こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。今日は青森県八戸市にある由緒正しい神社「櫛引八幡宮」についてご紹介します。南部家初代光行公によって創建され、約800年もの歴史を誇るこの神社は、実は国宝級の宝物がたくさん!家族でのお出かけにもピッタリなスポットなんですよ。
ボクも家族と一緒に訪れたことがありますが、歴史の重みを感じながらも、子どもたちが楽しめる要素もたくさんありました。皆さんも八戸を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
櫛引八幡宮の基本情報
櫛引八幡宮は南部一ノ宮として知られる由緒ある神社です。南部氏初代光行公によって1222年(貞応元年)に創建されたと伝えられており、以来南部領の総鎮守として約800年の歴史を刻んできました。
特筆すべきは、八幡宮全体が国から文化財指定を受けているという点!本殿は江戸時代前期の社殿形態を伝える貴重な遺構として国の重要文化財に指定されています。
また、境内には明治14年(1882年)に完成し、明治天皇の東北御巡幸行在所として使用された「明治記念館」が移築されています。これは県内に現存する洋風建築として最古のものなんですよ。
アクセス方法
櫛引八幡宮へのアクセス方法はいくつかあります。
- 【電車・バス】JR八戸駅から中心街ターミナル(六日町)へ行き、そこからバスで20分。「櫛引八幡宮前」で下車し、徒歩1分
- 【タクシー】八戸駅からタクシーで約10分(距離約3km)
- 【車】八戸駅から車で約10分、八戸自動車道八戸ICから約15分
国道104号線から櫛引八幡宮へ通じる道路は最近拡張工事が行われ、とても走りやすくなりました。大型バスでも余裕を持って通行できるようになっているので、団体での訪問も安心です。
駐車場情報
櫛引八幡宮には広々とした駐車場が完備されています。なんと200台も駐車可能!大型バス用の駐車スペースも確保されているので、団体旅行でも安心して訪れることができます。
ただし、神社側からの注意事項として、周辺道路への駐車や駐輪は避けるようにとのこと。特に近隣住民の方々の迷惑になるような駐車は絶対にしないようにしましょう。
櫛引八幡宮の見どころと国宝館
櫛引八幡宮の最大の見どころといえば、国宝に指定されている「赤糸威鎧兜大袖付(あかいとおどしよろいかぶとおおそでつき)」と「白糸縅褄取鎧兜大袖付(しろいとおどしつまとりよろいかぶとおおそでつき)」です。特に赤糸威の大鎧は「菊一文字」と呼ばれ、春日大社の「竹虎雀」と双璧をなす国宝級の甲冑として有名です。
これらの貴重な宝物は国宝館で見学することができます。国宝館には他にも国指定重要文化財を含む計25点もの歴史ある品々が展示されており、日本を代表する甲冑工芸の数々を間近で見ることができるんですよ!
