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認印と実印の違いを徹底解説!知っておきたい印鑑の基礎知識

こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は皆さんの生活に欠かせない「印鑑」について、特に「認印と実印の違い」について詳しくお話ししていきますね。

印鑑って普段何気なく使っているけど、実は種類によって使い道や重要度がまったく違うんです。「認印でいいのかな?」「この書類には実印が必要?」なんて迷った経験、ありませんか?ボクも最近、息子の高校入学の手続きで印鑑を押す機会が増えて、改めて印鑑の知識の大切さを実感しました!

それではさっそく、認印と実印の違いについて、分かりやすく解説していきましょう!

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目次

認印と実印の基本的な違い

まず最も大きな違いは、市区町村への登録の有無です。実印は住んでいる市区町村に登録した印鑑のことで、認印はそういった登録をしていない印鑑を指します。

実印は不動産取引や住宅ローン契約、保険加入、遺産相続など、法律で書面での契約が定められているような重要な場面で使用されます。一方、認印は日常生活やビジネスシーンで頻繁に使われる印鑑で、宅配物の受け取りや回覧板へのサイン、履歴書の作成など、比較的軽い用途に使われることが多いんですよ。

実印の特徴と役割

実印は個人の印鑑の中で最も重要な位置づけにあります。市区町村に印鑑登録をすることで、その印鑑に法的な効力を持たせることができるんです。

実印を登録した市区町村では「印鑑登録証明書」という書類を発行できるようになります。この証明書は、契約が本人の意思によるものであることを証明するための重要な書類なんですね。

ちなみに、実印の登録ができるのは原則として15歳以上の方です。また、一人が持てる実印は基本的に1本だけとなっています。ただし、法人の代表者が複数いる場合は、複数の実印を登録することも可能です。

認印の特徴と役割

認印は特に登録する必要がなく、日常的によく使われる印鑑です。書類の内容を確認したり、承認の意思を示したりする際に使用されます。

認印の使用場面は本当に多岐にわたります。宅配便の受け取り、回覧板へのサイン、履歴書の作成、各種行政手続きなど、生活のあらゆる場面で活躍する印鑑です。

ただし、認印も押印すれば効力が生じるため、取り扱いには注意が必要です。特に重要な書類には、安全性の高い認印を使うことをおすすめします。

サイズや素材の違い

認印と実印は、サイズや素材にも違いがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

認印のサイズと素材

認印のサイズは、一般的に直径10.5mm~13.5mmが目安です。直径13.5mmの認印なら漢字3~4文字、アルファベット7~8文字が入ります。一方、直径10.5mmの認印なら漢字2~3文字、アルファベット5文字程度が目安となります。

ビジネスシーンでは、上司より大きいサイズの認印を使うのは避けた方が無難です。逆に役職者の場合は、部下に気を遣わせないよう、やや大きめのサイズを選ぶといいでしょう。

素材については特に制限はありませんが、耐久性を考えると良質な素材を選ぶことをおすすめします。

実印のサイズと素材

実印のサイズは、一般的に8.0mm~25.0mmの範囲内で選択可能です。ただし、市区町村によって規定が異なりますが、多くの場合、一辺が10mm以上25mm以内の正方形に収まるサイズであれば実印として登録できます。

男性用は16.5mm~18.0mm、女性は15.0mmが人気のサイズです。実印は重要な印鑑のため、サイズを大きくすることで繁栄や成功を願う慣習もあるんですよ。

素材については、耐久性があり捺印しやすい素材が適しています。役所に登録するため破損しやすい素材ではすぐ使えなくなりますし、印鑑証明書との照合をするため捺印の際に擦れてしまうような印鑑では使い物になりません。

古くから親しまれる象牙や水牛の角といった素材に加え、近年人気な素材としてはチタンがあります。チタンは耐久性があり手入れがしやすく、金属アレルギーが少ないため男女問わず人気の印材です。

印影(刻印)の違い

認印と実印では、印影(刻印)にも違いがあります。

実印の印影

実印の刻印(印影)については、男女ともフルネームを刻印するケースが多いです。ただし、女性の場合は結婚などで苗字が変わることもありますので、未婚の女性の場合に名前のみで作成する方も一定数います。

書体についてもいくつかありますが、印相体が最も選ばれる書体です。印相体は読みづらい書体であるため複製が難しく偽造防止に効果があり、かつ縁起の良い書体とされています。

認印の印影

認印の印影は、個人の場合は氏名が一般的です。実印ほど厳格な規定はありませんが、個人を特定できる内容であることが望ましいでしょう。

使用上の注意点

認印と実印、それぞれ使用する際の注意点についても触れておきましょう。

実印を紛失した場合

実印を紛失した場合は、悪用される恐れもあるので気づいたら速やかに手続きをするようにしましょう。まず始めにおこなうべきは、役所への紛失届です。印鑑証明書を発行できなくする手続きで、悪用のリスクを防止します。

警察にも紛失届を提出し、一通りの応急処置をしてから、紛失した実印を使用して契約した関係各所に紛失の旨を連絡します。必要なら新たな実印を作成し、再登録を行ってください。

認印の取り扱い

認印も大切な個人の証です。軽い用途とはいえ、押印すれば効力が生じるため、慎重に取り扱いましょう。特に、偽造防止の観点から、印鑑専門店で作成したセキュリティの高い認印の使用をおすすめします。

シャチハタは認印として使える?

シャチハタは、インクが内蔵された便利なスタンプ式のハンコです。手軽さが魅力のシャチハタですが、使用できる場面に制限があるため、取り扱いには注意が必要です。

宅配便の受け取りや社内文書の確認には問題ありませんが、公的書類や重要な契約書では使用できないこともあります。シャチハタは大量生産されており、同じ印面のものが多数存在するというのが理由です。

また、シャチハタのゴム印面は劣化しやすく、長期保存が必要な書類には不向きでしょう。転入届や履歴書などでは、朱肉を用いた印鑑を使用する傾向にあります。

まとめ:用途に合わせた印鑑選びを

いかがでしたか?認印と実印の違いについて理解が深まったでしょうか。

実印は市区町村に登録し、重要な契約に使用する最も重要な印鑑です。一方、認印は登録不要で日常的に使用する印鑑となります。それぞれの用途や特徴を理解して、適切に使い分けることが大切です。

ボクの息子も高校生になり、これから社会に出ていく準備をしていますが、こういった基本的な知識をしっかり伝えていきたいなと思っています。皆さんも、印鑑の違いを理解して、生活に役立ててくださいね!

「知識は力なり」- フランシス・ベーコン

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さんの毎日がキラキラと輝きますように!

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