こんにちは、皆さん!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は天気が良くて気分爽快な一日を過ごしています。皆さんはどんな一日を過ごしていますか?
さて、今日は多くの方が気になっているけれど、なかなか理解しづらい「旧約聖書と新約聖書の違い」について、分かりやすく解説していきたいと思います。キリスト教の聖典である聖書について、ボクも子どもたちに質問されて「うーん、どう説明しようかな」と悩んだ経験があります。そんな疑問をスッキリ解決していきましょう!
聖書は「契約の書」だった!
まず最初に、よくある誤解を解いておきましょう。「旧約」と「新約」の「約」という字、これ、実は「翻訳」の「訳」ではないんです! 「旧い翻訳」と「新しい翻訳」という意味ではなく、「契約」の「約」なんですね。
また、「旧約はカトリック教会(旧教)の聖書で、新約はプロテスタント教会(新教)の聖書」という説明を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、これも誤解です。カトリックもプロテスタントも、旧約と新約の両方を含む聖書全体を聖典としています。
つまり、聖書とは神が人間と結んだ「契約」「約束」の書なのです!
旧約聖書とは?古い契約の内容
旧約聖書は、イエス・キリストが来られる前の、神が人間の救いについて結ばれた「古い契約」を記した書物です。その内容を一言で表すと「イスラエルの民の歴史」といえるでしょう。
旧約聖書は、天地創造の物語から始まり、アダムとイブの話、ノアの方舟など多くの有名なエピソードが含まれています。そして、神がイスラエル人を選び、彼らを通して全人類を救おうとされた歴史が記されているんです。
イスラエルの歴史を遡ると、最初に登場するのはアブラハムという人物。アブラハムからイサク、そしてヤコブ(後のイスラエル)へと続き、ヤコブの12人の息子たちがイスラエル12部族の始まりとなりました。
そして、イスラエルの歴史上最も有名な王であるダビデの家系から、人類の救い主(メシア)が誕生するという約束が与えられました。これが「旧い契約」の核心部分なんですね。
新約聖書とは?新しい契約の内容
新約聖書は、イエス・キリストが来られた後の「新しい契約」について書かれた書物です。その内容は「約束の救い主が到来した」という報せが中心となっています。
新約聖書の主なメッセージ
新約聖書では、旧約聖書で預言されていたメシア(救い主)としてイエス・キリストが登場し、その生涯や教え、そして最も重要な出来事として:
- イエス・キリストは罪のない完璧な生涯を送り、私たちの罪のために死なれた
- 死んで墓に葬られた
- そして、3日目に復活された
という「福音(良い知らせ)」が記されています。この福音を受け入れ、イエス・キリストに信頼を置く人が「神の子」と呼ばれるというのが新約聖書の中心的なメッセージなんです。
旧約聖書と新約聖書の関係性
旧約聖書と新約聖書は分断して考えるべきではありません。新約聖書は旧約聖書の続きであり、旧約聖書で預言されていたことが新約聖書で成就するという流れになっています。
例えば、旧約聖書には救世主(メシア)がいつか遣わされることが預言されていて、新約聖書ではそのメシアとしてイエス・キリストが登場します。新約聖書の福音書と使徒行伝には、何百年も前に旧約聖書に記録された預言が成就したことがたくさん記録されているんですよ。
ボクがこれを理解したときは「なるほど!」とギュウギュウに詰まった謎がスッキリ解けた感じがしました。皆さんも何か「ピン!」ときましたか?
聖書の構成と分量
ちなみに、旧約聖書の方が新約聖書よりも圧倒的に分量が多いです。旧約聖書は39巻(カトリックでは46巻)、新約聖書は27巻で構成されています。
旧約聖書には、律法の書、歴史書、詩と知恵の書、預言書などが含まれ、新約聖書には福音書、使徒行伝、書簡、黙示録などが含まれています。
まとめ:旧約と新約の違いを理解しよう
旧約聖書と新約聖書の違いをまとめると:
- 旧約聖書は「古い契約」で、イエス・キリスト以前の神と人間との契約について書かれている
- 新約聖書は「新しい契約」で、イエス・キリストを通じた神と人間との新しい関係について書かれている
- 旧約聖書はイスラエルの民の歴史が中心
- 新約聖書はイエス・キリストの生涯と教え、そして彼を通じた救いが中心
- 両者は分断されるものではなく、一連の流れとして理解すべきもの
聖書を読む際には、この「契約」という視点を持つと、より深く理解できるようになりますよ!子どもたちに説明するときも、「神様が人間と交わした約束の本なんだよ」と伝えると分かりやすいかもしれませんね。
皆さんも機会があれば、この「古い契約」と「新しい契約」の流れを意識しながら聖書を読んでみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があるはずです!
「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには走り続けなければならない。」 – アルベルト・アインシュタイン
今日も前向きに走り続けましょう!皆さんの一日が素晴らしいものになりますように!