こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんの食卓に欠かせない「ベーコン」と「ハム」について、その違いを詳しく解説していきたいと思います。実は、ボクも最近まで勘違いしていたんですよ。皆さんは「ベーコンとハムの違いって何?」と聞かれたら、何と答えますか?
「部位が違うんでしょ?」「ベーコンはバラ肉で、ハムはモモ肉やロース肉だよね?」
実はそれ、完全に正しいわけではないんです!ちょっと意外ですよね?では、本当の違いとは何なのか、ジックリ見ていきましょう!
ベーコンとハムの本当の違いは「加熱方法」にあった!
皆さんが思っているように、確かに一般的にベーコンは豚のバラ肉から、ハムは豚のモモ肉やロース肉から作られることが多いです。でも、これが決定的な違いではないんです。
実はベーコンとハムの最大の違いは「最終加熱工程」にあります。
製造工程の初期段階はほとんど同じなんですよ。豚肉を塩漬けして、熟成させるところまでは同じ。そこから先の加熱方法で分かれるんです。
ベーコンの加熱方法
ベーコンは「燻煙(くんえん)のみ」で仕上げます。つまり、煙で燻すだけ。この工程によって、あの香ばしい風味と独特の食感が生まれるんですね。朝食で焼いたときのあの香りは、この燻煙工程があるからこそなんです!
ハムの加熱方法
一方、ハムは主に「蒸す」「ゆでる」といった方法で加熱します。ハムの中にも燻煙するものもありますが、最終的には蒸したりゆでたりして仕上げるんです。これによって、ハム特有のジューシーさや柔らかい食感が生まれます。
ハムとベーコンの特徴と栄養の違い
加熱方法の違いから生まれる特徴の違いも見ていきましょう。
ハムはジューシーで柔らかいのが特徴です。最終工程でボイルなどを行うため、塩分と脂肪分が比較的低くなります。そのため、サラダに入れたり、そのまま食べることが多いんですよ。
ベーコンは表面に香ばしさがあり、塩分や脂肪分が高めです。この特徴を活かして、料理のダシとして利用されることが多いんです。カルボナーラやスープの具材として使うと、グッと風味が増しますよね!
栄養面では、ハムの方が脂肪分や塩分が低くヘルシーと言えます。ビタミンB1が多く含まれているため、糖質を燃焼させる効果もあるんですよ。ベーコンの油分が気になる場合は、キッチンペーパーに包んでレンジで加熱すると、余分な脂肪が落ちてヘルシーになりますよ。
生ハムはハムとは別物?
ちなみに「生ハム」は、名前に「ハム」とついていますが、実はベーコンとハムとは全く別の分類なんです。
生ハムはもも肉を塩漬けにした後、加熱せずに乾燥させて作ります。「非加熱食肉製品」に分類されるんですね。塩分をハムの約3倍も多く含ませて製造するため、仕上げに塩抜きを行います。
生ハムは柔らかく塩辛いのが特徴で、野菜を巻いて食べたり、パスタの具材にしたりと人気の高い食材です。ハムと違って加熱していないから「生ハム」と呼ばれているんですよ。
ベーコンとハムの美味しい食べ方
せっかくなので、ベーコンとハムの特徴を活かした美味しい食べ方もご紹介しましょう!
ベーコンは香ばしさと塩味を活かして、スープやパスタのダシとして使うと絶品です。また、豆腐を包んで焼くと、シルキーな豆腐とカリカリのベーコンの食感が絶妙なハーモニーを奏でます。
ハムはそのままサラダに入れたり、お浸しのアクセントにすると彩りも良く美味しいですよ。サンドイッチの具材としても定番ですね。
まとめ:ベーコンとハムの違いを知って、もっと美味しく食べよう!
いかがでしたか?ベーコンとハムの違いは単に部位だけではなく、最終加熱工程にあったんですね。ベーコンは燻煙のみ、ハムは蒸したりゆでたりして仕上げる。この違いを知ると、それぞれの特徴を活かした料理ができるようになりますよ。
ボクの子どもたちも、この話をしたら「へぇ〜、知らなかった!」と目を丸くしていました。特に高校生の息子は「じゃあ、ロースベーコンとかショルダーハムとか、いろんな組み合わせがあるってこと?」と鋭い質問をしてきましたよ。
普段何気なく食べているハムとベーコン、その違いを知ることで、より一層美味しく感じられるかもしれませんね。皆さんも今日からハムとベーコンを見る目が変わったのではないでしょうか?
本日の名言をお届けして終わりにしたいと思います。
「知識は力なり」- フランシス・ベーコン
なんと、今回の記事のテーマに「ベーコン」が入っていたので、フランシス・ベーコンの名言を選んでみました!偶然とはいえ、ピッタリですよね♪ 食べ物のベーコンとは関係ありませんが、知識を得ることの大切さを教えてくれる素敵な言葉です。
皆さん、また次回のミーミルメディアでお会いしましょう!