こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は宮城県の魅力的なスポット「みやぎ蔵王こけし館」について詳しくご紹介します。実は、ここは世界一のこけし展示数を誇る施設なんです!温泉地として有名な遠刈田温泉にあるこの施設、ボクも家族で訪れたことがありますが、子どもたちも大喜びでした。皆さんも東北旅行の際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
みやぎ蔵王こけし館の基本情報
みやぎ蔵王こけし館(蔵王町伝統産業会館)は、東北地方の伝統工芸品「こけし」発祥の地である遠刈田温泉に位置する施設です。館内には全国の伝統こけしや木地玩具が約5,500点も展示されており、その数は世界一を誇ります!
常設展示コーナーでは、遠刈田伝統こけしをはじめ、鳴子系、弥治郎系、作並系、肘折系など、東北各地のこけしを系統別に見ることができます。こけしって産地によって形や模様が全然違うんですよ。ユニークな顔をしていたり、美人だったり、子どもっぽかったり…見比べるのが本当に面白いです!
また、現役のこけし工人による「ろくろ挽き」実演コーナーもあり、職人技を間近で見られるのも魅力の一つ。さらに、自分でこけしに絵付けができる体験コーナーもあり、世界に一つだけのオリジナルこけしを作ることができます。
アクセス方法と駐車場情報
みやぎ蔵王こけし館へのアクセス方法はいくつかあります。公共交通機関を利用する場合は、JR東北新幹線「白石蔵王駅」からバスで約50分、「遠刈田温泉」バス停で下車し、徒歩約10分です。
車でのアクセスなら、東北自動車道「白石IC」または「村田IC」から約25分で到着します。駐車場は無料で55台(大型車5台、普通車50台)停められるので、車での来館も安心です。遠刈田温泉街からは少し離れた高台にありますが、徒歩でも10分程度で行けますよ。
温泉街の共同浴場「神の湯」から南へ移動して、橋を渡った先にあります。川沿いの場所で、周囲には広々とした広場もあるので、天気の良い日はのんびり散策するのもおすすめです。
営業時間と料金
みやぎ蔵王こけし館の営業時間は9:00~16:00(最終入館15:30)となっています。年末年始(12月31日~1月2日)は休館日ですが、それ以外は基本的に年中無休で営業しています。ただし、年末年始期間(12月29日~1月3日)は営業時間が短縮され、15:00までの開館となるので注意が必要です。
入館料は以下の通りです:
区分 | 通常料金 | 団体料金(20名以上) |
---|---|---|
大人(高校生以上) | 350円 | 300円 |
小・中学生 | 200円 | 150円 |
未就学児 | 無料 | 無料 |
なお、売店のみの利用は無料です。学校教育機関関連でご利用の際には、さらに減免措置があるそうなので、団体での利用を検討している方は問い合わせてみるといいでしょう。
人気のこけし絵付け体験
みやぎ蔵王こけし館で特に人気なのが「こけし絵付け体験」です。白木のこけしに自分で絵を描いて、世界に一つだけのオリジナルこけしを作ることができます。
絵付け体験の実施時間帯は以下の通りです:
- 午前の部:9:00~11:00(最終受付)
- 昼休憩:12:00~13:00
- 午後の部:13:00~15:00(最終受付)
体験料金は入館料に加えて1本1,000円~となっています。所要時間は約30分程度です。体験料金の詳細は以下の通り:
区分 | 料金(入館料+体験料込み) |
---|---|
大人(高校生以上) | 1,350円 |
小・中学生 | 1,200円 |
幼稚園以下 | 1,000円 |
蝋仕上げコーティングは別途100円かかります。少人数であれば予約不要ですが、団体の場合は事前予約がおすすめです。
絵付け体験の口コミ
色々な地方のこけしがありました。小さくて可愛らしいこけしは初めて見ました!初めての絵付体験でしたが、丁寧に教えて頂き良い思い出になりました。(女性/30代)
展示物は華やかさに欠けますし、お子さんにとって決して楽しい!と心から思える場所ではないかもしれませんが、伝統工芸を知るということはとても大切な経験だと思います。絵付け体験は本当にオススメです。教えてくれるスタッフの方がとても優しくて褒め上手なので少し緊張気味だった子供も直ぐにその雰囲気に慣れ、世界に一つだけの素敵なこけしを完成させることができました。(女性/40代/親子連れ)
ただし、こんな声もありました。
絵付け体験をしたが、最初は館員さんが親切に指導してくださったが、途中から工人さんに変わり…なんか強引で独りよがりで、自画自賛な人で、助言や指導とは言えない言葉が飛び出し…途中から気分が削がれてしまった。(女性/30代)
