『ミーミルメディア』編集長のしげっちです。今回は「TEPCO 未払い料金のご確認」というメールについて一緒に見ていきます。
件名だけ見ると「え、電気代払ってないの?」とドキッとしますよね。でも焦って動く前に、まずは落ち着いて内容を確認していきましょう。
届いたメールの概要
今回届いたのは、東京電力エナジーパートナーを名乗る「未払い電気料金のお支払い」を促すメールでした。件名には管理番号のような数字が入っていて、いかにも公式っぽい雰囲気に仕上がっています。
本文には請求金額として5,931円(税込)、対象は2026年6月分の電気料金、支払期限は2026年7月3日と書かれていました。期限がメールを受け取った当日という点も、読み手の不安を煽る仕組みのひとつかもしれません。
差出人名には東京電力エナジーパートナーという表記が使われていましたが、実際の送信元アドレスや文字づかいには不自然な点がいくつも見られました。件名や本文の中に、通常では使われないような記号が混ざっていたのも気になるところです。
メール本文に書かれていた内容
本文中には「お支払い手続き画面へ(公式サイト)」というボタンがあり、クレジットカードやコンビニ、銀行振込を選んで支払うよう案内されていました。【URLは一部伏せています】としていますが、そのリンク先は東京電力の公式ドメインとは異なる文字列で構成されていました。
また「既にお支払い済みの場合は、本メールを破棄してください」という一文も添えられていました。こういった一言、実は世の中に出回っているフィッシングメールでもよく見かける定番の表現なんです。
本文の最後には「本メールは送信専用アドレスからお送りしています」という一文もあり、返信で問い合わせできないように仕向ける作りになっていました。困ったことがあっても、このメールに直接返信して確認することはできない仕組みです。
怪しいと感じるポイント
実は東京電力エナジーパートナー自身が、同様の未払い料金メールについて公式サイトで注意喚起を行っています。フィッシング対策協議会でも、東京電力をかたる詐欺メールについて過去に何度も報告が上がっていました。
今回のメールにも、怪しいと感じるポイントがいくつかありました。
- 件名や本文に不自然な記号が混在
- 支払期限が届いた当日に設定
- リンク先URLが公式と異なる
- 過去にも似た事例が報告済み
- 金額が小さく警戒しにくい設定
こうした特徴が重なると、迷惑メールやフィッシングの可能性が高まります。一つひとつは小さなサインでも、組み合わさるとかなり気になるものですね。
とくに金額が5,931円という、いかにも実在しそうな細かい数字になっている点は、受け取った人に「本当にあるかも」と思わせるための工夫のようにも見えます。大きすぎない請求額を使うのも、こうしたメールによく見られる特徴のひとつです。
リンクやボタンを押す前に確認したいこと
まず大事なことをひとつお伝えします。メール内のリンクやボタンは押さないようにしてください。
本文中のURLも一部伏せていますが、送信元アドレスや文字の乱れも合わせて確認したいポイントです。ボクなら、まずメール全体をよく見て「本当にTEPCOっぽいか」をじっくりチェックします。
差出人アドレスが公式のドメインになっているか、件名に不自然な記号が混ざっていないか、日本語の言い回しがおかしくないか。この三つを見るだけでも、モヤモヤした違和感がスッキリ整理できることが多いです。
本物か不安なときの確認方法
本物か迷ったときは、メールのリンクからではなく、必ず別の方法で確認しましょう。公式アプリや公式サイトから直接確認するのが安心です。
具体的には「くらしTEPCO web」など公式サイトを検索して直接アクセスし、料金の状況を見てみてください。契約中の支払い方法、口座振替やクレジットカードの履歴を見れば、未払いがあるかどうか一目で分かります。
それでも不安な場合は、東京電力エナジーパートナーのカスタマーセンターへ直接電話するのも良い方法です。電話番号もメール内のものではなく、公式サイトに載っている番号を使ってくださいね。
クリックしてしまった場合の対処法
もしすでにリンクを開いてしまっていても、慌てなくて大丈夫です。まずはブラウザを閉じることから始めましょう。
ID・パスワードを入力してしまった場合は、公式サイトから該当アカウントのパスワードを変更してください。同じパスワードを他サービスでも使い回している場合、それらも合わせて変更しておくと安心です。
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社へ連絡し、利用停止や再発行の相談をしましょう。身に覚えのない請求が後から出てきた場合も、同様にカード会社へ確認するのが安全です。
不審なファイルをダウンロードしてしまった場合は、端末をウイルス対策ソフトでスキャンしておくと安心です。少し手間はかかりますが、一度確認しておけば気持ちもスッキリしますよ。
しげっち焦る内容ほど、一度立ち止まって確認したいね
不安なときほど公式画面で確認を
今回のような未払い料金メールは、東京電力エナジーパートナーからも注意喚起が出ているタイプの内容でした。金額が小さく緊急性を感じさせる作りになっている点も、少し引っかかるところです。
皆さんも似たようなメールを受け取ったら、リンクは開かず、公式サイトやアプリ、カスタマーセンターで直接確認してみてくださいね。案ずるより産むが易し、まずは一歩確認から始めてみましょう。










