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セメントとモルタルの違いとは?DIY初心者も理解できる基本知識

こんにちは、皆さん!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は建築やDIYでよく耳にする「セメント」と「モルタル」について詳しくお話ししていきます。この二つ、なんとなく同じようなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?実は明確な違いがあるんですよ!DIYに挑戦したい方も、家のメンテナンスに興味がある方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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目次

セメントとモルタルの基本的な違い

まず最初に、セメントとモルタルの基本的な違いをスッキリ整理しておきましょう!

セメントは灰色の粉末状の材料で、そのままでは使用できません。水を加えると化学反応を起こして固まる「水硬性」という性質を持っています。主成分は石灰石や粘土などを高温で焼いたクリンカと石膏です。

一方、モルタルはセメントに砂と水を加えて練り混ぜたものです。つまり、セメントはモルタルを作るための材料の一つなんですね。モルタルは建築材料として使える状態になっていて、柔らかくて扱いやすい性質を持っています。

簡単に言うと、セメントは「材料」、モルタルは「完成品」という関係なんです。これを覚えておくとわかりやすいですよ!

セメントの特徴と用途

セメントについてもう少し詳しく見ていきましょう。

セメントの主な特徴

セメントの最大の特徴は、材料を接着させる性質です。何と混ぜ合わせるか、またどのような割合で混ぜ合わせるかによって、様々な強度の建材を作ることができます。

粉末状なので持ち運びに便利というメリットもあります。使用する現場に持ち込んでから、必要な建材を作ることができるんですよ。

ただし、セメントは空気中の水分に反応して劣化するという性質もあります。開封したセメントはなるべく早く使い切ることをおすすめします。また、目や鼻、皮膚への刺激性があるので、取り扱いには注意が必要です。

セメントの主な用途

実は、セメント単体で使用されることはほとんどありません。主にモルタルやコンクリートの材料として使われています。

セメントは大別して「ポルトランドセメント」「混合セメント」「特殊セメント」の3つに分けられますが、一般的に目にすることが多いのは「ポルトランドセメント」です。

モルタルの特徴と用途

次に、モルタルの特徴と用途についてご紹介します。

モルタルの主な特徴

モルタルはセメント、水、砂を混ぜ合わせて作られる材料です。セメントと砂の割合は用途によって異なりますが、一般的にはセメント2に対し砂6程度の割合で作られます。

モルタルはコンクリートに比べると強度は劣りますが、柔軟性があるのが特徴です。粘り気が強く、表面を滑らかに仕上げることができるため、様々な用途に使われています。

モルタルの主な用途

モルタルは以下のような用途に使われています:

  • レンガやブロックを積み上げる際の接着剤
  • タイルを張る際の下地材
  • コンクリートの表面の仕上げ材
  • 壁や床の仕上げ材

モルタルは柔軟性があるので、接着剤や下地材としての役割を持ち、壁や床の仕上げなどによく使用されています。

モルタルのメリットとデメリット

モルタルには様々なメリットとデメリットがあります。特に壁や床に使用する場合は、これらを理解しておくことが大切です。

モルタルのメリット

モルタルには以下のようなメリットがあります:

  • 耐火性がある:モルタルは耐火性に優れているため、住宅の壁や床、キッチンなどにも使われています。
  • 柔軟性がある:コンクリートに比べると強度は劣りますが、ペースト状で柔軟性があるため、ブロックや石の接着剤としても活躍します。
  • おしゃれで高級感がある:継ぎ目のないモルタル壁は、きれいで高級感のある見た目に仕上がります。
  • 着色できる:セメントは灰色の粉末ですが、モルタルは着色が可能です。オリジナリティのあるデザインを楽しめます。
  • 熱を通しにくい:材料が熱を通しにくいので、金属の壁のように室内が暑くなることはありません。

モルタルのデメリット

一方で、モルタルには以下のようなデメリットもあります:

  • 防水性が低い:壁や床に使用する場合、表面に撥水加工や防水のための塗装が必要です。
  • コストが高い:手作業で塗装されるため、施工期間が長くなりがちで、コストも高くなります。
  • 職人の腕に左右される:モルタルの塗装の出来栄えは職人のスキルによって大きく変わってきます。
  • 汚れやすい:モルタルの外壁は雨だれが付きやすく、劣化するとチョークの粉のような汚れが付きやすくなります。
  • ひび割れしやすい:壁として使用する場合、ヒビ割れが起こりやすいというデメリットがあります。
  • 防音性が低い:防音性が低いので、マンションによっては使えない場合もあります。

セメントとモルタルの違いをおさらい

ここまでの内容をおさらいしておきましょう!

セメントは灰色の粉末状の材料で、モルタルやコンクリートの材料として使われます。単体では使用されることはほとんどありません。

モルタルはセメントに砂と水を加えて作られた建築材料です。柔らかくて扱いやすい性質のため、様々な用途に使用されています。

コンクリートもセメントから作られますが、モルタルとの違いは粗骨材(砂利や砕石など)が含まれているかどうかです。粗骨材が含まれているのがコンクリート、含まれていないのがモルタルと覚えておくとわかりやすいですね!

DIYでセメントとモルタルを使う際のポイント

最後に、DIYでセメントとモルタルを使う際のポイントをご紹介します。

モルタルの作り方

DIYでモルタルを作る基本的な手順は以下の通りです:

  1. セメントと砂をトロ舟に入れる(割合はセメント1に対して砂は2〜3程度)
  2. セメントと砂をよく混ぜる(色むらがなくなるようしっかり混ぜる)
  3. 水を加えてよく練る(天候や気温、湿度などによって水の量を調節)
  4. コテを使って必要な場所に塗る

接着用に使う場合は水の量を多めに、仕上げ材に使う場合は水の量を少なめにするとよいでしょう。

DIYで失敗しないためのポイント

DIYで失敗しないために知っておくべきポイントをいくつかご紹介します:

  • 作業前に周囲を養生しておく:塗料や傷がつかないように、作業の前に周りの鍵や建材を養生しておきましょう。
  • ブルーシートで覆う:作業場所周辺を前もってブルーシートで覆っておけば、周辺を傷つけたり汚したりすることを防げます。
  • 相談窓口を調べておく:ホームセンターのDIYアドバイザーなど、失敗したときの相談窓口を調べておくと安心です。

モルタルを使ったDIYでは、材料をよく混ぜ、使用目的に応じて水や砂の量を加減するのがポイントです。初めての方は少量から試してみるとよいでしょう。

いかがでしたか?セメントとモルタルの違いについて理解が深まったでしょうか。DIYに挑戦する際には、それぞれの特徴を把握して、適切に使い分けてくださいね!

「失敗は成功のもと。何事も挑戦しなければ始まらない。」- トーマス・エジソン

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さんのDIYライフが素敵なものになりますように。また次回のミーミルメディアでお会いしましょう!

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