こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんの毎日の生活に欠かせない交通系ICカード、SuicaとPASMOの違いについてお話ししたいと思います。
「SuicaとPASMOってどっちがいいんだろう?」「両方持つ必要あるのかな?」って疑問に思ったことありませんか?ボクも子どもたちの通学用にどちらを選ぶべきか悩んだことがあります。今回はそんな疑問をスッキリ解決していきましょう!
SuicaとPASMOの基本的な違い
まず基本情報から整理しておきましょう。Suicaは2001年11月に日本初の交通系ICカードとして誕生し、JR東日本が発行しています。一方のPASMOは2007年8月からサービスを開始し、株式会社パスモが発行しています。
発行枚数を見ると、Suicaは約9,200万枚、PASMOは4,000万枚以上と、Suicaの方が圧倒的に多いんですね。モバイル版も、Suicaが2,000万枚を超えているのに対し、PASMOは500万人以上と差があります。
利用エリアの違い
元々はSuicaはJR東日本エリア、PASMOは東京メトロや私鉄、バス会社を中心としたエリアで使われていました。でも、現在は相互利用が進んでいるため、どちらもほぼ同じエリアで使えます。北海道から九州まで、全国の対応エリアでどちらも使えるようになっているんです。
ただし、定期券として利用する場合は違いがあります。PASMOは小田急電鉄や東京メトロ、京王電鉄などの私鉄やバス会社で定期券を発行できます。一方、Suica定期券はJR東日本のみで発行されています。
SuicaとPASMOのメリット・デメリット比較
どちらを選ぶか迷っている方のために、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
Suicaのメリット・デメリット
【メリット】
- JR東日本のエリア内、または全国のJR路線で利用できる
- 知名度が高いため、トラブル発生時も安心
- JREポイントが貯まる
- オートチャージの月間上限がない(1日2万円までの制限はあり)
- モバイルSuicaなら「エクスプレス予約サービス」が利用可能
【デメリット】
- 一度入金すると払い戻し時に手数料が必要(残高に応じて最大220円)
PASMOのメリット・デメリット
【メリット】
- 首都圏を中心に全国の私鉄や路線で利用できる
- 払い戻し手数料が無料(ただし2022年春からは短期間での使用の場合、最大220円の手数料がかかる場合も)
- 防犯メールサービス「東急エキッズ」が利用可能(別途料金あり)
【デメリット】
- Suicaに比べると知名度が低い
- 関東以外のコンビニなどで利用できないこともある
- オートチャージに1日1万円・1カ月5万円までの制限がある
どんな人にどちらがおすすめ?
それぞれの特徴を踏まえて、どんな人にどちらがおすすめなのかをまとめてみました。
Suicaがおすすめな人
- 通勤や通学でJRを頻繁に利用する人
- JREポイントを貯めたい人
- オートチャージを月5万円以上利用する人
- 新幹線をよく利用する人(モバイルSuicaのエクスプレス予約サービスが便利)
PASMOがおすすめな人
- 通勤や通学で私鉄やバスをよく利用する人
- 子どもの防犯対策として東急エキッズを利用したい人
- 払い戻しの可能性がある人(手数料が無料の場合がある)
子どもにはどちらがいい?
ボクの子どもたちにも交通系ICカードを持たせていますが、子どもの場合はどうでしょうか?
基本的には、通学路で利用する交通機関に合わせて選ぶのがベストです。JRをよく使うならSuica、私鉄やバスをよく使うならPASMOがおすすめです。
また、防犯面を考えると、PASMOなら「東急エキッズ」というサービスを利用できます。これは駅の改札機でPASMOをタッチすると、通過情報がメールで送られてくるサービスです。月額550円かかりますが、お子さんの安全確認ができるのは心強いですね。
2枚持ちは必要?
「じゃあ両方持っておいた方がいいの?」という疑問もあるかと思います。
結論から言うと、現在は相互利用が進んでいるので、基本的には1枚あれば十分です。ただし、以下のような場合は2枚持ちも検討する価値があります。
- JRと私鉄の両方で定期券を使いたい場合
- JREポイントを貯めつつ、私鉄の特典も活用したい場合
- バックアップとして持っておきたい場合
ボク自身は、メインのSuicaと予備のPASMOを持っています。万が一の時のためと、それぞれの特典を使い分けるためですね。
まとめ:自分の生活スタイルに合わせて選ぼう
SuicaとPASMOの違いについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?基本的な機能はほぼ同じですが、細かい部分で違いがあることがわかりましたね。
どちらを選ぶかは、皆さんの生活スタイルや利用頻度によって変わってきます。JRをよく使う方はSuica、私鉄やバスをよく使う方はPASMOが便利かもしれません。
また、子どもに持たせる場合は、通学路の交通機関や防犯サービスの有無も考慮すると良いでしょう。
最後に本日の名言をご紹介します。
「選択の自由があることは素晴らしいが、選択する知恵を持つことはさらに素晴らしい」 – トーマス・ソウェル
交通系ICカードの選択も同じですね。情報をしっかり理解して、自分に合った選択をすることが大切です。皆さんの毎日がもっと便利になりますように!