みなさん、こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は、料理をする上でよく使う「片栗粉」と「小麦粉」について、ちょっと掘り下げてみようと思います。この2つ、似たような白い粉なのに、どう違うんだろう?って思ったことありませんか?ボクも最近、息子の唐揚げ作りを手伝っていて、「あれ?どっちを使えばいいんだっけ?」ってちょっと悩んじゃったんです。そこで今回は、この2つの違いをスッキリ整理してみましょう!
片栗粉と小麦粉、そもそもの違いは?
まず、片栗粉と小麦粉の大きな違いは原料にあります。片栗粉はじゃがいものでんぷんから作られていて、小麦粉は、その名の通り小麦から作られています。ここがポイントなんです!
片栗粉は、ほぼ100%でんぷんでできています。一方、小麦粉にはでんぷんの他に、グルテンというタンパク質が含まれているんです。このグルテンが、小麦粉を使った料理の食感に大きく影響するんですよ。
水を加えたときの違い
片栗粉に水を加えると、サラサラとした状態のままです。でも、小麦粉に水を加えてこねると、グルテンの働きで粘り気が出てきて、ギュウギュウとまとまるんです。パン作りとかで、生地がモチモチになるのはこのおかげなんですね。
加熱したときの違い
片栗粉を水と一緒に加熱すると、でんぷんが膨らんでとろみがつきます。これを「糊化(こか)」というんですよ。小麦粉も同じように糊化しますが、グルテンの影響で仕上がりが少し違ってきます。
料理での使い分けのコツ
さて、ここからが本題!どんな料理にどっちを使えばいいの?ってところですよね。
とろみづけに使うなら
スープやあんかけ料理のとろみづけには、片栗粉がおすすめです。透明感のあるキレイな仕上がりになりますよ。小麦粉を使うと、少し白っぽく濁った感じになっちゃいます。
揚げ物の衣には?
これが意外と悩ましいところ。片栗粉を使うとサクサクした軽い食感に、小麦粉を使うとしっとりした食感になります。
例えば、唐揚げ。サクサクが好きな人は片栗粉、しっとり派は小麦粉、というわけです。ボクの息子はサクサク派なので、最近は片栗粉を使っています。でも、娘はしっとり派。家族で好みが分かれるんですよね。
ちょっとしたテクニック
実は、片栗粉と小麦粉を組み合わせて使うこともできるんです。まず小麦粉をまぶして、その上から片栗粉をつけると、サクサク感が長持ちするんですよ。これ、おすすめです!
お菓子作りでは?
ケーキやクッキーなどのお菓子作りには、基本的に小麦粉を使います。グルテンの働きで、しっとりした食感や適度な弾力が出るんです。でも、サクサクのクッキーを作りたいときは、小麦粉の一部を片栗粉に置き換えるテクニックもありますよ。
みなさん、いかがでしたか?片栗粉と小麦粉、それぞれの特徴を知っておくと、料理の幅がグッと広がりますよね。ボクも、この違いを知ってから料理が楽しくなりました。家族の好みに合わせて使い分けたり、組み合わせたりするのも面白いですよ。
さあ、今日からさっそく、片栗粉と小麦粉を使い分けて料理を楽しんでみましょう!きっと新しい発見があるはずです。それでは、今日はこの辺で。また次回お会いしましょう!
最後に、今日の名言をご紹介します。
「失敗は成功のもと」 – トーマス・エジソン
料理も、失敗を恐れずにどんどんチャレンジしていきましょう。そうすれば、きっと素敵な料理が作れるはずです。みなさん、がんばってくださいね!