こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は宮城県仙台市にある「仙台文学館」について詳しくご紹介します。文学好きはもちろん、家族でのお出かけにもピッタリのスポットなんですよ。実は先日、高校生の息子と小学生の娘を連れて訪れてきたんです。その体験も交えながらお話ししますね!
仙台文学館とは?
仙台文学館は、宮城県仙台市青葉区北根にある、郷土ゆかりの近代文学作品や文学者の遺品、資料などを展示するミュージアムです。台原森林公園に隣接する緑豊かな環境の中にあり、橋をイメージした特徴的な建物が目印です。
館内には佐伯一麦、熊谷達也、伊坂幸太郎、いがらしみきおなど仙台と深い関わりのある作家や漫画家の作品を展示した常設展示室があります。また、文学館資料の閲覧や情報検索ができる情報コーナー、絵本や童話が自由に読める「こどもの本の部屋」なども充実しています。
特に見どころは、土井晩翠・島崎藤村から井上ひさし、そして現在活躍中の宮城・仙台ゆかりの文学者を一堂に紹介しているコーナーです。また、仙台在住の漫画家いがらしみきおのコーナーでは写真撮影もできるので、お子さんと一緒に楽しめますよ!
アクセス方法と駐車場情報
電車・バスでのアクセス
JR仙台駅からバスで約20分、「北根二丁目・文学館前」バス停で下車し、徒歩5分です。バス停の場所や乗り場については、初めて訪れる方には少し分かりにくいという口コミもありますので、事前に調べておくことをおすすめします。
車でのアクセス
東北自動車道仙台宮城ICから約25分でアクセスできます。駐車場は40台分用意されており、無料で利用できます。ただし、口コミによると休日は満車になることもあるようです。満車の場合、近隣には駐車場があまりないので注意が必要です。大型バスの駐車スペースも2台分あります。
営業時間と休館日
営業時間は9:00~17:00(最終入館は16:30まで)です。
休館日は以下の通りです:
- 月曜日(休日にあたる場合は翌日)
- 休日の翌日(土・日・休日にあたる日を除く)
- 1~11月の第4木曜日(休日を除く)
- 年末年始(12月28日~1月4日)
入館料金
区分 | 個人 | 団体(30名以上) |
---|---|---|
一般 | 460円 | 360円 |
高校生 | 230円 | 180円 |
小・中学生 | 110円 | 90円 |
特別展は別途料金が設定されています。また、障害者割引も適用されているので、該当する方は受付で確認してみてください。
混雑状況
混雑状況を調査したところ、休日は12時~16時が比較的混雑する時間帯のようです。特に土曜・日曜は人が多くなる傾向があります。ゆっくり展示を見たい方は、平日の午前中か夕方近くの時間帯がおすすめです。
館内の施設とサービス
常設展示室・企画展示室
常設展示室では仙台ゆかりの文学者の資料が展示されています。企画展示室では定期的に特別展が開催され、テーマに沿った展示が楽しめます。
情報コーナーとこどもの本の部屋
情報コーナーでは文学館の資料閲覧や情報検索ができます。こどもの本の部屋では絵本や童話が自由に読めるので、お子さん連れの方に人気です。夏休み期間中は絵本の企画展示なども行われるので、子どもと一緒に行くならその時期がおすすめですよ!
カフェ「杜の小径」
2階には軽食・喫茶「杜の小径」があり、コーヒーや紅茶などの飲み物のほか、うどん、そばなどの軽食も楽しめます。文学館の展示にあわせた季節のメニューも提供されているので、展示を見た後の休憩にぴったりです。
バリアフリー対応
車いす対応トイレが2箇所あり、車いすの貸出(無料)も行っています。ベビーカーの貸出もあるので、小さなお子さん連れの方も安心して利用できます。
利用者の口コミ
文学館自体は、仙台ゆかりの作家の資料がまとめられており、文学好きには良かったです。直筆原稿なども見ることができ、わくわくしました。建物の構造も素敵なので、行く価値はあります。 (男性/40代/会社員)
子供が読書できる部屋が設けられ、授乳室もベビーカーの貸し出しもありますので、子連れでも安心して利用できます。夏休み期間は絵本の企画をやっているので、子供と行くならその時がおすすめです。 (女性/30代/主婦)
台原森林公園から歩いて行けますが、山登りの覚悟がない方にはおすすめしません。バスで行った方が無難です。展示は作品保護のため照明を暗くしていますが、文学好きにはたまらない空間です。 (男性/50代/自営業)
おすすめの楽しみ方
1. 常設展と特別展をセットで楽しむ
常設展示だけでなく、時期によって変わる特別展も合わせて見ることで、より深く文学の世界を楽しめます。特別展の内容は公式サイトで確認できますので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
2. 台原森林公園との組み合わせ
隣接する台原森林公園と組み合わせて訪れるのもおすすめです。緑豊かな公園内を散策した後に文学館で文化に触れる、という流れは心身ともにリフレッシュできますよ。ただし、公園内の道は雨の後は泥濘になっていることもあるので、適切な靴で行くことをおすすめします。
3. 子どもと一緒に楽しむなら
子どもと一緒に訪れるなら、「こどもの本の部屋」を活用しましょう。特に夏休み期間中は子ども向けの企画が充実しています。仙台市の宿題のワークに記載されている本が学年ごとに整理されているという口コミもあり、地元の子どもたちの学習にも役立っているようです。
まとめ
仙台文学館は、文学好きはもちろん、家族連れでも楽しめる魅力的なスポットです。アクセスは少し不便に感じる方もいるかもしれませんが、その分静かで落ち着いた環境で文学に触れることができます。駐車場は無料で利用できますが、休日は混雑することもあるので、公共交通機関の利用も検討してみてください。
ボクが訪れた時は、娘が「こどもの本の部屋」で絵本を読みふけり、息子は意外にも伊坂幸太郎のコーナーに興味を示していました。家族それぞれが自分のペースで楽しめるのが、この文学館の魅力だと感じました。皆さんも仙台を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてくださいね!
「本を読むということは、自分の外にある世界を自分の内側に取り込むことだ」 – 村上春樹
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さんの次の旅が素敵なものになりますように。案ずるより産むが易し、まずは一歩踏み出してみましょう!