こんにちは、皆さん！ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は岩手県の自然を満喫できる素敵なスポット「相の沢キャンプ場」をご紹介します。実は、このキャンプ場、基本無料で利用できるんです！ただし協力金制を採用しているという珍しいシステム。岩手山の絶景を眺めながらのキャンプ体験、気になりませんか？アクセス方法から設備情報、利用者の口コミまで、詳しくお伝えしていきますよ。
相の沢キャンプ場の基本情報
相の沢キャンプ場は、岩手県滝沢市鵜飼安達114-7に位置する自然豊かなキャンプ場です。宮沢賢治が愛した鞍掛山の麓、岩手山の真下という絶好のロケーションにあります。周辺には牧場があり、牛や馬を見ながらのんびりと過ごせる環境が魅力です。
営業期間は通年となっていますが、冬期間は炊事場の利用ができないので注意が必要です。たきざわ自然情報センターの営業時間は、夏期が9:00～16:00、冬期が9:00～15:00となっています。定休日はなく、年中利用可能です。
アクセス方法と駐車場情報
相の沢キャンプ場へのアクセス方法はいくつかあります。車でのアクセスが最も便利で、東北自動車道盛岡ICから約30分（約18km）、滝沢ICからも約30分（約17km）で到着します。
公共交通機関を利用する場合は、JR盛岡駅からバスで約50分かかります。最寄り駅は青山駅、大釜駅、滝沢駅ですが、駅からキャンプ場までは距離があるため、タクシーなどの利用を検討するといいでしょう。
駐車場は約100台分のスペースがあり、基本無料ですが協力金を募っています。混雑する季節には早めの到着がおすすめです。
料金システムと予約方法
相の沢キャンプ場の最大の特徴は、その料金システムです。入場は基本無料ですが、運営維持のための協力金制を採用しています。キャンプ場利用者は500円、登山者は100円の協力金が目安となっています。この協力金システムは、利用者の良心に基づいた運営方法で、自然を大切にする気持ちを育む素晴らしい取り組みだと思います。
予約については、当日でも利用可能ですが、電話予約も受け付けています。特に繁忙期は事前に予約しておくと安心です。予約・問い合わせは「たきざわ自然情報センター」（電話：019-691-6555）で受け付けています。
設備情報
キャンプ場内の設備は必要十分に整っています。水洗トイレ、炊事場が完備されており、約500人程度が利用可能な広々としたサイトがあります。ただし、電気は使用できないので、ランタンなどの照明器具は必ず持参しましょう。
また、キャンプ場の近くには「ドングリの森」と呼ばれる遊歩道があり、相の沢牧野の牛や馬、岩手山を見ながらゆったりと散策することができます。自然を満喫したい方には最高の環境です。
周辺の見どころ
相の沢キャンプ場から車で約10分のところには「網張温泉」があり、トレッキングや登山で疲れた体を癒すことができます。アウトドア活動と温泉を組み合わせた贅沢な休日を過ごせるのは大きな魅力ですね。
また、宮沢賢治ゆかりの地としても知られる鞍掛山へのトレッキングや、岩手山登山のベースキャンプとしても最適です。自然愛好家にとっては、まさに天国のような場所といえるでしょう。
混雑状況と利用のベストシーズン
相の沢キャンプ場は、ゴールデンウィークや夏休みシーズンに特に賑わいます。口コミ情報によると、シーズン中はファミリーキャンパーやバイカーのソロキャンプ、登山客で混雑することがあるようです。
特に混雑する時間帯は特にないようですが、週末や祝日は早めの到着がおすすめです。平日や閑散期を狙って訪れれば、より静かな環境でキャンプを楽しむことができるでしょう。
天気情報も重要です。2025年のゴールデンウィーク期間中の天気予報を確認すると、5月4日頃は比較的良好な天候が予想されています。キャンプ計画を立てる際は、直前の天気予報もチェックしておくといいですね。
