こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。皆さんは羽田空港を利用する際、どのターミナルに行けばいいか迷った経験はありませんか?ボクも家族旅行で何度も「あれ?このターミナルであってる?」と焦った経験があります。今日は羽田空港の3つのターミナルの違いについて、どの航空会社がどのターミナルを使っているのかを中心に詳しくご紹介します。これを読めば、もう迷うことなくスムーズに空の旅が始められますよ♪
羽田空港の3つのターミナル基本情報
羽田空港には「第1ターミナル」「第2ターミナル」「第3ターミナル」の3つのターミナルがあります。かつては第3ターミナルは「国際線ターミナル」と呼ばれていましたが、2020年3月に名称が変更されました。各ターミナルは航空会社や行き先によって分かれているので、事前に確認しておくとスムーズです。
ターミナル間の距離はそれなりにあるので、間違えると移動に時間がかかってしまいます。特に第1・第2ターミナルと第3ターミナルの間は約3kmも離れているんです!ですから、チケットをしっかり確認して、正しいターミナルに向かいましょう。
第1ターミナル:JALとスカイマークの拠点
第1ターミナルは主に日本航空(JAL)の国内線が発着するターミナルです。JAL以外にも、以下の航空会社が利用しています。
- 日本航空(JAL)の国内線
- 日本トランスオーシャン航空(JTA)
- スカイマーク(SKY)
- スターフライヤー(SFJ)
第1ターミナルは地下1階から6階まであり、北ウイングと南ウイングに分かれています。北ウイングはJALの北海道、東北、北陸、東海、近畿方面行きの便とスカイマークが利用。南ウイングはJALの中国、四国、九州、沖縄方面行きの便と日本トランスオーシャン航空、スターフライヤーが利用しています。
アクセス方法は、京急線なら「羽田空港第1・第2ターミナル駅」、東京モノレールなら「羽田空港第1ターミナル駅」で下車します。
第1ターミナル内には「マーケットプレイス」というショッピングモールがあり、服や本、おもちゃなどのショップやレストランが充実しています。また、屋上には展望デッキもあり、飛行機の離着陸を間近で見られるスポットとして人気です。
第2ターミナル:ANAの拠点
第2ターミナルは主に全日空(ANA)の国内線と一部の国際線が発着するターミナルです。以下の航空会社が利用しています。
- 全日空(ANA)の国内線と一部の国際線
- エアドゥ(ADO)
- ソラシドエア(SNA)
第2ターミナルも第1ターミナルとほぼ同じ構造で、北ウイングと南ウイングに分かれています。地下1階から6階まであり、第1ターミナルよりは少し小さめです。
アクセス方法は、京急線なら「羽田空港第1・第2ターミナル駅」、東京モノレールなら「羽田空港第2ターミナル駅」で下車します。
第2ターミナル内にも「マーケットプレイス」があり、ショップやレストランが充実。5階には室内展望デッキがあります。第1ターミナルの展望デッキは屋外ですが、こちらは室内なので天候を気にせず飛行機を眺められるのが特徴です。
第3ターミナル:国際線の拠点
第3ターミナルは、かつて「国際線ターミナル」と呼ばれていたターミナルで、主に国際線が発着します。ANAの一部国際線を除き、デルタ航空やシンガポール航空、ブリティッシュエアウェイズなど、ほとんどの国際線がこのターミナルを利用します。
第3ターミナルは5階建てで、20以上のゲートを持っています。2014年に拡張工事が完了し、新しいゲートやホテル、チェックインカウンター、税関・入国管理・検疫エリア、手荷物受取所などが拡充されました。
アクセス方法は、京急線でも東京モノレールでも「羽田空港第3ターミナル駅」で下車します。
第3ターミナルは国際線ターミナルだけあって、グッチやシャネル、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドショップが並ぶ免税店エリアが充実しています。また、日本のお土産ショップも多く、外国人観光客に日本の魅力をアピールする工夫が随所に見られます。
2020年には「羽田エアポートガーデン」という商業施設も第3ターミナルに隣接してオープンし、ショッピングやダイニングが楽しめるようになりました。ホテルや屋上温泉(タトゥーNGポリシーあり)も併設されています。
ターミナル間の移動方法
各ターミナル間の移動方法についても知っておくと安心です。
第1ターミナルと第2ターミナル間
第1ターミナルと第2ターミナルは約400m離れていて、歩いても5分程度で移動できます。京急線の「羽田空港第1・第2ターミナル駅」を経由する地下通路を利用するのが便利で、動く歩道も設置されています。また、無料の連絡バスも運行しているので、そちらを利用することもできます。
第1・第2ターミナルと第3ターミナル間
第1・第2ターミナルと第3ターミナルの間は約3kmあり、歩くには遠いので、無料連絡バスを利用するのがおすすめです。バスなら約5分で移動できます。
また、京急線や東京モノレールを利用する方法もあります。所要時間は約3分です。国内線と国際線を乗り継ぎする場合は、パスポートや航空券の確認ができれば、無料の乗継乗車票がもらえるので運賃はかかりません。
羽田空港ターミナルの営業時間
第1ターミナルと第2ターミナルの国内線エリアは朝5時から深夜0時までの営業です。一方、第3ターミナルと第2ターミナルの国際線エリアは24時間営業しています。
ただし、羽田エアポートガーデンなどの商業施設は24時間営業ではなく、多くのショップは夜9時頃、レストランは夜11時頃に閉まります。深夜や早朝に利用する場合は、この点に注意が必要です。
まとめ:羽田空港ターミナルの違い
羽田空港の3つのターミナルの違いをおさらいしましょう。
- 第1ターミナル:JAL、スカイマーク、スターフライヤーなどの国内線
- 第2ターミナル:ANAの国内線と一部国際線、エアドゥ、ソラシドエアの国内線
- 第3ターミナル:ほとんどの国際線(ANAの一部を除く)
航空券を予約する際は、どのターミナルから出発するのかをしっかり確認しておきましょう。特に国際線と国内線の乗り継ぎをする場合は、ターミナル間の移動時間も考慮して、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
羽田空港は日本の玄関口として、年々便利になっています。各ターミナルにはショッピングやグルメを楽しめる施設も充実しているので、フライト前の時間も有効に使えますよ!
「旅の始まりは準備から楽しむことにある」- ジョン・スタインベック
皆さん、素敵な空の旅をお楽しみください!