こんにちは！ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんに「投資信託と株式の違い」について、わかりやすく解説していきたいと思います。最近、資産運用に興味を持ち始めた方も多いのではないでしょうか？でも、「投資信託」と「株式」の違いがイマイチわからない…そんな声をよく聞きます。そこで今回は、この2つの投資方法の違いをスッキリ理解できるように解説していきますね！
投資信託と株式の基本的な違い
投資信託と株式の最も大きな違いは「誰が投資先を選ぶか」という点です。株式投資では自分自身で銘柄を選んで投資する必要がありますが、投資信託ではプロの運用担当者（ファンドマネージャー）が投資先を選んでくれます。
株式投資は自分で企業を選んで直接出資するのに対し、投資信託はプロに資金を預けて運用してもらう方法なのです。
これはショッピングに例えると、株式投資は自分で好きな服（銘柄）を選ぶ感じ。一方、投資信託は店員さん（プロ）にコーディネートを任せて一式買うような感じです。自分のセンスに自信がある人は前者、プロに任せたい人は後者が向いているかもしれませんね。
投資信託と株式のリスクとリターンの違い
株式投資のリスクとリターン
株式投資は、企業の業績が良くなれば株価が上昇し、配当金も増える可能性があります。つまり、高いリターンが期待できるわけです。しかし、その反面、企業の業績が悪化すれば株価は下落し、最悪の場合、企業が倒産すれば投資したお金がただの紙切れになってしまうこともあります。
つまり株式投資は、ハイリスク・ハイリターンな投資方法と言えるでしょう。
投資信託のリスクとリターン
一方、投資信託は複数の資産に分散投資するため、一つの企業が倒産しても全体への影響は限定的です。そのため、株式投資よりもリスクを抑えることができます。ただし、投資信託の種類によってリスクとリターンは大きく異なります。株式に投資する投資信託もあれば、債券に投資する投資信託もあるからです。
一般的には、投資信託は株式投資よりもリスクが低く、リターンも控えめと言われています。ただし、これは投資信託の種類によって大きく異なるので注意が必要です。
投資信託と株式の手数料の違い
投資信託と株式では、かかる手数料の種類や仕組みも異なります。
株式投資の手数料
株式投資では、主に株式を購入するときと売却するときに手数料がかかります。最近はネット証券の普及により、株式の売買手数料はかなり安くなっています。中には手数料無料の証券会社もあるほどです。
投資信託の手数料
投資信託では、購入時や売却時の手数料に加えて、保有している間も「信託報酬」という手数料がかかり続けます。これは投資信託の運用会社やファンドマネージャーへの報酬です。ただし、証券会社のサービスによっては、購入時や売却時の手数料がかからない場合もあります。
投資信託を選ぶ際は、この信託報酬の率もチェックしておくことが大切です。長期投資では、わずかな手数料の差が大きな違いを生むこともあります。
投資信託と株式の分散投資のしやすさ
株式投資での分散投資
株式投資で分散投資をしようとすると、複数の企業の株式を購入する必要があります。そのため、ある程度まとまった資金が必要になりますし、各企業の調査も自分で行わなければなりません。
投資信託での分散投資
一方、投資信託は少額からでも自動的に分散投資ができるのが大きな魅力です。例えば、数千円からでも、数十〜数百の企業に分散投資することが可能です。自分で個別企業を調査する手間も省けるため、時間のない方や投資初心者にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
投資信託と株式の税制優遇制度の違い
投資信託と株式では、利用できる税制優遇制度にも違いがあります。
株式投資で利用できる税制優遇制度
株式投資では、NISAを利用することができます。NISAを使えば、株式の売買益や配当金に対する税金が非課税になります。
投資信託で利用できる税制優遇制度
投資信託は、NISA（一般NISA・つみたてNISA）だけでなく、iDeCo（個人型確定拠出年金）でも購入することができます。特にiDeCoは老後資金の準備として人気があり、掛け金の全額が所得控除の対象になるなど、大きな税制メリットがあります。
投資信託と株式、初心者はどちらから始めるべき？
さて、投資初心者の皆さんは、投資信託と株式のどちらから始めるべきでしょうか？
投資初心者の方には、まずは投資信託から始めることをおすすめします。理由は以下の通りです。
- プロが運用してくれるので、自分で銘柄を選ぶ必要がない
- 少額から分散投資ができるので、リスクを抑えられる
- 定期的に積立投資ができるので、コツコツ資産形成ができる
ある程度投資の知識や経験が増えてきたら、株式投資にもチャレンジしてみるのも良いでしょう。株式投資は自分の判断で銘柄を選べるので、より高いリターンを狙うことができます。また、株主優待や配当金を受け取る楽しみもあります。
投資は長い目で見ることが大切です。焦らず、自分のペースで始めていきましょう！
まとめ：投資信託と株式の違い
投資信託と株式の主な違いをおさらいしましょう。
- 運用する人：株式は自分自身、投資信託はプロの運用担当者
- リスクとリターン：株式はハイリスク・ハイリターン、投資信託は比較的リスクが分散される
- 手数料：株式は売買時のみ、投資信託は保有期間中も信託報酬がかかる
- 分散投資：投資信託は少額から分散投資が可能
- 税制優遇：株式はNISA、投資信託はNISAとiDeCoが利用可能
投資は自分の目的やライフスタイル、リスク許容度に合わせて選ぶことが大切です。まずは少額から始めて、徐々に知識と経験を積み重ねていくことをおすすめします。
今日の名言をご紹介して終わりたいと思います。
「投資で一番大切なのは、自分を知ることだ」 – ウォーレン・バフェット
皆さんも自分に合った投資方法を見つけて、豊かな未来を築いていきましょう！案ずるより産むが易し、まずは一歩踏み出してみることが大切ですよ！
