みなさん、こんにちは！ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は、法律の世界でよく聞く「判事」と「裁判官」について、その違いをスッキリ解説していきますよ。ちょっと難しそうな話題ですが、一緒に楽しく学んでいきましょう！
判事と裁判官、どっちがえらいの？
まずは、みなさんに質問です。「判事」と「裁判官」、どっちがえらいと思いますか？実は、この質問には正解がないんです。なぜかというと、「判事」は「裁判官」の一種だからなんです。ビックリしましたか？
裁判官は大きな括り、判事はその中の一つ
「裁判官」というのは、最高裁判所長官から判事補まで、裁判所で働く法律のプロフェッショナル全体を指す言葉なんです。その中で、「判事」は特定の職位を表しているんですよ。つまり、すべての判事は裁判官ですが、すべての裁判官が判事というわけではないんです。
判事になるまでの道のり
では、どうやったら判事になれるのでしょうか？実は、判事になるには結構時間がかかるんです。多くの場合、司法試験に合格して司法修習を終えた後、まず「判事補」として裁判所に採用されます。そして、なんと10年間の経験を積んだ後に、やっと「判事」に任命されるんです。
つまり、判事は裁判官としてのキャリアを積んだベテランなんです！
判事と判事補の違いって？
さて、ここで気になるのが「判事補」ですよね。判事補は、いわば「見習い判事」みたいなものです。新人裁判官として、経験を積んでいく段階なんです。
判事補にできること、できないこと
判事補には、いくつか制限があります。例えば：
- 原則として、1人では裁判ができない
- 裁判長になることができない
でも、5年以上の経験を積んだ判事補は「特例判事補」として、単独で裁判を担当することもできるんですよ。
裁判官の種類いろいろ
ここまでくると、裁判官にもいろんな種類があることがわかってきましたよね。ちょっと整理してみましょう。
最高裁判所の裁判官
最高裁判所には「最高裁判所長官」と「最高裁判所判事」がいます。これらは特別な存在で、法律の専門家だけでなく、幅広い分野から選ばれることもあるんです。
下級裁判所の裁判官
高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所には、「判事」と「判事補」がいます。判事の中でも、「部総括判事」という役職があって、これは部の長みたいな存在です。
裁判官の仕事って？
裁判官の主な仕事は、もちろん裁判を行うことです。でも、単に法律を機械的に適用するだけじゃないんです。裁判官は「スジ」や「スワリ」という概念を使って判断することがあるそうです。これは、裁判官の集団の中で、長い歴史の中で培われてきた独特の考え方なんですって。
裁判員制度と裁判官
最近では裁判員制度も始まって、一般の人も裁判に参加するようになりました。でも、やっぱり裁判官の役割は重要です。裁判員と一緒に事実を認定したり、法律を適用したりするんです。
みなさん、いかがでしたか？判事と裁判官の違い、少しはスッキリしましたか？法律の世界って、奥が深くて面白いですよね。
今日の名言は、こちら。
正義は遅れてやってくるかもしれないが、決して来ないことはない。 – マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
この言葉、裁判官の仕事にぴったりですね。みなさんも、困ったことがあったら、あきらめずに正義を信じてくださいね。それじゃあ、また次回！ミーミルメディア編集長のしげっちでした。バイバーイ！
