こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は札幌市にある「北海道鉄道技術館」についてご紹介します。鉄道好きの息子と一緒に訪れた時の体験を元に、アクセス方法や駐車場情報、混雑状況など、皆さんが気になるポイントを徹底解説します!実は月に2回しか開館していないという、ちょっと変わった博物館なんですよ。
北海道鉄道技術館の基本情報
まず押さえておきたいのが開館日です。北海道鉄道技術館は毎月第2・第4土曜日の13:00〜16:00のみ開館しています。これは施設がJR北海道の苗穂工場内にあるためなんです。工場の稼働状況によっては臨時休館になることもあるので、行く前に公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
入館料は嬉しい無料!ファミリーでも気軽に楽しめるのが魅力的ですね。ボクが訪れた時は、小学生の娘も「お金かからないの?すごーい!」と喜んでいました。
場所は札幌市東区北5条東13丁目のJR北海道苗穂工場内。明治43年(1910年)に建てられたレンガ造りの倉庫を利用した歴史ある建物で、「さっぽろ・ふるさと文化百選」にも選ばれています。2010年には歴史的文化価値の高い鉄道遺産として、準鉄道記念物の指定も受けているんですよ。
アクセス方法と駐車場情報
電車でのアクセス
JR苗穂駅北口から徒歩約15分です。札幌駅からは一駅なので、電車でのアクセスは比較的便利です。ただ、駅から少し歩くので、小さなお子さん連れの場合は少し大変かもしれません。ボクの娘は「パパ、まだ着かないの〜?」と言いながらも、鉄道技術館に着くとテンションが上がっていました。
バスでのアクセス
JR札幌駅北口から北海道中央バスの東63系統に乗り、「苗穂工場前」停留所で下車。そこから徒歩5分です。バスの本数はそれほど多くないので、時刻表を事前に確認しておくと安心です。
車でのアクセス・駐車場
車で行く場合は、開館日に限り苗穂工場の駐車場を一部借用できます。駐車可能台数は約20〜40台程度で、駐車料金は無料です。ボクが訪れた日は半分くらいの空き具合でしたが、混雑する日もあるようなので、開館時間の13時頃には到着しておくのが無難でしょう。
工場の正門から入り、警備員の指示に従って駐車します。駐車してから、正門横の警備室で受付を済ませる必要があります。受付票に代表者名・人数・電話番号を記入し、警備室の方に渡すだけの簡単な手続きです。
館内の見どころと所要時間
1階の展示内容
1階に入るとすぐに、北海道初の特急気動車「おおぞら」に使用された「キハ82」の運転台や、苗穂工場で改造製作されたリゾート列車「アルファコンチネンタルエクスプレス」の運転台が展示されています。運転台に座って写真撮影もできるので、子どもたちに大人気のスポットです。
また、「北斗星」や「はまなす」といった寝台列車のコーナーや、北海道初の電車「赤い電車711」のコーナーなど、北海道の鉄道の歴史を感じられる展示が充実しています。
特に人気なのが運転シミュレーターで、実際に運転士気分を味わえます。HOゲージの「振り子でトライ」という体験コーナーもあり、子どもから大人まで楽しめます。息子は「これ、マジでリアルだよ!」と大興奮していました。
2階の展示内容
2階には工場の歴史や、蒸気機関車が動態復元される工程などが紹介されています。鉄道技術の歴史的資料や機器・写真等が展示されており、鉄道マニアにはたまらない内容です。
夏季には、日本最大級の蒸気機関車「C62 3号機」が鉄道技術館前に展示されることもあります。これは迫力満点で、写真撮影スポットとしても人気です。
所要時間の目安
館内をじっくり見て回ると、1〜2時間程度の所要時間となります。開館時間が13:00〜16:00の3時間しかないので、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。特に鉄道好きな方は、あっという間に閉館時間になってしまうかもしれません。
混雑状況と口コミ
混雑状況
月に2回しか開館していないため、開館日は比較的混雑します。特に夏休みや連休中の開館日は家族連れが多く訪れます。ただ、広い工場敷地内にあるため、極端に人が密集するような状況にはなりにくいです。
運転シミュレーターなどの人気体験コーナーは少し待つことがあるかもしれませんが、全体的には快適に見学できる環境です。ボクが訪れた時も、20〜30人程度の来館者がいましたが、ゆったりと展示を楽しむことができました。
来館者の口コミ
開館時間が限られているので、タイミングを合わせるのが大変でしたが、無料で貴重な鉄道遺産を見学できて大満足でした。特に運転シミュレーターは子どもが喜んでいました。(男性/40代前半/会社員)
レンガ造りの建物自体が歴史を感じさせて素敵です。展示内容も充実していて、鉄道ファンでなくても楽しめました。月2回しか開いていないので、計画的に訪問する必要がありますね。(女性/30代後半/主婦)
無料とは思えないほど展示が充実していて驚きました。特に2階の蒸気機関車の復元工程の展示が興味深かったです。駐車場も無料で助かりました。(男性/50代/自営業)
訪問する際の注意点とおすすめポイント
注意点
工場敷地内にあるため、立ち入り禁止区域があります。受付時にもらえる案内図に従って行動しましょう。また、写真撮影は基本的に可能ですが、工場内の作業エリアなどは撮影禁止の場所もあるので注意が必要です。
バリアフリー設備は十分ではないため、車椅子やベビーカーでの見学は少し難しい場合があります。事前に確認しておくと安心です。
おすすめポイント
鉄道好きの子どもはもちろん、大人も楽しめる内容になっています。特に、実際に運転台に座れたり、運転シミュレーターを体験できたりする点は、体験型の学習として最適です。
また、レンガ造りの歴史ある建物自体も見どころの一つ。建築好きな方にもおすすめです。入館料が無料なのに、これだけ充実した展示内容は貴重ですよね。
まとめ:計画的に訪問しよう!
北海道鉄道技術館は、月に2回という限られた開館日ながら、無料で楽しめる貴重な鉄道博物館です。アクセスは少し不便かもしれませんが、駐車場が無料で利用できるのは大きなメリットです。
混雑状況も極端に混み合うことは少なく、ゆったりと展示を楽しめます。所要時間は1〜2時間程度なので、半日の予定で訪れるのがおすすめです。
鉄道好きの方はもちろん、歴史や技術に興味のある方、家族でのお出かけ先としても最適な場所です。月に2回しか開館していないという特殊性を考えると、事前にしっかり計画を立てて訪問するのがベストですね!
皆さんも機会があれば、ぜひ北海道鉄道技術館を訪れてみてください。鉄道の魅力と歴史を肌で感じることができる、素晴らしい体験になるはずです。
「人生は列車のようなもの。乗り遅れを恐れるよりも、間違った列車に乗ることを恐れなさい。」- 江國香織
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに!