こんにちは!ミーミルメディア編集長のしげっちです。北海道の美しい星空を満喫できるスポットをお探しですか?今回は北海道名寄市にある「なよろ市立天文台きたすばる」について、アクセス方法から料金、混雑状況、口コミまで徹底的に調査してきました。国内トップクラスの星空観測ができるこの天文台は、家族連れからカップル、天体観測マニアまで幅広い方に人気のスポットなんですよ。
なよろ市立天文台きたすばるとは?
「なよろ市立天文台きたすばる」は北海道名寄市の道立サンピラーパーク内にある天文台です。名寄市は豊かな自然条件と盆地に位置する地形的な条件から、国内でもトップクラスの天体観測ができる環境に恵まれています。
この天文台の歴史は、木原秀雄氏が昭和28年に金環日食を観測したことに始まり、昭和48年の私設木原天文台開設を経て、北海道大学との協力協定のもと、現在の「きたすばる」が開館しました。
国内最大級を誇る160cmの「ピリカ望遠鏡」は惑星観測をメインに行い、この研究分野では世界最大級の規模を誇ります。また、名寄市が設置した「50cm反射式望遠鏡 きたてらす」も常時公開されており、晴れた日には昼間でも1等星などの明るい星を観望することができるんですよ!
アクセス方法と駐車場情報
車でのアクセス
道央自動車道・士別剣淵ICから国道40号線を北上し、約45分ほどで名寄駅に到着します。そこから道立サンピラーパークへ向かい、サンピラーパーク内の星見の丘へ行くとたどり着けます。車で名寄駅から約15分の距離です。
公共交通機関でのアクセス
名寄駅からバスを利用する場合は、名士バス株式会社のバスが運行しています。サンピラー交流館で下車すると、天文台まで行くことができます。バスの時刻表は名士バス株式会社のウェブサイトで確認できますので、訪問前にチェックしておくと安心です。
駐車場
天文台には約50台分の無料駐車場があります。週末や特別イベント時には混雑することもありますが、平日であれば比較的空いていることが多いようです。
営業時間と休館日
営業時間
期間 | 営業時間 |
---|---|
夏期(4月~10月) | 13:00~21:30 |
冬期(11月~翌年3月) | 13:00~20:00 |
休館日
- 毎週月曜日(祝日を除く)
- 祝日の翌日(日曜日および土曜日を除く)
- 年末年始(12月30日~1月6日)
訪問を計画する際は、事前に公式ウェブサイトで最新の営業情報を確認することをオススメします。
料金情報
区分 | 料金 | 年間パスポート |
---|---|---|
一般 | 410円 | 1,230円 |
学生 | 300円 | 1,020円 |
65歳以上 | 200円 | 610円 |
高校生以下・障がい者 | 無料 | – |
何度も訪れる予定がある方は、年間パスポートがお得ですよ!子どもと一緒に行く場合は、高校生以下は無料なので家族でのお出かけにもピッタリです。
プラネタリウム情報
「きたすばる」には最新のデジタルプラネタリウムが設置されています。ハイビジョンプロジェクター2台を使って星空を映し出す8メートルのドームは、継ぎ目のないきれいなスクリーンが特徴です。プラネタリウム投影機が中心になっていないレイアウトのため、広々とした空間でゆったり観覧できます。
プラネタリウム投影時間(45分間)
期間 | 投影時間 |
---|---|
夏期 | 14:00、16:00、18:00、20:00 |
冬期 | 14:00、16:00、18:00、19:00 |
混雑状況と訪問のベストタイミング
口コミ情報によると、「きたすばる」は比較的空いていることが多いようです。特に平日は空いていることが多く、ゆっくりと施設を楽しむことができます。
最も混雑するのは18時~20時と20時以降で、特に晴れた日の夜間は星空観察のために多くの人が訪れます。また、特別なイベントや天体ショー(流星群など)がある日も混雑する傾向にあります。
訪問者の傾向としては、滞在時間は1~2時間が最も多く(約70%)、40代の方の利用が最も多いようです。子連れの場合は7~12歳のお子さんが多いとのデータもあります。
施設の見どころ
天体観測施設
「きたすばる」の最大の魅力は、国内最大級の望遠鏡で星空を観察できることです。北海道大学が設置した1.6m大型望遠鏡「ピリカ望遠鏡」は、北大が研究利用していない日には一般公開されています。また、名寄市が設置した「50cm反射式望遠鏡 きたてらす」は開館中常時公開されており、晴天時は昼間でも明るい星を観望できます。
展示フロア
1階の展示フロアには、故木原秀雄氏の望遠鏡や観測データが展示されています。また、太陽観測を行う太陽望遠鏡からの映像が大型モニターで見られるなど、天文学に関する様々な展示物があります。
天体広場
屋上には天体観測室や天体広場が設けられており、星空を直接眺めることができます。晴れた夜には、ここから美しい星空を堪能することができますよ。
利用者の口コミ
初めてのきたすばる。折角の機会なので、久しぶりのプラネタリウムだけでなく、大型天体望遠鏡での観察にも参加。月明りのため、流星群は見えなかったが、土星の環はくっくり見えて感動しました。 (40代/男性/会社員)
日中でしたが、晴れた日だったので望遠鏡で太陽を見ることができました。スタッフの方も親切に説明してくださり、子どもたちも大喜び。プラネタリウムも音楽とのコラボレーションが素敵でした。 (30代/女性/主婦)
北大の大型望遠鏡が設置されています。北大が研究利用をしていない日には一般開放されており、星空観察会も開催されていますので、調べてから出かけた方がよいでしょう。日中でも、晴れていれば見える星を観察できます。 (50代/男性/自営業)
訪問時のポイントとおすすめの過ごし方
訪問前のチェックポイント
- 天気予報をチェックし、晴れた日を選ぶ
- 北大のピリカ望遠鏡の一般公開日を確認する
- 特別イベントの開催情報をチェックする
- プラネタリウムの投影スケジュールを確認する
おすすめの過ごし方
- 昼間に訪問して展示を見学し、プラネタリウムを楽しむ
- 夕方から夜にかけて滞在し、実際の星空観察も体験する
- スタッフに質問しながら天文学の知識を深める
- 季節ごとに訪れて、異なる星座や天体現象を観察する
まとめ
「なよろ市立天文台きたすばる」は、国内トップクラスの星空観測ができる素晴らしい施設です。アクセスは車が便利ですが、公共交通機関でも訪れることができます。料金も比較的リーズナブルで、高校生以下は無料なので、家族でのお出かけにもピッタリです。
混雑を避けたい方は平日の昼間、本格的な星空観察を楽しみたい方は晴れた夜を選ぶと良いでしょう。事前に天気や特別イベントの情報をチェックして、最高の天体観測体験を楽しんでくださいね!
「星を見るのは、過去を見ること。その光が地球に届くまでの時間を考えると、私たちは常に過去を見ている。それでも未来を夢見る。それが人間の素晴らしさだ。」 – カール・セーガン
案ずるより産むが易し!新しい体験に踏み出す一歩が、あなたの宇宙を広げるきっかけになるかもしれませんよ。皆さんの素敵な天体観測ライフを応援しています!