厚岸町海事記念館のプラネタリウム」をご紹介します。実は、ここは日本最東端にあるプラネタリウムなんですよ!ボクも家族で訪れた際に、その魅力にすっかり取りつかれてしまいました。特に子どもたちは大興奮!皆さんも北海道旅行の際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
厚岸町海事記念館とは?
厚岸町海事記念館は、北海道厚岸郡厚岸町真栄3丁目4番地にある海と漁業、厚岸の歴史などを紹介する博物館です。厚岸町は江戸時代からニシン漁やサケ・マス漁で栄え、サンマの豊漁や捕鯨など海との関わりによって人々の暮らしが営まれてきた歴史があります。そんな海と街の人々との密接な関わりを展示する施設として、昭和63年(1988年)10月1日に厚岸町役場庁舎前に開館しました。
1階では昭和期の漁師が実際に捕鯨に用いた道具や、外観を再現した捕鯨船の模型が見られます。操舵室や漁船エンジンの解説ボードもあり、この地方で使っていた漁具の変遷を学ぶことができるんですよ。また、厚岸湖岸で出土したアイヌ民族の外洋向け丸木舟(イタオマチプ)とその模型も展示されていて、歴史好きにはたまらない空間です。
日本最東端のプラネタリウム
記念館の2階には、なんと日本最東端にあるプラネタリウムが設置されています!10mドームに星座を美しく映し出せる光学式プラネタリウムを活用し、四季に応じた自主制作の番組で星座解説をしているんです。
さらに特筆すべきは、ドーム全体に360度の映像を映し出す「全天周投影システム」も整備されていること。2021年度からは同館オリジナルの全天周番組でアイヌ民族の星座や漁にまつわる星の伝承を紹介する「カムイからの教え~漁を伝える曳き網の星~」が制作され上映されています。子どもたちに宇宙への関心を促す学習施設として利用されているだけでなく、アイヌ文化への理解も深められる貴重な場所なんですよ。
プラネタリウムの番組情報
プラネタリウムでは季節ごとに番組を変えているので、何度訪れても新しい発見があります。特に神話に基づくノチゥ(星)の物語「カムィからの教え」は必見です!夜空のアイヌ文化への理解を深めることができる貴重な機会ですよ。
また、2025年4月からは新しい春番組も始まっているようなので、最新情報は公式サイトでチェックしてみてください。さらに、夜間投影も行われていることがあるので、昼間とはまた違った雰囲気を楽しむこともできます。
アクセス情報
厚岸町海事記念館へのアクセスは非常に便利です。JR厚岸駅から徒歩わずか8〜10分ほどで到着します。駅から近いので、電車での旅行者にもおすすめのスポットです。
駐車場情報
車でお越しの方は、厚岸町役場の駐車場を利用することができます。記念館専用の駐車場はありませんが、町役場の駐車場が無料で利用できるので安心です。ボクが訪れた時も、平日だったこともあり、駐車スペースには余裕がありました。
開館時間と休館日
開館時間は午前9時から午後5時までとなっています。休館日は以下の通りです:
- 毎週月曜日(国民の祝日に当たる日を除く)
- 国民の祝日の翌日(日曜日または土曜日に当たる日を除く)
- 年末年始(12月31日〜1月5日)
訪問を計画する際は、休館日をチェックしておくことをおすすめします。特に連休明けは休館になることが多いので注意が必要です!
料金情報
嬉しいことに、厚岸町海事記念館の入館料は無料です!これは本当にありがたいですよね。プラネタリウムについては、一部の情報では大人150円との記載がありましたが、最新情報では無料になっているようです。ただし、特別なイベントや投影の際には料金が発生する可能性もあるので、訪問前に確認することをおすすめします。
バリアフリー情報
厚岸町海事記念館は、バリアフリー対応も充実しています。
設備 | 有無 |
---|---|
駐車スペース | あり |
多目的トイレ | あり |
スロープ | あり |
貸出用車椅子 | あり |
授乳室 | なし |
車椅子の方も安心して訪れることができますね。ただし授乳室はないので、小さなお子様連れの方は事前に計画を立てておくといいでしょう。
混雑状況と滞在時間
口コミ情報によると、厚岸町海事記念館はあまり混雑していないようです。ゆったりと展示を見学できる環境が整っています。
空いていた。滞在時間は1〜2時間ほど。二階はプラネタリウム施設の他に子供向けの科学館のような施設もあります。 (女性/30代後半/会社員)
滞在時間は1〜2時間程度が目安のようです。1階の海事関連の展示と2階のプラネタリウムをじっくり見学すると、ちょうどいい時間になりますね。子ども連れの場合は、2階の子供向け科学施設で遊ぶ時間も考慮するといいでしょう。
イベント情報
厚岸町海事記念館では、定期的にさまざまなイベントが開催されています。2025年4月現在は、以下のようなイベントが行われています:
- 3館スタンプラリー
- 海事記念館クイズ(ver.60)
- プラネタリウム夜間投影
- 特別展「北門の鎖鑰 太田屯田兵村」
また、「厚岸町海事記念館こどもクラブ」という子ども向けの教室も定期的に開催されているようです。お子様連れの方は、ぜひチェックしてみてください!
周辺のおすすめスポット
厚岸駅周辺には、他にも魅力的なスポットがあります。特に「道の駅 厚岸グルメパーク」は、厚岸の海の幸を堪能できる人気スポットです。厚岸といえば牡蠣が有名ですので、海事記念館の見学と合わせて、新鮮な海の幸も楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
厚岸町海事記念館のプラネタリウムは、日本最東端という立地ながら、充実した内容と無料で楽しめるコスパの良さが魅力です。海と人との関わりを学べる展示と、美しい星空を楽しめるプラネタリウムの両方が楽しめる貴重な施設です。
北海道旅行の際には、メジャーな観光地だけでなく、このような地域に根ざした文化施設も訪れてみることで、より深い旅の思い出になることでしょう。ぜひ、厚岸町海事記念館のプラネタリウムで、日本最東端の星空体験をしてみてください!
「人間万事塞翁が馬」- 故事成語
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さんの旅が素晴らしいものになりますように。思いがけない場所に素敵な発見があるものです。案ずるより産むが易し、まずは一歩踏み出してみましょう!