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野菜と果物の違いとは?メロンやトマトはどっちなの?徹底解説!

こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんも一度は考えたことがあるんじゃないかな?「あれ、これって野菜なの?果物なの?」という素朴な疑問について掘り下げていきたいと思います。

実は先日、息子(高1)と娘(小4)と一緒にスーパーに買い物に行った時のこと。メロンを手に取った息子が「パパ、メロンって野菜?果物?」と聞いてきたんです。その時はとっさに「果物でしょ!甘いし」と答えたんですが、家に帰って調べてみたら意外と奥が深い問題だったんですよね。

今回は野菜と果物の違いについて、様々な視点から詳しく解説していきます。ギュウギュウに詰まった情報をスッキリ整理していきますよ!

\ え!?まだ買ってないんですか? /

目次

野菜と果物の違い:植物学的な定義

まず植物学的な観点から見ていきましょう。実は植物学では「果物」という学術的な分類はないんです!驚きですよね?

植物学的には、果物は花から発生し、種子を含む部分を指します。花が咲いて受粉し、その後に発展して果実になるんですね。例えば、りんご、オレンジ、ぶどう、そしてトマトなどが該当します。

一方、野菜は植物の根、茎、葉、花、または芽の部分を食用にするものを指します。具体的には、ほうれん草(葉)、にんじん(根)、セロリ(茎)、ジャガイモ(茎の一部が肥大したもの)、ブロッコリー(花)などがこれにあたります。

農林水産省による分類:栽培方法での区別

農林水産省では、栽培方法によって野菜と果物(果樹)を区別しています。

苗を植えて1年で収穫する草本植物は「野菜」として扱われています。一方、2年以上栽培する草本植物および木本植物で、果実を食用とするものを「果樹」と定義しているんです。

この定義によると、スイカやメロン、イチゴなどは栽培方法が果樹ではなく野菜に該当するため、分類上は「野菜」ということになります。ビックリですよね!ボクも最初は「えっ!?」と思いましたよ。

果実的野菜って何?

農林水産省では、野菜を次の5種類に分類しています。

  • 根菜類(大根、にんじんなど)
  • 葉茎菜類(レタス、ほうれん草、玉ねぎなど)
  • 果菜類(キュウリ、トマト、なすなど)
  • 果実的野菜(メロン、スイカ、イチゴなど)
  • 香辛野菜(しょうが、にんにくなど)

ここで注目したいのが「果実的野菜」という分類!これは一般的に果物として認識されているけれど、栽培方法的には野菜に分類されるものを指すんです。皆さんが「果物」と思っているメロンやスイカ、イチゴなどがここに含まれるんですよ。

食文化的な違い:甘みと食べ方で区別

日常生活では、植物学的な定義よりも食文化的な観点から野菜と果物を区別することが多いです。

食文化的に見ると、果物は一般に甘く、生のまま食べることが多い食品です。デザートやスナックとして親しまれ、食事の最後や間食として楽しむことが一般的ですよね。りんご、オレンジ、ぶどう、イチゴ、スイカなどが思い浮かびます。

対して野菜は甘みが少なく、主に食事の一部として調理して食べることが多いです。サラダや煮物、炒め物として料理の中で使われ、料理の基盤を支える重要な役割を果たします。レタス、ピーマン、キャベツなどが代表例ですね。

食べ方による区別方法

食べ方で野菜か果物かを区別する考え方もあります。

実以外の部分も食べる場合は野菜、反対に実しか食べないものは果物という分け方です。この分類だと、皮や葉も食べる大根や、茎も房も食べるブロッコリーは野菜で、みかんやメロンなど実だけを食べるものは果物ということになります。

また、調理法で区別する場合もあります。加熱したりドレッシングをかけたりして食べるものは野菜、そのまま食べるものは果物という考え方です。

さらに、食卓での役割で分類することも。おかずとして食べるものは野菜で、デザートとして食べるものは果物というわけです。

グレーゾーンの食べ物たち:どっちなの?

では、よく「野菜?果物?」と議論になる食べ物について見ていきましょう!

トマト

トマトは植物学的には果実ですが、食文化的には野菜として扱われることが多いです。サラダやソースに使われることが多く、料理の一部として活躍しますよね。農林水産省の分類では「果菜類」に入ります。

メロン・スイカ

メロンやスイカは、農林水産省の定義では野菜に分類されていますが、生産や出荷の統計を出すときには「果実的野菜」に分類されます。さらに、厚生労働省の家計調査では「生鮮果実」に、文部科学省の日本食品標準成分表では「果実類」に分類されているんです!同じ食べ物なのに、見る視点によって分類が変わるなんて面白いですよね。

イチゴ

多くの人が果物として認識しているイチゴも、1年草の草本植物なので、農林水産省の定義では野菜に分類されます。でも食べ方で分けるなら、生でそのまま食べることが多いイチゴは果物ということになりますね。

アボカド

アボカドは野菜として料理に使うことが多いですが、実は樹木で栽培されているので果樹(果物)に分類されています。文部科学省の日本食品標準成分表でも果実類に分類されていますよ。

国や文化による違い

野菜と果物の区別は国や文化によっても異なります。例えば、トマトはアメリカでは法的に「野菜」と定められたことがあるんです!これは1893年、輸入税に関する裁判でのこと。当時、果物には税金がかからず、野菜には税金がかかっていたため、トマトの分類が争われたんです。最高裁は「一般的な食べ方」を重視して、トマトを野菜と判断しました。

このように、野菜と果物の区別は科学的な定義だけでなく、文化や法律、経済的な要因によっても左右されることがあるんですよ。

まとめ:野菜と果物の違いに明確な線引きはない

ここまで野菜と果物の違いについて様々な視点から見てきましたが、実は明確な定義はないというのが現状のようです。扱う人や流通場所、国によっても呼び名が変わる野菜と果物。生産する人の立場や園芸学での定義は決まっていても、一般的には消費するときの状態によって自由に変化をしているんですね。

ボクたち消費者としては、食べ方や調理法で自由に解釈しても良いのかもしれません。野菜でも果物でも、一生懸命育ててくれた生産者さんや大地の恵みに感謝して美味しく食べることが大切ですね!

皆さんは普段、メロンやトマトをどう呼んでいますか?家族で話題にしてみると、意外と盛り上がるかもしれませんよ!

「知識とは、自分が何を知らないかを知ることから始まる」- ソクラテス

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!明日も元気に過ごしましょう!

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