『【イオンカード】お客様のカードご利用明細の内容をお知らせいたします』というメールは対応が必要？

2024年7月1日の19時39分に私のヤフーメールのアドレスにイオンカードを名乗る者から、ご利用明細についてのメールが届いていました。私はイオンカードは保有していませんが、実際にイオンカードを使っている人からするとちょっと焦ってしまう内容のメールかもしれません。

今日はこのメールが偽メール・詐欺メールなのかを徹底的に検証していきます！

今回のイオンカードを名乗るメールも、フィッシング詐欺のための偽メールなので、反応してはいけません。

このメールが詐欺である理由を説明します。以下の3つのポイントを知っていれば、この種の迷惑メールに騙されることはありません。ぜひ覚えておいてください！

それぞれを解説していきます。

宛名が個人宛てではない

もし本当にイオンカードからのメールであれば、そのメールには必ずあなたの名前が含まれているはずです。登録時に名前を入力しているので、技術的にも名前をメールに入れるのは難しくありません。

一方、スパム業者は大量にメールを送っているため、個別に名前を入れることはできません。だからこそ、メールにあなたの名前が含まれているかどうかが重要なポイントになります。今回のメールは、大企業からのものと装っていますが、個人宛てではない点で疑わしいと言えます。

差出人のメールアドレスがイオンカードのものではない

次に、差出人情報を確認してみましょう。差出人名が「自動配達です」となっていますね。まあ怪しさはありますが、これだけでは詐欺と断定できません。

重要なのは、差出人のメールアドレスです。「m2ga@newss0.258IKUYUUi.com」となっており、イオンカードとは似ても似つかない全く関係のないドメインですね。＠の前の部分も意味がない文字列です。企業がこのようなメールアドレスで私たちに連絡してくることは考えにくいです。

この点をしっかり確認し、詐欺メールに騙されないようにしましょう。

メールに記載されているURLのリンク先がおかしい

次に、リンク先を確認しましょう。ボタンになっている部分がリンクになっています。

「https://12sdf.haoyouzs.club/41212ss」というドメインになっていますね。これもイオンカードとは思えないドメインで怪しさ満点です。大企業がこんな怪しいドメインを使用することは考えられません。

そもそもスパム業者は大量のメールを送信するため、取得コストが低いドメインを好んで使用します。怪しげなドメインは安価なドメインであることが多いので、これも詐欺メールを見分けるポイントの一つです。ぜひ、この点をしっかり確認して、詐欺メールに騙されないようにしましょう。

個人情報を提供してしまった場合

カード会社や関係各社に連絡を！

もし誤ってリンクをクリックしてクレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡してください。これで不正利用を防ぐことができます。また、一度詐欺に引っかかると、同様の怪しいメールが増える可能性があります。

安全は自分で守るものです。このサイトでしっかりと自衛手段を学び、詐欺に引っかからないようにしましょう。

まとめ

イオンカードを名乗る者から届く『【AEON CARDカード会員サービス】利用いただき、ありがとうございます。』というメールは詐欺です。サービスを利用する人はちょっと開いてしまうかもしれませんね。

このメールがフィッシング詐欺であると判断した理由は3つあります。

メールは郵便とは異なり、送信コストがほとんどかからないため、大量に無差別に送信することができます。送信者は「誰かが引っかかれば儲けもの」と考えているだけなので、私たちはそのようなメールを瞬時に見分ける必要があります。

これからも詐欺メールを積極的に公開していくので、皆さんもぜひチェックして、楽しくインターネットを利用できるようにしてくださいね！