こんにちは、みなさん!しげっちです。「餃子の王将」と「大阪王将」、どちらも全国展開している人気の中華料理チェーンですが、この2つの違いをご存知ですか?「同じ会社が経営しているんでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんね。実は全く別の会社なんです!今日はそんな2つの「王将」の違いについて詳しくご紹介します。あなたはどちらのお店に行ったことがありますか?もしくはどちらのファンですか?ぜひ最後まで読んで、あなたの好みに合う「王将」を見つけてくださいね!
創業の歴史と店舗展開の違い
誕生のストーリー
「餃子の王将」と「大阪王将」、その名前の似ている2つの店舗には深い関係があります。「餃子の王将」は1967年に京都の阪急大宮駅近くに一号店をオープンしました。一方の「大阪王将」は、それから2年後の1969年に大阪の京橋に一号店が誕生しています。
実は「大阪王将」は「餃子の王将」からのれん分けする形で誕生したのです。その後、1985年には「王将」という商標をめぐって裁判で争い、それぞれ現在の店名とする形で和解したという歴史があります。
つまり、発祥の母体は同じながらも、現在は全く別の会社が運営している別のチェーン店なのです。知っていましたか?
店舗数の比較
2024年現在、「餃子の王将」は海外2店舗を含む542店舗を展開しています(2024年8月時点)。一方、「大阪王将」は海外49店舗を含む531店舗(2019年時点)となっており、ほぼ互角の店舗数です。
ただし、最新の情報によると「餃子の王将」は国内に732店舗(2023年3月31日現在)、「大阪王将」は約347店舗(2023年5月末現在)と報告されており、「餃子の王将」のほうが国内店舗数では優勢になっているようです。
皆さんの住んでいる地域にはどちらのお店がありますか?地域によっては、どちらか一方しか出店していない場所もあるかもしれませんね。
看板メニュー「餃子」の違い
皮の厚さと焼き加減
両店の餃子は見た目からして大きな違いがあります。「餃子の王将」の餃子は皮が厚めでもちもち感があり、焼き色は薄めです。一方、「大阪王将」の餃子は皮が薄めで、こんがりと全体的に焼き色がついています。
「餃子の王将」の餃子は、皮が厚いため中身が透けず、一見すると真っ白に見えるのが特徴です。対して「大阪王将」の餃子は、皮が薄いため中身の色がうっすらと見え、見た目も真っ白ではありません。
皮の食感を重視するなら、もちもち感を楽しみたい方は「餃子の王将」、サクサク感やパリパリ感を楽しみたい方は「大阪王将」が向いているでしょう。あなたはどちらの食感が好みですか?
具材と味わいの違い
両店とも国産の豚肉・キャベツ・にんにく・生姜を使用していますが、味わいには明確な違いがあります。
「餃子の王将」の餃子は香味野菜が豊富で、野菜や生姜の甘みも感じられるバランスの取れた味わいです。全体的に食感がやわらかく、野菜がシャキシャキとした食感を楽しめます。また、「餃子の王将」では餃子を一切冷凍せず、工場から毎日店舗へ配送しているそうです。
一方、「大阪王将」の餃子はニラが入っておらず、「餃子の王将」よりもさっぱりとした味わいながらも、お肉感がたっぷりと感じられます。具は肉をホイップ状に白くなるまで練りあげることで肉の旨みを閉じ込め、野菜も脂でコーティングされてジューシーな仕上がりになっています。「大阪王将」では皮と具材は別々に店舗に納品され、お店で手巻きされているという違いもあります。
カロリーを比較すると、「餃子の王将」が約350kcal、「大阪王将」が約400kcalとなっており、「大阪王将」のほうがややカロリーが高めです。
タレの違いにも注目!
意外と見落としがちなのが、餃子のタレの違いです。実はこれが両店の個性をよく表しています!
「餃子の王将」のタレは酸味が強く、野菜たっぷりの餃子に合うさっぱりとした味わいになっています。これは野菜の甘みを引き立てる効果があり、バランスの良い餃子との相性が抜群です。
対して「大阪王将」の餃子のタレの特徴は辛みです。お肉の旨味を引き出す味わいになっており、肉感たっぷりの餃子との組み合わせを考えて作られています。
このように、タレひとつとっても両店のこだわりと餃子の特徴に合わせた工夫が感じられますね。あなたはさっぱり系の酸味が効いたタレと、辛みのあるタレ、どちらが好みですか?
価格とコスパの比較
お財布に優しいのはどちらでしょうか?2023年時点での情報によると、「餃子の王将」の餃子(1人前:6個)は313円(税込)で、箱代が別途10円(税込)かかります。一方、「大阪王将」の元祖焼餃子6個は310円(税込)となっています。
金額だけを見ると「大阪王将」のほうがやや安いですが、「餃子の王将」は箱代が別途かかる代わりに持ち帰り用のビニール袋が無料、「大阪王将」は箱代はかからないものの持ち帰り用のビニール袋が有料という違いもあります。
実質的な差額はわずか23円ほどですので、価格だけで選ぶというよりは、味の好みで選ぶほうが良いかもしれませんね。皆さんはどう思いますか?
どちらを選ぶ?あなたの好みに合う「王将」
「餃子の王将」の餃子は野菜の甘みが感じられるバランスの良い味わいで、年齢性別問わず楽しめる万人受けする味わいです。たれもさっぱりとしているので、お子様からご年配の方まで幅広く楽しめるでしょう。
一方、「大阪王将」はお肉の旨味を強く感じられる大人の味わいという印象です。辛みのあるたれとの組み合わせは、お肉好きにはたまらない味わいですが、お子様には少し刺激が強いかもしれません。
あなたは野菜の甘みとバランスを重視する「餃子の王将」派ですか?それともお肉の旨味を堪能したい「大阪王将」派ですか?ぜひ両方食べ比べてみて、あなた好みの「王将」を見つけてみてください!
また、お店の雰囲気や他のメニューも両店で異なりますので、餃子だけでなく他のメニューも試してみると、より自分に合ったお店が見つかるかもしれませんね。
まとめ:似て非なる二つの「王将」
今回は「餃子の王将」と「大阪王将」の違いについて詳しく見てきました。同じ「王将」の名を冠していても、創業の経緯や餃子の特徴、タレの味わいまで、実に多くの違いがあることがわかりましたね。
「餃子の王将」は皮が厚めでもちもち、野菜の甘みを感じるバランスの良い味わい、「大阪王将」は皮が薄めでパリパリ、お肉の旨味が強い大人向けの味わい、というように、それぞれに個性があります。
どちらが優れているというわけではなく、その日の気分や好みによって選ぶのが良いでしょう。もし両方のお店がお近くにあるなら、ぜひ食べ比べてみてくださいね!
「人生は選択の連続である。しかし、最も重要なのは選んだ後にどう行動するかだ。」 – アマンシオ・オルテガ
今日も素敵な一日をお過ごしください!美味しい餃子を食べて元気をチャージしましょう!あなたの「王将」選びの参考になれば嬉しいです。また次回のブログでお会いしましょう!