こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんにとって英語学習の中でもちょっと悩ましい「willとbe going toの違い」について、スッキリ解説していきますね。
英語の未来表現って微妙な使い分けがあって、ボクも最初は頭をひねっていました。でも息子が英語の宿題で困っているのを見て、改めて調べ直したんですよ。「案ずるより産むが易し」というボクの座右の銘どおり、実はそんなに難しくなかったんです!
willとbe going toの基本的な違い
まず押さえておきたいのは、どちらも「未来のこと」を表す表現だということ。でも使う場面や微妙なニュアンスが異なります。
「will」は主に次のような場合に使います:
- その場で急に決めたこと(即興的な決断)
- 約束、申し出、脅し
- 習慣や予測可能な行動
- 拒否を表現する場合(won’t)
一方、「be going to」は:
- 前もって計画していたこと
- まさに今にも起こりそうなこと
- 何らかの証拠や兆候に基づく予測
予測を表す場合の違い
「will」と「be going to」はどちらも未来の予測に使えますが、証拠の有無によって使い分けます。
「will」は個人的な感覚や意見に基づく予測に使います。例えば:
「I think it will rain tomorrow.(明日は雨が降ると思う)」
これは特に証拠がなくても、なんとなくそう思っているだけの場合です。
対して「be going to」は目の前の証拠に基づく予測に使います:
「Look at those clouds! It is going to rain.(あの雲を見て!雨が降りそうだ)」
これは空に黒い雲が出ているという証拠があるから、雨が降ると予測しているわけですね。
決断や計画を表す場合の違い
皆さんは急に思いついたことと、前から計画していたことを英語で区別して表現できていますか?実はここにも「will」と「be going to」の重要な違いがあるんです。
即興的な決断(will)
「will」は話している瞬間に決めたことを表します。例えば:
「That lady just left her phone. I’ll take it back to her.(あの女性、電話を置き忘れたわ。彼女に返してくるよ)」
これは、電話を見つけた瞬間に返そうと決めた場合です。ギュウギュウ詰めの電車で誰かが忘れ物をしたのを見つけて、咄嗟に「あ、返してあげよう!」と思った時のイメージですね。
事前の計画(be going to)
「be going to」は前もって計画していたことを表します:
「I’m busy tonight. I am going to play tennis.(今夜は忙しいんだ。テニスをする予定なんだ)」
これは、テニスをすることが前から決まっていた場合です。例えば、週に一度のテニスサークルの活動日だったり、友達と前から約束していたりする場合ですね。
日常会話での使い分け例
理論はわかっても、実際の会話でどう使い分けるか迷いますよね。ボクの子どもたちも最初は混乱していました。具体例を見てみましょう!
約束やオファーの場合(will)
「I promise I will look after you.(あなたの面倒を見ることを約束するよ)」
「I’ll feed your dog if you like.(よかったら、君の犬にエサをあげるよ)」
これらは「will」を使って、その場での申し出や約束を表しています。
明らかな兆候がある場合(be going to)
「It’s starting to rain. It’s going to be wet on the roads.(雨が降り始めた。道路が濡れるだろうね)」
「I haven’t been to the gym in a year. I’m going to be sore tomorrow.(1年ジムに行ってない。明日は筋肉痛になるだろうな)」
これらは目の前の状況から予測できることなので「be going to」を使います。
willとbe going toの使い分けのコツ
実は、ネイティブスピーカーでも「will」と「be going to」を会話の中では互換的に使うことが多いんです。特に話し言葉では厳密に区別されないことも!でも、基本的なルールを押さえておくと、より自然な英語表現ができますよ。
迷ったときの簡単な判断基準
迷ったときは、こう考えるとシンプルです:
突発的な決断、約束、予測→「will」
計画済みのこと、証拠に基づく予測→「be going to」
例えば、「明日何をする予定?」と聞かれて:
「I’m going to visit my parents.(両親を訪ねる予定だよ)」→前から計画していた
「I think I’ll just stay home.(たぶん家にいると思うよ)」→特に計画はなく、今決めた
否定文と疑問文の作り方
「will」の否定形は「will not」または「won’t」:
「I won’t be able to come.(来られないと思う)」
「be going to」の否定形は「be not going to」:
「He isn’t going to pass the exam.(彼は試験に合格しないだろう)」
疑問文も同様に作れます:
「Will you help me?(手伝ってくれる?)」
「Are you going to attend the meeting?(そのミーティングに出席する予定?)」
まとめ:自然な英語表現を身につけよう
「will」と「be going to」の違いは、細かく見ると奥が深いですが、基本的な使い分けを覚えておけば十分です。どちらを使っても通じることがほとんどなので、あまり神経質になる必要はありません。
ただ、ネイティブらしい表現を身につけたい方は、今回紹介した使い分けを意識して練習してみてくださいね。子どもたちに教えるときも、最初は基本ルールだけを教えて、徐々に感覚を掴ませるのがいいと思います。
皆さんも英語の勉強、一歩一歩進めていきましょう!何か質問があれば、またミーミルメディアで取り上げますね。
「学ぶことによって、私たちは変わることができる。変わることによって、私たちは成長する。」 – レオ・バスカリア
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!