こんにちは、皆さん！ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日はスイーツ好きな皆さんにぴったりの話題、クッキーとサブレの違いについてお話ししたいと思います。「どっちもおいしいけど、実は何が違うの？」って思ったことありませんか？ボクも子どもたちにお菓子を買うとき、「これはクッキー？サブレ？」とよく迷うんですよね。今回はそんな疑問をスッキリ解決していきましょう！
クッキーとサブレの基本的な違い
まず知っておきたいのは、クッキーとサブレの発祥地の違いです。クッキーはアメリカ発祥で、オランダ語の「koekje（クーキェ）」という「小さなお菓子」を意味する言葉が語源なんです。一方、サブレはフランス発祥の焼き菓子で、名前の由来には諸説あります。フランスの「サブレ」という町の名前からきているという説や、「砂」を意味するフランス語「sable（サブル）」に由来するという説、さらにはサブレ侯爵夫人のレシピが元になったという説もあるんですよ。
最も大きな違いは材料の配合比率です。サブレはクッキーに比べてバターやショートニングの使用量が多いのが特徴。一般的に小麦粉とバターの比率がほぼ1:1で作られることが多いんです。対してクッキーは小麦粉の量が多めで、バターの量は控えめ。この違いが食感や風味に大きく影響するんですね。
食感と味わいの違い
「あっ、これサブレだな」と感じる決め手になるのが食感です。サブレはバターをたっぷり使うことで、口に入れるとホロホロっと崩れるような独特の食感が生まれます。バターの風味が濃厚で、ちょっと重厚感のある味わいが特徴なんです。
一方、クッキーはどうでしょう？クッキーは砂糖や油脂を多めに入れつつも水分を控えめにして作られるため、サクサクとした軽やかな食感になります。乳製品や卵、はちみつなどの風味が感じられるのも特徴です。
ちなみに、ビスケットも似たような焼き菓子ですが、こちらは砂糖や油脂を控えめにして水分を多めに入れて作られるため、パリッとした硬めの食感が特徴です。三つの中で比べると、サブレが最も柔らかく、次いでクッキー、そしてビスケットが最も硬いという順番になりますね。
見た目の違い
見た目でも違いがあるんですよ。サブレは生地に含まれるバターの量が多いため、焼くと生地が広がりやすい傾向があります。そのため、やや平たく広がった形状になることが多いです。
クッキーは生地がやや硬めにできるため、型抜きや絞り出しがきれいに仕上がりやすく、様々な形に成形できるのが特徴です。
ビスケットは一般的に薄くて硬い形状をしていて、表面に模様がついていたり、つるっとした表面をしていることが多いですね。
日本での定義
実は日本では、1971年に全国ビスケット協会によってクッキーとビスケットの定義が明確に決められているんです。その定義によると、クッキーは「糖分及び脂肪分の合計が全体の40%以上のもの」で「手作り風の外見を有するもの」とされています。この定義に当てはめると、サブレはバターをたっぷり使うことからクッキーの一種と位置づけられるんですね。
ただ、アメリカではこれらの焼き菓子はすべて「クッキー」と呼ばれ、イギリスでは「ビスケット」と呼ばれるなど、国によって呼び方が異なるのも面白いポイントです。
家庭で作るならどっち？
「家庭で作るなら、クッキーとサブレどっちが簡単？」という質問をよく受けます。実はどちらも基本的な材料は似ていますが、サブレはバターの量が多いため、扱いが少し難しいかもしれません。バターの温度管理が重要で、冷蔵庫から出したばかりの固いバターではなく、室温に戻してクリーム状にしたバターを使うのがポイントです。
クッキーは比較的作りやすく、アレンジの幅も広いので、お菓子作り初心者の方にはクッキーから挑戦するのがおすすめですよ。子どもと一緒に作るのも楽しいですね！ボクも娘と一緒によくクッキーを作りますが、型抜きするときの笑顔がたまりません♪
まとめ：それぞれの魅力を楽しもう
クッキーとサブレ、似ているようで異なる特徴を持つ二つの焼き菓子。クッキーはサクサクとした軽やかな食感と様々なアレンジが楽しめる点が魅力。一方のサブレはバターの風味豊かなほろほろとした食感が特徴です。
どちらが優れているというわけではなく、その日の気分や好みによって選べるのが嬉しいですね。コーヒーや紅茶と一緒に、それぞれの魅力を味わってみてはいかがでしょうか？
皆さんは、クッキーとサブレ、どちらが好きですか？ぜひ食べ比べてみて、その違いを楽しんでみてくださいね！
本日の名言として、皆さんにこの言葉を贈ります。
「人生とはお菓子のようなもの。甘いものも、苦いものも、すべて味わってこそ豊かになる」- フランソワーズ・サガン
今日も素敵な一日をお過ごしください！甘いものを適度に楽しんで、心も体も元気に過ごしましょう！
