こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は青森県の空の玄関口「青森空港」について、皆さんに役立つ情報をたっぷりとお届けします。駐車場情報からアクセス方法、混雑状況まで、細かいところまで調査してきましたよ。旅行や出張で青森空港を利用する予定の方は、ぜひ参考にしてくださいね!
青森空港の基本情報
青森空港は、青森市中心部から南方約13kmの標高約200mの丘陵地に位置する地方管理空港です。本州最北端の国際空港として、全長3000mの滑走路を1本有しています。国内線は札幌、東京、大阪、名古屋、神戸への発着便が就航しているほか、ソウルや台北への国際便も運航しています。
営業時間は6:30~22:00となっていますが、店舗によって異なる場合や、航空便の運航状況によって変動することもあるので注意が必要です。また、空港自体の定休日はありませんが、こちらも店舗によって異なります。
青森空港へのアクセス方法
バスでのアクセス
青森空港までの交通手段として、青森駅と弘前バスターミナルから空港連絡バスが運行されています。
青森駅から
JR青森駅からJRバス東北の空港連絡バスで約35分かかります。料金は大人一人860円(子ども半額)です。バスは青森駅→新町1丁目→県庁通り→新町2丁目→柳町通り→大野十文字→農協会館前→朝日放送局→青森空港というルートで運行しています。
弘前市内から
弘前バスターミナルからは弘南バスの空港連絡バスで約55分かかります。料金は大人一人1,400円(子ども半額)です。バスは弘前バスターミナル1番バス停→弘前駅5番バス停→藤崎舟場角バス停→浪岡バス停→青森空港というルートで運行しています。
乗合タクシー
事前予約制の乗合タクシーも便利です。青森市内から青森空港までは距離によって2,600円~6,100円、弘前市内からは3,500円~5,000円となっています。
定額タクシー
青森空港と新青森駅・青森駅間を結ぶ定額タクシーは1台当たり3,000円~で利用できます。ただし、事前予約が必要で、別途空港有料道路の料金(1台当たり220円)がかかります。
さらに、青森空港から県内各地へのエリア別定額タクシーもあり、例えば青森駅・大野エリアまでは3,000円、弘前市エリアは7,500円、八甲田山エリアは8,000円などとなっています。
車でのアクセス
東北自動車道青森ICから約20分で青森空港に到着します。車で行く場合は駐車場情報もチェックしておきましょう。
青森空港の駐車場情報
駐車場の収容台数と営業時間
青森空港の駐車場は、立体駐車場と屋外駐車場を合わせて最大1,800台(通常期は1,530台)の収容スペースがあります。ただし、冬期間には立体駐車場の屋上階が使えなくなるため、最大収容台数は1,266台と少なくなります。
駐車場の営業時間は6:00~22:30、定休日はなく年中無休で利用できます。
駐車場の料金システム
駐車料金は以下のとおりです:
区分 | 料金 |
---|---|
基本(日帰り) | 200円 |
以降1泊ごと | 830円 |
入場当日に空港の有料道路を利用していれば、基本料金の200円が無料になるというお得な制度もあります。同じ日の営業時間内(22:30まで)に入退場すれば日帰りで計算されますが、22:30を過ぎると翌日出庫する必要があるため、1泊扱いとなり、料金は1,030円となります。
料金の支払いは、駐車場入口で発行される駐車券を受け取って出口の精算機で清算する方式です。
駐車場の割引制度
利用する回数が多い人には「泊車回数券」というセット券がおすすめです。泊車回数券は11枚で8,300円で、立体駐車場入口付近にある「料金割引窓口」で購入できます。駐車券と一緒に泊数分だけ精算機に投入して使います。
また、青森空港には「青森空港駐車料金減免制度」という国際線利用者向けの特別割引もあります。青森空港発着の国際線(例:青森~ソウル線)を利用する場合、9泊10日の駐車料金が通常7,670円のところ、1,000円になるという大変お得な制度です。ただし、国内の他の空港を経由して海外へ向かう場合は国内線扱いとなるため適用されません。
青森空港の混雑状況
青森空港の駐車場は、年末年始、お盆、GWなどの大型連休や「空の日イベント」の日に特に混雑します。また、平日は午前10時以降に混雑のピークがあるようです。
駐車場の混雑状況は駐車場に直接電話(017-739-9104)で問い合わせて確認してから向かうのがおすすめです。特に冬季は収容台数が減少するため、事前確認が重要です。
ターミナル内も駐車場同様に大型連休時に混雑します。特にお盆期間中はフードコートやラウンジが混み合うという口コミがありました。
青森空港の施設情報
