みなさん、こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は敬語の中でも特に混乱しやすい「謙譲語」と「尊敬語」について、ギュウギュウに詰め込んでお話ししていきますよ。ボクも最初は頭を抱えていましたが、今ではスッキリ理解できています。皆さんも一緒に学んでいきましょう!
謙譲語と尊敬語:基本の違いを押さえよう
まずは、謙譲語と尊敬語の基本的な違いをおさらいしましょう。
謙譲語:自分を低く、相手を立てる
謙譲語は、自分や自分の所属するグループの行動を控えめに表現する言葉です。例えば、「聞く」を「伺う」、「言う」を「申し上げる」というように変換します。自分を下げることで、相手への敬意を表現するんですね。
尊敬語:相手を高める
一方、尊敬語は相手の動作や状態を高めて表現します。「言う」を「おっしゃる」、「食べる」を「召し上がる」というように変換します。相手を直接高めることで敬意を表すんです。
使い分けのポイント:主語に注目!
ここからが重要です!謙譲語と尊敬語の使い分けで迷ったときは、主語が誰なのかに注目してください。これさえ押さえれば、ほとんど間違えることはありません。
主語が自分:謙譲語を使う
例えば、「私は資料を拝見しました」という文では、主語が「私」なので謙譲語の「拝見する」を使います。
主語が相手:尊敬語を使う
「社長はこちらの資料をご覧になりました」という文では、主語が「社長」なので尊敬語の「ご覧になる」を使います。
実践!場面別の使い方
では、具体的な場面で使い方を見ていきましょう。
会社での使用例
上司に対して:
「部長、こちらの企画書をご覧いただけますでしょうか」(尊敬語)
「私から詳細をご説明させていただきます」(謙譲語)
お客様との会話
「お客様、こちらのお部屋にご案内いたします」(謙譲語)
「お客様はどちらでお待ちになりますか」(尊敬語)
よくある間違いに注意!
敬語の使用で気をつけたいのが「二重敬語」です。例えば、「お召し上がりになる」というのは誤りです。「召し上がる」だけで十分尊敬の意味が含まれているんですね。
また、「私は申し上げさせていただきます」のような表現も避けましょう。「申し上げる」は既に謙譲語なので、「させていただく」は不要です。
練習あるのみ!日常生活で意識しよう
敬語の使い分けは、理屈で覚えるよりも実際に使ってみることが大切です。日常生活の中で意識的に使ってみましょう。最初は間違えても大丈夫。案ずるより産むが易しです!徐々に自然に使えるようになりますよ。
皆さん、いかがでしたか?謙譲語と尊敬語の違い、なんとなくつかめてきましたか?正しい敬語を使うことで、コミュニケーションがより円滑になります。ぜひ、今日から意識して使ってみてくださいね。
最後に、今日の名言をご紹介します。
「言葉は、それを使う人の鏡である」- ルイ・アラゴン
言葉遣いは、その人の人となりを表す鏡のようなものです。丁寧な言葉遣いで、素敵な人間関係を築いていきましょう!それでは、また次回お会いしましょう!