指導者によって体験の満足度が変わることもあるようですが、多くの方が楽しい思い出になったと話しています。
混雑状況と滞在時間
みやぎ蔵王こけし館は比較的空いていることが多いスポットです。口コミ情報によると、「空いている」「やや空いている」という声が全体の64%を占めています。特に平日は空いていることが多いようです。
混雑状況の目安:
- 空いている:37%
- やや空き:27%
- 普通:30%
- やや混雑:7%
- 混雑:0%
ただし、金・土曜日の14:00~16:00はやや混雑する傾向があるので、ゆっくり見学したい方は午前中の訪問がおすすめです。また、12:00~14:00も比較的混雑しやすい時間帯です。
滞在時間は多くの方が「1時間未満」または「1~2時間」と回答しています:
- 1時間未満:48%
- 1~2時間:45%
- 2~3時間:3%
- 3時間以上:3%
絵付け体験をする場合は、体験時間(約30分)に加えて、展示見学の時間も考慮して1.5~2時間程度の滞在時間を見込んでおくと良いでしょう。
館内の見どころと施設情報
みやぎ蔵王こけし館の最大の見どころは、なんといっても5,500点もの伝統こけしと木地玩具のコレクションです。東北各地のこけしが一堂に会していて、それぞれの特徴を比較できるのは貴重な体験です。
館内の中央部分には売店があり、こけしグッズや工人製作の遠刈田伝統こけし、「ざおうさま」グッズ、町内の特産品などが販売されています。お土産を買うだけなら入館料は不要です。
また、こけし館の裏手には「こけしの道」と名づけられた遊歩道があります。擬木の階段を上り、木立の中の砂利道を約400mほど歩くと、こけしのふるさと「新地こけしの里」に出ます。ここには工房が並んでいますが、気軽に見学できる場所ではないので、こけし館での見学がおすすめです。
バリアフリー設備も整っており、スロープ・手すり、車椅子対応トイレ、車椅子貸出などのサービスがあります。また、外国語パンフレットも用意されているので、外国人の方との訪問も安心です。
訪問者の傾向と口コミ
みやぎ蔵王こけし館を訪れる方の年齢層は、30代、40代、50代以上がそれぞれ29%と、幅広い年齢層に人気があります。訪問人数は2人組が56%と最も多く、カップルや夫婦での訪問が多いようです。
子連れの場合、7~12歳の子どもが80%と最も多く、小学生向けの施設とも言えそうです。
口コミでは、こけしの展示数の多さに驚いた声が多く見られます:
東北各地のコケシが勢揃いでした!土地によってはかなり特徴があって、ユニークな顔してたり、美人だったり、子どもっぽかったりと面白かったです。展示されてるコケシの数も膨大。順路の最後の方に、自身で作成できる工房や、お土産コーナーがあったりして、遠刈田に来たなら一度は訪れると良いと思います。(男性/30代)
遠刈田温泉街から少し離れた高台にあるこけし館で、徒歩で行っても、それほど時間はかかりませんでした。入館は有料で、東北地方のこけしが数多く展示されていました。かなりの多さにビックリしました。(男性/40代/カップル)
周辺観光情報
みやぎ蔵王こけし館の周辺には、他にも魅力的な観光スポットがあります。
- 遠刈田温泉:徒歩圏内にある温泉街。共同浴場「神の湯」は徒歩約10分。
- 陶芸教室&ギャラリー 蔵王焼 万風窯:約1.4km(徒歩約18分)
- 蔵王のお宿 旬樹庵 さんさ亭:約490m(徒歩約7分)
- 元窯:約1.5km(徒歩約19分)
遠刈田温泉は東北有数の温泉地なので、こけし館見学と温泉巡りを組み合わせた1日コースもおすすめです。特に共同浴場「神の湯」はこけし館から近いので、見学後に立ち寄るのに便利です。
また、GW期間中は玄関先に足湯が置かれることもあるそうなので、季節によって楽しみ方も変わってきますね!
まとめ:みやぎ蔵王こけし館は伝統工芸に触れる絶好の機会
みやぎ蔵王こけし館は、東北の伝統工芸「こけし」について学び、体験できる貴重な施設です。世界一の展示数を誇るコレクションは圧巻で、こけしに興味がなかった方でも楽しめる内容となっています。
特に絵付け体験は子どもから大人まで楽しめるアクティビティで、世界に一つだけのオリジナルこけしは素敵な思い出になること間違いなしです。
駐車場は無料で55台分あり、混雑することも少ないので、ストレスなく訪問できるスポットです。遠刈田温泉に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください!
「伝統とは革新の連続である」- 高田賢三
伝統工芸のこけしも、時代とともに少しずつ変化しながら受け継がれてきました。皆さんも伝統に触れながら、新しい発見をしてみてはいかがでしょうか?それでは、楽しい旅をお祈りしています!