青森空港のターミナルビル内には、土産物が豊富に並ぶアスパム物産空港店、青森の海で獲れた新鮮なほたて、さけ、あわびを販売する青森県漁業協同組合連合会空港直販店などが揃っています。
また、厳選された県産品を使った料理が楽しめるレストラン「ライアン」をはじめ、青森のご当地グルメ・味噌カレー牛乳ラーメンが楽しめるフードコート内の「かわら」など、飲食店も充実しています。
展望デッキからは離着陸する飛行機や遠くに八甲田連峰を見ることができます。ただし、展望デッキは網目に近づけない構造の二重フェンスになっているため、写真撮影の際にはフェンスが映り込んでしまうことがあるようです。
利用者の口コミ
地方空港で、小さいながらでも、凄く綺麗に使用していて、皆んなが大事にしているのだろうなぁと、感じて暖かみのある、空港だと思います♪(40代/男性/会社員)
お土産物も種類や品数が多く、フードコートやテイクアウトの店もあり、結構充実していると思います。搭乗まで時間があったので、展望デッキに行きましたが、風が冷たく、長居はできませんでした。(30代/女性/主婦)
新青森駅が不便なので空港の評価は相対的に上がる。ターミナルビルはきれいで物販店も発着便数からみると十分な広さがある。(50代/男性/自営業)
まとめ
青森空港は本州最北端に位置する国際空港で、国内主要都市やソウル、台北への便が就航しています。アクセス方法は多様で、バス、タクシー、車など様々な選択肢があります。駐車場は最大1,800台の収容能力があり、料金体系もシンプル。特に国際線利用者向けの駐車料金減免制度は大変お得です。
混雑状況は大型連休に注意が必要ですが、事前に電話で確認すれば安心です。施設内はお土産店や飲食店が充実しており、青森の魅力を存分に味わえる空間となっています。
青森観光や出張の際には、この記事の情報を参考に、スムーズな空港利用を実現してくださいね!
「旅は道連れ、世は情け」- 松尾芭蕉
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの旅が素敵なものになりますように!
青森空港周辺の観光スポット
青森空港を利用する際に、時間に余裕があれば周辺の観光スポットも訪れてみてはいかがでしょうか?ここでは、空港から比較的アクセスしやすい観光スポットをいくつかご紹介します。
三内丸山遺跡
青森空港から車で約20分の場所にある「三内丸山遺跡」は、縄文時代前期から中期(約5,900年前~約4,200年前)にかけての大規模な集落跡です。国の特別史跡に指定されており、復元された大型竪穴住居や六本柱建物などを見学できます。縄文時代の暮らしを体感できる貴重なスポットです。
青森県立美術館
三内丸山遺跡に隣接する「青森県立美術館」も見逃せません。奈良美智氏の作品「あおもり犬」が有名で、青森出身の芸術家の作品を中心に展示しています。建物自体もアートな空間で、写真撮影スポットとしても人気です。
八甲田山
青森空港から車で約40分で八甲田山ロープウェイ山麓駅に到着します。ロープウェイに乗れば、標高1,324mの山頂駅まで約10分で到着。四季折々の絶景を楽しめます。特に冬の「樹氷」は圧巻の美しさです。
浅虫温泉
青森空港から車で約40分の場所にある「浅虫温泉」は、開湯1,300年以上の歴史を持つ名湯です。陸奥湾を一望できる露天風呂があるホテルも多く、日帰り入浴施設も充実しています。空港利用の前後にリラックスするのにぴったりです。
青森空港でのお土産選び
青森空港には「こみせ商店街」という名前のショッピングエリアがあり、青森県の特産品が豊富に揃っています。特におすすめのお土産をいくつかご紹介します。
りんご関連商品
青森といえばりんご!生のりんごはもちろん、りんごジュース、アップルパイ、りんごバター、ドライりんごなど、バラエティ豊かなりんご関連商品が揃っています。特に「シャイニーアップルジュース」は贈り物にも喜ばれる人気商品です。
海産物
青森県漁業協同組合連合会の空港直販店では、新鮮なほたて、さけ、あわびなどの海産物を購入できます。真空パックされた商品も多いので、お土産として持ち帰りやすいのが嬉しいポイントです。
ご当地グルメ
「味噌カレー牛乳ラーメン」や「十和田バラ焼き」などのご当地グルメを再現した商品も人気です。また、「スタミナ源たれ」などの調味料も青森の味を自宅で楽しめるお土産として重宝されています。
伝統工芸品
津軽塗や南部鉄器などの伝統工芸品も空港内で購入できます。実用的なものから装飾品まで、様々な価格帯の商品が揃っているので、予算に合わせて選べます。
青森空港では最後の最後まで青森の魅力を堪能できるので、帰りの便の出発時間に余裕を持って空港に到着することをおすすめします!
「人生に必要なものは、情熱、夢、そしてほんの少しのお金だ」- チャールズ・チャップリン