こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんが気になっているPS5とPS5 Proの違いについて、ギュウギュウに詰まった情報をお届けします。我が家の高校生の息子も「パパ、PS5 Proってどうなの?」と聞いてくるので、親子で盛り上がれる話題ですね!
2024年11月に発売されたPS5 Pro。通常のPS5と比べて何が違うのか、本当に買う価値があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか? 実際にゲームプレイを比較した結果や、ハードウェアの違いまで、細かく解説していきますよ。それでは早速見ていきましょう!
PS5 ProとPS5の基本スペック比較
まずは基本的なスペックから見ていきましょう。PS5 Proは通常のPS5と比較して、GPUのコンピュートユニット数が67%増加し、GPUメモリも28%高速化されています。これによりレンダリング速度が最大45%アップし、よりスムーズなゲーム体験が可能になりました。
価格面では、PS5が79,979円に対して、PS5 Proは119,980円と約4万円の差があります。ただし、PS5 Proには光学ドライブが標準搭載されていることを考えると、実質的な差額はもう少し小さくなりますね。
外観とサイズの違い
PS5 Proは初期型のPS5と高さが同じで、現行販売されているPS5と幅が同じというサイズ感になっています。見た目は似ていますが、冷却システムに大きな違いがあります。PS5 Proでは、ヒートパイプの配置が改良され、大小の冷却フィンに対して独立して伸びるような設計になっています。これにより熱効率が向上し、高性能なハードウェアをしっかりと冷却できるようになっているんですよ。
ゲームプレイにおける違い
実際のゲームプレイではどのような違いがあるのでしょうか?いくつかの人気ゲームで比較してみました。
モンスターハンターワイルズでの比較
モンハンワイルズでは、PS5は「グラフィックス優先」モードで4K画質・40FPS前後で動作するのに対し、PS5 Proは同じ4K画質でも60FPS弱で動作しています。プレイヤーが操作するアクションシーンでは、PS5が約30FPSなのに対し、PS5 Proは40FPSで動作しており、より滑らかな動きを実現しています。
特筆すべきは、PS5でフレームレート優先にすると画質が著しく低下してしまう点です。時にはSwitchと同等くらいの画質に見えることもあるとか。一方、PS5 ProはPS5 Pro Enhanced対応により、高いフレームレートと高画質を両立できるのが大きな魅力です。
The Last of Us Part II Remasteredでの比較
こちらのゲームでは違いがより顕著に表れています。PS5では「解像度」と「パフォーマンス」の2つのモードから選べますが、PS5 Proではこれらに加えて「PRO」モードが選択可能です。
PS5の「解像度」モードとPS5 Proの「PRO」モードを比較すると、PS5 Proは一目で違いがわかるほど高精細。さらにフレームレートもPS5が30FPSのところをPS5 Proは60FPSにほぼ張り付いて動作します。まさに高画質とハイリフレッシュレートを両立したゲーム体験が可能なんですね!