利用者の口コミ情報
実際に相の沢キャンプ場を利用した方々の口コミを見てみましょう。
無料なのに下手な有料キャンプ場より断然いいキャンプ場です。目の前が牧場でロケーションはかなりいいです。設備も他の方のクチコミ通りトイレはセンサーの自動点灯式の水洗トイレで清潔に保たれています。 （男性/30代/会社員）
毎年友人と利用しています。料金は無料という事でシーズンになるとファミリーやバイカーのソロキャンプ、登山客で賑わうキャンプ場です。トイレ、炊事場は比較的綺麗でした。山の中にあるので自然を満喫できます。 （男性/30代/アウトドア愛好家）
鞍掛山のふもとでキャンプを楽しみました。大自然の中で緑を感じるだけで気持ちよかったです。晴れていたら星空も素敵です。 （女性/40代/主婦）
口コミ評価を見ると、自然環境の良さ（4.67点）と立地条件（4.33点）が特に高評価を得ています。一方、設備（3.00点）やサービス（3.33点）はやや控えめな評価となっていますが、無料で利用できることを考えれば十分満足できる水準といえるでしょう。
キャンプを楽しむためのポイント
相の沢キャンプ場でより快適に過ごすためのポイントをいくつかご紹介します。
持ち物チェックリスト
電気が使えないため、以下のものは必ず持参しましょう：
- ランタンや懐中電灯（予備電池も忘れずに）
- 調理器具（炊事場はありますが、自前の道具があると便利）
- 防寒具（山間部なので、夜は冷え込むことがあります）
- 虫除けスプレー（特に夏場は必須）
- 協力金（500円程度、登山のみなら100円）
マナーと注意点
自然を大切にするキャンプ場なので、以下のマナーを守りましょう：
- ゴミは必ず持ち帰る
- 火の取り扱いには十分注意する
- 夜間の騒音は控える
- 協力金は必ず納める
- 自然環境を破壊する行為は厳禁
季節ごとの楽しみ方
相の沢キャンプ場は四季折々の自然を楽しめるスポットです。季節ごとの魅力をご紹介します。
春（4月～5月）
新緑の季節は、鮮やかな緑に包まれた山々を眺めながらのキャンプが最高です。ゴールデンウィークは混雑しますが、その前後であれば比較的空いています。春の山菜採りも楽しめるかもしれません。
夏（6月～8月）
標高が高いため、平地よりも涼しく過ごしやすい環境です。夏休みシーズンは家族連れで賑わいます。夜には満点の星空を楽しめることも。昆虫採集や自然観察も夏の楽しみのひとつです。
秋（9月～11月）
紅葉シーズンは特におすすめ。鮮やかに色づいた木々に囲まれてのキャンプは格別です。気温も快適で、アウトドア活動に最適な季節といえるでしょう。
冬（12月～3月）
冬期は炊事場の利用ができないため、本格的なキャンプには向きませんが、雪景色を楽しむ日帰り訪問なら可能です。ただし、積雪や凍結に注意が必要です。
まとめ：自然を満喫できる穴場スポット
相の沢キャンプ場は、岩手山の麓という絶好のロケーションにある自然豊かなキャンプ場です。基本無料（協力金制）で利用できるにもかかわらず、水洗トイレや炊事場などの基本設備が整っており、初心者からベテランまで幅広いキャンパーに対応しています。
周辺には温泉施設もあり、アウトドア活動と温泉を組み合わせた贅沢な休日を過ごせるのも魅力です。自然を愛する方々の良心によって支えられているこのキャンプ場で、ぜひ素敵な時間を過ごしてみてください。
最後に、本日の名言をご紹介します。
「自然は、それを愛する人にだけ微笑みかける」 – ヴィンセント・ファン・ゴッホ
自然の中で過ごす時間は、心と体の両方を癒してくれます。皆さんも相の沢キャンプ場で、岩手の豊かな自然に抱かれる素晴らしい体験をしてみませんか？案ずるより産むが易し、まずは一歩踏み出してみましょう！