境内の見どころ
境内には他にも見どころがたくさんあります。
- 夫婦杉:一本の杉でありながら二本に見える珍しい杉の木
- 重軽石:願い事が叶うかどうかを試せる石
- 河童伝説:本殿の脇障子に彫刻されている河童にまつわる伝説
- 八幡馬:南部地方が昔から馬の産地であった名残で、境内に点在している伝統工芸品
境内はとても静かで空気が凛としており、訪れると自然と背筋が伸びるような神聖な雰囲気を感じることができます。初心者にもわかりやすい案内表記があるので、神社仏閣に詳しくない方でも安心して散策を楽しめますよ。
料金・営業時間情報
櫛引八幡宮の参拝自体は無料ですが、国宝館の見学には入館料が必要です。
区分 | 料金(税込) |
---|---|
大人 | 400円 |
高校生 | 300円 |
中学生 | 300円 |
小学生 | 200円 |
幼児 | 無料 |
営業時間は以下の通りです。
- 【御祈祷・授与所】8:30〜17:30
- 【国宝館】9:00〜17:00
国宝館は休日でも午後3時頃には閉館することがあるようなので、訪問の際は時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
混雑状況と訪問のベストタイミング
櫛引八幡宮の混雑状況は、時期によって大きく異なります。クチコミ情報によると、通常は比較的空いていることが多いようです。
- 空いている:44%
- やや空き:20%
- 普通:17%
- やや混雑:7%
- 混雑:12%
特に混雑するのは初詣の時期で、正月三が日の7:00〜19:00がピークとなります。元旦祭も行われるので、この時期に訪れる場合は混雑を覚悟しておきましょう。
訪問者の滞在時間は1時間未満が63%と最も多く、次いで1〜2時間が29%となっています。ゆっくり見て回っても2時間程度あれば十分楽しめるスポットと言えるでしょう。
訪問者の特徴
訪問者の年齢層は30代が50%と最も多く、次いで50代以上が19%、40代が17%となっています。また、訪問人数は2人で訪れる方が49%と最も多く、次いで1人が29%、3〜5人が16%となっています。
子連れの場合、0〜1歳の赤ちゃんと7〜12歳の小学生が多い傾向にあります。ボクの子どもたちも小学生の頃に連れて行きましたが、境内の広さと歴史的な展示物に興味津々でした。
訪問者の口コミ
実際に櫛引八幡宮を訪れた方々の口コミをいくつかご紹介します。
南部一之宮として知られている由緒正しい神社です。本殿などが国の重要文化財として指定されています。国宝赤糸威鎧などが展示されている国宝館も拝観するつもりだったのですが、休日にも関わらず何故か午後3時で閉館となってしまっていて、肩透かしに遭いました。八戸ICにほど近い便利なところにあるので、次の機会には必ず訪れたいと思います。 (男性/40代/会社員)
甲冑好きとしては、近くに来たら寄らざるおえない。大鎧で春日大社の竹虎雀と双璧をなすといわれる菊一文字(どちらも国宝)が展示されている。実は、来るのは2回目。昔は無かった立派な国宝館(宝物殿)に展示されています。 (男性/50代/自営業)
八戸に古くからの神社があると思わなくて、来て驚きました。境内には、夫婦杉という一本の杉があり、見る価値あります。結婚式が執り行われる時で、かわいい花嫁さんを見て、また感動でした。 (女性/30代後半/会社員)
周辺のおすすめスポット
櫛引八幡宮周辺には、他にも立ち寄りたいスポットがいくつかあります。
- 元祖鶴子まんじゅう萬榮堂:櫛引八幡宮から徒歩約2分(約120m)の場所にある老舗和菓子店
- 八食センター:約4.3km離れた場所にある、八戸の海の幸を堪能できる市場
- 八戸屋台村みろく横丁:約5.2km離れた場所にある、地元の食文化を楽しめる屋台村
- 蕪嶋神社:約11.7km離れた場所にある、海の守り神として知られる神社
特に「八食センター」は海鮮好きにはたまらないスポットで、ボクも家族で訪れた際には新鮮な海の幸を堪能しました。櫛引八幡宮と合わせて訪れることで、八戸の歴史と食文化の両方を楽しむことができますよ!
まとめ:櫛引八幡宮は歴史と文化の宝庫
櫛引八幡宮は800年の歴史を持つ由緒ある神社で、国宝級の宝物を間近で見られる貴重なスポットです。アクセスも良く、駐車場も完備されているため、車での訪問もスムーズです。
国宝館の入館料も大人400円、子ども200〜300円とリーズナブルで、1〜2時間あれば十分に楽しめるので、八戸を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
歴史好きな方はもちろん、甲冑に興味がある方、パワースポットを巡りたい方、家族でのお出かけにもおすすめのスポットです。静かで凛とした空気の中で、日本の歴史と文化に触れる貴重な体験ができますよ。
「人間万事塞翁が馬」 – 故事成語
人生は予測できないことの連続。思いがけない場所で素晴らしい発見があるかもしれません。櫛引八幡宮での歴史との出会いが、皆さんの人生に新たな彩りを加えることを願っています!