Horizon Zero Dawn Remasteredでの比較
こちらのゲームでは、両機種とも「解像度優先」と「パフォーマンス優先」のモードが選べますが、PS5 Proには末尾に「(PRO)」と表記されたモードがあります。ただし、「解像度優先」と「解像度優先(PRO)」を比較した結果、画質とフレームレートともに大きな違いは見られなかったようです。
これはゲームによって最適化の度合いが異なるためと考えられます。PS5 Proの恩恵を最大限に受けるには、PS5 Pro Enhanced対応タイトルをプレイするのがベストですね。
PS5 Proの革新的な技術
PS5 Proには、単に性能が向上しただけでなく、いくつかの革新的な技術が導入されています。
進化したレイトレーシング
PS5 Proでは、レイトレーシング機能が大幅に強化されています。現行のPS5と比べて2倍、場合によっては3倍の速度で光線を投射することができるようになり、よりダイナミックな光の反射と屈折の表現が可能になりました。
これにより、水面の反射や窓ガラスを通した光の屈折など、リアルな光の表現がより美しく描写されるようになっています。
AIによるアップスケーリング技術「PSSR」
PS5 Proの目玉機能のひとつが、PlayStation スペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)と呼ばれるAIによるアップスケーリング技術です。機械学習ベースの技術を活用して映像のディテールを大幅に追加することで、極めて鮮明なビジュアルを実現しています。
この技術により、低解像度で描画したゲーム画面を高解像度に引き上げることができ、高いフレームレートを維持しながらも美しいグラフィックを楽しむことが可能になりました。
メモリ帯域幅の大幅向上
PS5 Proのメモリ帯域幅は576GB/sで、これはRadeon RX 7600の約2倍に相当します。この高速なメモリ帯域幅により、GPUの計算性能を余すことなく発揮できる設計となっています。
GPUの性能自体はRTX 4060 Ti~4070クラスとされていますが、高速なメモリ帯域幅の恩恵により、最新のAAAタイトルを高フレームレートでプレイ可能です。4K/120Hz、8K/60Hzの解像度をサポートし、VRR(可変リフレッシュレート)にも対応しています。
PS5 ProとPCの比較
PS5 Proを検討する際に、同価格帯のゲーミングPCとの比較も気になるところです。
価格面では、PS5 Proが119,980円なのに対し、同等のグラフィック性能を持つゲーミングPCは約18万円~と、PCの方が高価になります。ただし、PCの場合はオンラインプレイに追加料金がかからない点や、より多くのゲームをプレイできる点、ゲーム以外の用途にも使える点などのメリットがあります。
一方、PS5の場合はオンラインプレイに「PlayStation Plus」への加入が必要で、最も安いプランでも年間6,800円がかかります。長期的に見るとこの費用も考慮する必要がありますね。
PS5 Proは買う価値があるのか?
結局のところ、PS5 Proは買う価値があるのでしょうか?これは皆さんのゲームプレイスタイルや予算によって異なります。
こんな人にはPS5 Proがおすすめ
・4K高画質でのゲームプレイにこだわりたい方
・高フレームレートと高画質の両立を求める方
・レイトレーシングなどの最新グラフィック技術を楽しみたい方
・PS5 Pro Enhanced対応の最新ゲームを最高の環境でプレイしたい方
こんな人には通常のPS5で十分
・フルHDテレビでプレイしている方(4Kの恩恵を受けられない)
・グラフィックよりもゲーム性を重視する方
・予算を抑えたい方
・PS5 Pro Enhancedに対応していないゲームをメインでプレイする方
開発者の声
PS5 Proの性能について、ゲーム開発者たちも高く評価しています。
「『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』のプレイヤーの皆様は、新たなデフォルト設定の”パフォーマンスPro”モードにお気づきになると思います。このモードでは、忠実度優先モードの鮮やかな4K解像度やレイトレーシング機能と、パフォーマンス優先モードの毎秒60フレームという高速フレームレートを組み合わせたものです。」
「『バイオハザード ヴィレッジ』では、PS5 Proで最高のゲームプレイをお楽しみいただくため、120fpsのゲームプレイを追加しました。大幅な性能向上により、個性豊かな登場人物たちがこれまで以上にリアルな存在となり、恐怖感が大幅に増し、アクションシーンもこれまで以上に激しい表現になっています。」
まとめ:PS5 Proは次世代ゲーム体験への架け橋
PS5 Proは、単なるスペックアップではなく、次世代のゲーム体験を先取りするための機器と言えるでしょう。高速なメモリ帯域幅、強化されたGPU性能、最新のアップスケーリング技術、そして最大300TOPSのML処理性能を備え、これからのゲーム体験をより豊かにしてくれることでしょう。
価格は確かに高めですが、高画質と高フレームレートを両立したい方には、その価値は十分にあると言えます。ただし、すべてのゲームでその恩恵を受けられるわけではないので、自分がプレイするゲームがPS5 Pro Enhancedに対応しているかどうかも確認しておくといいですね。
皆さんはどちらを選びますか? ぜひ参考にしてみてくださいね!
本日の名言として、こちらをお届けします。
「人生は選択の連続である。今日の選択が明日の自分を作る。」 – ジョン・C・マクスウェル
それでは、素敵なゲームライフをお過ごしください!